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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > TENOR SAXモーダル・アグレッシヴかつジューイッシュ・エキゾティックな哀愁とガッツ溢れるスカッとした硬派ハードボイルド・アクション世界! CD OMER AVITAL QANTAR オメル・アヴィタル カンター / NEW YORK PARADOX
商品詳細
依然意気軒昂な快進撃の続くお馴染みイスラエル出身の人気個性派ベーシスト:オメル・アヴィタル(1971年イスラエルのギヴァタイム=Givatayim生まれ)の、本盤は、先年の第1作が好評だった、2サックス&ピアノ&ドラムとのレギュラー・クインテット:Qantarによるアルバム2作目。強烈に跳ねのいい、ひたすら勢いよく歯切れよくビンビンにバウンド躍動し続けるドライヴ感満点のベースや、カラッとドライ&シャープそして瞬発力抜群にシャキシャキとノリにノッたリズムを叩きまくるドラム、らの猛攻に頼もしくプッシュされながら、ダイナミック&アグレッシヴに勇ましく吠えるタフネスみなぎったサックス陣の大進撃や、骨太く鋭角で堅牢かつ端正なストーン・タッチ・ピアノの哀愁漂うリリカル・ブルージー弾奏、が実に精悍で凛とした濃い口の華を堂々成してゆく、全体を通じ迫真のパワー&エネルギー加えてパッションが生々しく伝わって来、スカッと壮快な昂揚感が満喫できる敢闘内容。今日流のストレートアヘッドなモーダル・ハード・バップに、ジューイッシュ或いは中東系特有のエキゾティズムやスピリチュアリティが多々加味された感じの、一貫してポジティヴな威勢と生鮮この上なき熱血エモーションがほとばしる超イキのいいストロング・アクション奮戦が、開放感も一杯に清々しく溌剌と繰り広げられ、苦味走ったハードボイルドな剛健勇猛さと、吹き抜ける青嵐の如き晴れやかさ・朗々さ、を併せ持った屈強にして爽やかでさえある道程の中、各人の、悔いを残さず伸び伸びと完全燃焼するアドリブ活躍がおおらかに、テイスティー&エキサイティングに豊饒なる盛り上がりを見せて、全く痛快、胸のすく思いだ。Yuria(ts,ss)の、コルトレーンの流れを汲む獰猛激烈な野獣的攻撃性と独特のエスニック・カラーをミックスした、執拗に突っ掛かってゆくようなワイルド咆哮や、Levin(ts)の、分厚くブットいヘヴィー・トーンも迫力充分に、モーダル・パッショネートさもある反面、純正ハード・バップ的な渋いブルージー傾向や穏やかで安らいだマイルド風味のフォーキー牧歌調、といった幾分か優しめ吟醸筋のアプローチも豊富に盛り込んでくる中々懐深い滑脱ブロウ展開、そしてLadin(p)の、あくまでキッチリと抑制を利かせて結構センスのいい都会的正統路線の行き方にほぼ終始する、節度と品格を保ったジェントルなメインストリーマーぶり、更にはアヴィタル(b)の、ウォームで濃厚な情魂味を湛えた歌心溢れる敏活ウォーキング妙技など、ソロの見せ場は極めて充実しており、しかもそうしたそれぞれの突出個性爆裂なリアル隆盛具合を示しながら、トータルとしては十全にスタイリッシュされてもいる、という音空間形成のあり様、グループ・サウンドのあり様は卓抜。

1. Shabazi
2. Zohar Smiles
3. New York Paradox
4. Just Like The River Flows
5. It's All Good (Late 90s)
6. Today's Blues
7. C'est Clair
8. Bushwhick After Dark

Asaf Yuria (tenor saxophone, soprano saxophone)
Alexander Levin (tenor saxophone)
Eden Ladin (piano)
Omer Avital (bass)
Ofri Nehemya (drums)

NYブルックリン-ブッシュウィックのWilson Live!(オメル・アヴィタル自身のスタジオ)録音
2020年作品

レーベル:Jazz&People (Zamzama Records原盤)

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見開き紙ジャケット仕様CD



モーダル・アグレッシヴかつジューイッシュ・エキゾティックな哀愁とガッツ溢れるスカッとした硬派ハードボイルド・アクション世界! CD OMER AVITAL QANTAR オメル・アヴィタル カンター / NEW YORK PARADOX[JP20ZM 003]

販売価格: 2,380円~2,520円(税込)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
仕様:
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商品情報
JAZZ & PEOPLE

イスラエルを代表し、確固とした活動をみせるオメル・アヴィタル
レギュラー・グループQantarでの第二弾
ジューイッシュとしてのアイデンティティ、中東発のグルーヴと哀愁、ジャズ・オリジナルな形を提示するオメル・アヴィタル・サウンド。ブルックリンに創った自身のスタジオ空間Wilson Live!での生な演奏

★イスラエル出身、自国での地位はもとより、NY、ヨーロッパでも確固とした活動をみせるアーティスト、オメル・アヴィタルのレギュラー・ユニット、Quantarでの第二弾作品。

★Asaf Yuria, Alexander Levin という若手 2 人をフロントに、Ofri Nehemya をドラマーにして録音された『Abutbul Music』を経て、Yonathan Avishai から Eden Ladin にピアノが変わったのがこのクインテット。5 人のミュージシャンは、単なるバンドとしてのつながりを超え、食事し、お茶をのみ、話、アイディアを交換し、日常生活の喜怒哀楽を共にしてきたとのこと。そして演奏活動をたび重ねて 3年あまり、この録音につながりました。

★演奏は、The オメル・アヴィタル・サウンド。中東ユダヤ系のモロッコ人の父親とイエメンの母親の間に生まれたオメル。そしてすべてのメンバーは、同じイスラエル生まれのミュージシャン。中東のエキゾチズムと哀愁あふれるメロディ、渦巻くような強力なグルーヴ感、そして、伝統に根ざしたジャズの語法/ブルーズと、ハーモニー・センス・・・それらがハイブリッドに混ざり合ったサウンドは、唯一無二のものとして、シーンに既に提示されていますが、本作ではバンドとしての充実度の高さがあらわれます。

★レコーディングは、NY ブルックリン、ブッシュウィックにあるオメル・アヴィタル自身のスタジオ / クラブ / ラウンジ、Wilson Live! にて。オメルにとってはもちろんのこと、メンバーにとっても、ことあるごとに集まって、演奏する、勝手を知りつくした場所。傑作『New Song』でも収録された“Shabazi”をオープニングに、90年代、混迷の時期に作曲したという“It’s All Good (Late 90s)”、2010年あたりに作曲したブルーズナンバー“Today’s Blues”、また、先だって発表された朋友とのYes Trioの新作にも収録された “C’est clair”など、楽曲もオメル・アヴィタルの演奏/活動経歴を語るようなナンバーを多く収録しているところも魅力的。

★いつものメンバー、いつもの場所で、セパレーションのない一つの空間で、編集もなく、修正もなく、ギグとまったく同じように演奏したものを収録したという 【生のグルーヴ 100%】の8トラック。演奏が興にのっていることを示すなによりの証拠ともいえるオメルのかけ声も収録!!

★NYのシーンにイスラエル独自のジャズ/音楽を提示し、切り拓いたパイオニアならではの貫禄も感じる一作が登場です。(新譜案内より)