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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > TRUMPET, FLUGELHORN, CORNET【Freedom Paper Sleeve Collection vol.4 60年代から70年代にかけ、沈滞したジャズ・シーンに新たなる生命を吹き込ん だインディペンデント・レーベルFreedomのUK Polydor原盤による復刻第4弾!】CD CHARLES TOLLIVER チャールズ・トリヴァー / THE RINGER ザ・リンガー
商品詳細
★昨年(2020年)13年振りとなるニュー・アルバムをリリースし、その健在ぶりを世に知らしめた元祖スピリチュアル・ジャズ・レーベルStrata-Eastの創立者、チャールス・トリヴァーが1969年にロンドンに残した記念すべきデビュー・アルバム!

★「彼のコルトレーン・ジャズへの傾斜、それは当アルバム2曲目のオン・ザ・ナイルで明白である。荘厳とも言えるこの曲のオープニング部分に於いて、聴き手はすでにあのコルトレーン・モードの世界へと導き入れられよう。けれどここに聞かれるのは決してコルトレーン・ジャズの模倣ではなく、トリヴァーによるコルトレーン・モードのたくみな利用といった方が正しいだろう。アドリブ部分に於いても、えも言えぬ6/4のリズムに乗ってトリヴァーとカウエルがコルトレーンとタイナーに挑戦しており、その二人の情念はC&Tを鏡で眺めたごときT&Cの熱い世界を創り上げて立派である。〜多くのジャズ・ミュージシャンの中でも彼が特に注目され話題とされるのは、NEWを目指しながらもジャズの伝統から足を離さなかったこと、NOWを目指しながらもポップに堕落しなかったこと。この2つが重要なファクターとなっているからであろう。このアルバム最終曲スパーに於ける彼の好演が何よりもよくそのことを物語っている。ブラスそのものとも言えるトリヴァーのアドリブは、理屈抜きでジャズの楽しさを伝えてくれるが、そのトリヴァーもさることながら、筆者は彼に先だつカウエルのエクスタシーとも呼べる6コーラスのアドリブだけの為にもこのアルバムを手に入れたであろうことを告白しておこう
・・・・久保田高司(前回発売時ライナーより)

1, Plight プライト
2. On The Nile オン・ザ・ナイル
3. The Ringer ザ・リンガー
4. Mother Wit マザー・ウィット
5. Spur スパール

CHARLES TOLLIVER チャールズ・トリヴァー(TRUMPET)
STANLEY COWELL スタンリー・カウエル(PIANO)
STEVE NOVOSEL スティーヴ・ノヴォセル(BASS)
JIMMY HOPPS ジミー・ホップス(DRUMS)

1969年6月2日 Polydor Studios, London 録音

*統一ライナーノーツ:片岡 文明
*オリジナル・デザインE式紙ジャケット

在庫有り
紙ジャケット仕様CD

【Freedom Paper Sleeve Collection vol.4 60年代から70年代にかけ、沈滞したジャズ・シーンに新たなる生命を吹き込ん だインディペンデント・レーベルFreedomのUK Polydor原盤による復刻第4弾!】CD CHARLES TOLLIVER チャールズ・トリヴァー / THE RINGER ザ・リンガー[MZCB 1434]

販売価格: 2,420円(税込)
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商品情報
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MUZAK

Freedom Records :
多くの問題作を提供してきた英国人プロデューサー、アラン・ベイツによってBlack Lion傘下で設立されたコンテンポラリー系ジャズを主としたレーベル。1960年代後半から70年代にかけてのもっとも充実した音楽表現として、低迷と沈滞に陥りがちだった当時の状況を見事に打破して、ジャズ・ミュージックの気息と律動と生命力を十分に発揚させ、その後のブラック・ミュージックやロフト・ジャズへの影響、そして現ジャズ・シーンへと繋がる功績は大きい。50タイトルほどのカタログを有し、その中にはレーベル設立以前にアラン・ベイツがPolydor、Debut、Fontanaなどで関わったアルバムの権利を後に買い取ったものも含まれる。「フリージャズの爽快感を知らずにジャズを聴き続けるのは楽しみを半減、いや、四分の一に減らす。もったいないことだ。ぜひこの作品を聴いた方は、平原のように広がっているFreedomの自由な園へ足を踏みこんで欲しい」・・・・瀧口譲司(ライナーより)