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エリック・アレクサンダーも絶好調!力強くも明快平易で親しみやすい、大衆娯楽路線に徹した清々しき直球リリカル・ハード・バップ世界!大豊作!!! CD JOHN DiMARTINO ジョン・ディ・マルティーノ / PASSION FLOWER - THE MUSIC OF BILLY STRAYHORN
01. Johnny Come Lately 5:17
02. Lush Life 4:20
03. Rain Check 4:19
04. Star-Crossed Lovers (Pretty Girl) 4:38
05. Isfahan (Elf) 6:57
06. Chelsea Bridge 5:59
07. Daydream 6:33
08. Passion Flower 4:51
09. U.M.M.G. 3:34
10. Blood Count 3:37 (ts-p duo)
11. Take The A Train 4:15
12. A Flower Is A Lovesome Thing 4:44 (solo piano)
13. Absinthe (Lament For An Orchid) 4:09
14. Lotus Blossom 2:35 (solo piano)
Eric Alexander (tenor saxophone except 02, 12, 14)
John Di Martino (piano)
Boris Kozlov (bass except 10, 12, 14)
Lewis Nash (drums except 10, 12, 14)
Raul Midon (vocal on 02)
エリック・アレクサンダーも絶好調!力強くも明快平易で親しみやすい、大衆娯楽路線に徹した清々しき直球リリカル・ハード・バップ世界!大豊作!!! CD JOHN DiMARTINO ジョン・ディ・マルティーノ / PASSION FLOWER - THE MUSIC OF BILLY STRAYHORN[SSC 4114]
★ヴィーナス・レコードの“ロマンティック・ジャズ・トリオ”のピアニストとして日本でもなじみ深い、ジョン・ディ・マルティーノによる、ビリー・ストレイホーン曲集。
★ジョン・ディ・マルティーノが初めてストレイホーンの楽曲に出会ったのは、まだ 15 歳の時だったのだとか。年上のいとこが紹介してくれたチェット・ベイカーとラス・フリーマンとによる“ラッシュ・ライフ”の演奏を通して、その世界への扉が広がったとのことです。マルティーノは、その後プロのミュージシャンになり、45年になりますが、ストレイホーンの音楽は、本質的なものとしてあり続けています。
★本作は、そんなマルティーノが、ストレイホーンによる14の楽曲を演奏した作品。メンバーはボリス・コズロフとルイス・ナッシュという鉄壁のリズム・セクションで、エリック・アレキサンダーをフィーチャーするワン・ホーン・カルテットを中心にした演奏。デューク・エリントン・オーケストラのジャングル・ビートをほうふつとさせる渦巻くようなグルーヴのオープニングを皮切りに、ミディアム~アップテンポのスウィンギーな演奏、またスロー・バラードまで、楽曲のエッセンスを活かした王道の演奏が展開されています。その中で興味深いのがM11のAトレこと、“Take The A Train”。テーマを提示することなく、コード進行に則ってのソロを各メンバーが披露、3分30秒あたりでテーマの断片がでてくる展開に思わず笑みが漏れるリスナーも多いでしょう。
★“A Flower Is A Lovesome Thing”“Lotus Blossom”といったソロ演奏の定番名曲は、その流儀にそった洒脱な独奏。また、ソウルフルなヴォーカルでブレイクしたラウル・ミドンをフィーチャーした“Lush Life”も味なもの。マルティーノはラウル・ミドンの最新作のピアノもつとめており、そうしたつながりにも興味深いものがあります。
★昨今パキート・デリベラと共にストレイホーンの音楽を演奏するマルティーノ。ニューヨークのタウンホールで行われたコンサートを観て感銘を受けたNeville Grusdが、エグゼクティヴ・プロデュースをつとめています。(新譜案内より)