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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > PIANO正にワンホーン・ハード・バップの権化!たる豪快明朗な突撃驀進が連続するさすが練達の会心ライヴ!!! 2枚組CD HAROLD MABERN ハロルド・メイバーン / THE IRON MAN : LIVE AT SMOKE
商品詳細
★80歳を越えてもなお精力的・多角的な大活躍を続ける正統派ブラック・モダン・ピアノのベテラン巨匠:ハロルド・メイバーン(1936年テネシー州メンフィス生まれ)の、お馴染みエリック・アレクサンダー(ts)をフロントに立てた鉄壁レギュラー・カルテットによる、今回はクラブ:Smoke(NYC)での絶頂ライヴ編・2枚組。
★歯切れよさと滑らかさ、或いは、重厚感と軽やかさを自ずと併せ持った、ある時は石、ある時は団子のような、何とも味のある、ニュアンスに富んだおいしいタッチのピアノが、メリハリを利かせつつソウルフル&ファンキーに朗々と吟醸節を唄って清やかな絵を飾り、肉太くも引き締まった旨味と端麗美溢れるトーンのテナーも、腰を据えて伸び伸びと豪快に「歌心の泉」たる本領を遺憾なく発揮して、雄渾かつ壮快な華を成した、理屈は抜きの超スカッとした晴れやか&おおらかな昂揚感がバッチリ満喫できる会心打内容。
★メロディアス&スインギーでブルース色も濃い、ひたすら王道を突き進む人情娯楽的ハード・バップ大会、が愉しげに展開され、開放感と力強いエモーションに満ちた順風満帆で洋々たる道程の中、メイバーン(p)やアレクサンダー(ts)の、真っ向勝負で悔いなく完全燃焼する、どこまでも嬉々溌剌としたソロ奮戦が、正に胸のすくようなこの上なく爽やかな盛り上がりを、豊作ぶりを呈してゴキゲンだ。
★メイバーン(p)の、さすが熟練してはいるが「枯淡」などとは全く無縁の、中々若々しくギラギラしたワイルド&エネルギッシュな覇気・闘魂をほとばしらせての黒いアーシー(或いはモーダル)・ダイナミック・アクション節、が実に生鮮・清新に冴え渡っていて快調無比で、一方アレクサンダー(ts)の、ハード・ドライヴ感満点のタフ&ストロングなスクリュー・アタック咆哮をひたすら流麗滑脱に轟かせて何とも嬉し楽しそうな、そのしっかり醸造されたウマみと明るくポジティヴな歓びのみなぎった吹鳴も、誠に頼もしい無双の横綱たる魅力を悠然泰然と放っており、文句なし。

Disc 1:
1. A Few Miles From Memphis (Harold Mabern) 7:32
2. I Get A Kick Out Of You (Cole Porter) 8:08
3. I Know That You Know (Vincent Youmans / Anne Caldwell) 4:48
4. I Remember Clifford (Benny Golson) (piano trio) 4:44
5. T-Bone Steak (Jimmy Smith) 9:28
6. Almost Like Being In Love (Frederick Lowe / Alan Jay Lerner) 8:49
7. Dear Lord (John Coltrane) 5:49

Disc 2:
1. Nightlife In Tokyo (Harold Mabern) 9:45
2. She's Out Of My Life (Tom Bahler) 9:03
3. How Insensitive (Antonio Carlos Jobim / Norman Gimbel) 10:29
4. Mr. P.C. (John Coltrane) (piano trio) 5:07
5. On A Clear Day (You Can See Forever) (Burton Lane / Alan Jay Lerner) 6:34
6. You Are Too Beautiful (Richard Rodgers / Lorenz Hart) 7:14
7. Rakin' And Scrapin' (Harold Mabern) 5:43

Eric Alexander (tenor saxophone except disc1-4, disc2-4)
Harold Mabern (piano)
John Webber (bass)
Joe Farnsworth (drums)

2018年1月7日ニューヨークシティのSmoke Jazz Clubでのライヴ録音

レーベル:Smoke Sessions

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

2枚組CD

正にワンホーン・ハード・バップの権化!たる豪快明朗な突撃驀進が連続するさすが練達の会心ライヴ!!! 2枚組CD HAROLD MABERN ハロルド・メイバーン / THE IRON MAN : LIVE AT SMOKE[SSR 1807]

販売価格: 2,450円(税込)
数量:
商品情報
Smoke Sessions

ジャズ界のアイアン・マン、ハロルド・メイバーン
エリック・アレキサンダーをフィーチャーした現代の「黄金のカルテット」ジャズマン・オリジナルからスタンダード曲まで、ハードバップ魂が満載。 NY での重量級のライブ・ステージが堪能できる大注目盤!!

■ジャズ界の「アイアン・マン(鉄人)」ハロルド・メイバーンの26作目のリーダー・アルバムが登場。スモーク・セッション・レコードからは4作目のアルバム。エリック・アレキサンダーをフィーチャーした同カルテットのライブ盤は1999年3月の東京原宿キーノートの録音以来、約20 年振りになる。

■2017年12月17日からNYのジャズクラブ、スモークで行われた「カウントダウン2018-ジョン・コルトレーン・フェスティバル」と題された「ハロルド・メイバーン・カルテット・フィーチャリング・エリック・アレキサンダー」の21日間連続のライブ。毎晩同カルテットにゲスト・プレーヤーが参加し、3セットに亘って演奏。本作は最終日1月7日(日)の61、62、63セット目のステージをライブ収録したもの。

■実はメイバーンが意図したライブ録音は2日前の1月5、6日(金、土)に終了しており(このライブ録音も後日発売予定)、1月7日にあえて録音する必要はなかったが、メンバーはライブ録音というプレッシャーもなくリラックスした雰囲気の中でいつものお気に入りの曲を演奏。収録された曲の出来がどれも良いので本作の発売が先行されたとのこと。

■テナーのエリック・アレキサンダーは1987 年からメイバーンに師事し、エリック・アレキサンダーとの同カルテットはもう30年近く続いている長寿グループ。まさに現代のコルトレーン、マッコイ・タイナー、エルヴィン・ジョーンズの「黄金のカルテット」を彷彿とさせるグルーブである。ドラムスのジョー・ファンズワースはエリックと同じウイリアム・パターソン
大学の盟友で白人ドラマーとしてトップクラスの人気と実力の持ち主。白人ベーシストのジョン・ウェバーもナット・リーブスと共に同グループで長年活躍している。

■収録曲はエリック・アレキサンダーのカルテットでもよく演奏されるお馴染みの曲ばかり。オープニング曲の“A Few Miles From Memphis”は1968 年にプレスティッジレコードから発売されたメイバーンのデビューアルバムのタイトルチューン。他にもリー・モーガンとの共演で有名な“Rakin’and Scrapin’”他メイバーンのオリジナル曲が全3曲。ジャズマン・オリジナルやスタンダード曲、エリック・アレキサンダーが良くライブで披露するマイケル・ジャクソンの名曲“She’s Out of My Life”がエリック・アレキサンダーの珠玉のバラード演奏で収録されている。

■今年82 歳のメイバーン、そのプレイはファンキーで年々若返っているようだ。ある時はウイントン・ケリーのように、またある時はマッコイ・タイナーのように。もちろんメイバーンはワン・アンド・オンリーのピアニストである。ソロの合間に別な曲のフレーズがどんどん出てきて湧き上がるアイデアと情熱には頭が下がります。日本には毎年コンスタントに自己のトリオで来日しており、その健在ぶりを証明している。ジャズ界の「アイアン・マン」には目が離せない。(新譜案内より)