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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)折り目正しく耽美的でロマネスクなトリオ・インタープレイが瑞々しい映えを見せる哀愁詩情編 CD ATZKO KOHASHI - TONY OVERWATER - ANGELO VERPLOEGEN 小橋 敦子 他 / VIRGO
商品詳細
★5歳でクラシック・ピアノを始め、慶応義塾大学在学中に学生ビッグ・バンドで頭角を現し、1994年から2001年までニューヨーク滞在、スティーヴ・キューンに師事し、帰国後は首都圏のジャズ・シーンで活動、2005年にオランダへ移住し、以来アムステルダムに本拠を置いて益々精力的に活躍、アルバムもP.J.L.、Trptk、What's New、ToniQ、Cloud等からコンスタントに発表して高い評価を得てきた、中々ユニークな個性を持つ日本人女性ピアニスト:小橋敦子の、本盤は、オランダの腕利き猛者二人、フリューゲルホーンのAngelo VerploegenとベースのTony Overwater、との連名トリオによるスタジオ・ライヴ趣向の快作。

★折り目正しく耽美的で陰影濃くキレのある、非常にニュアンス豊かなピアノのしっとり潤んだような鳴動を中心に、ウォームでいてハズみ跳ねるように躍動するベースや、まろやかさとハキハキしたシャープネスを交差させつつ結構ダウン・トゥ・アースに吟醸的ソウルを唄い上げるフリューゲル、らも当意即妙の按配で絡み込んで、奥深く味わいに富んだ哀愁じんわりの抒情派ポエム世界を確固と、かつどこまでもきめ濃やかに描き出した好演内容。

★バラード型のコンセプトを基本としながら、鋭敏なアクティヴさ〜機動力やダイナミックなグルーヴ感にも決して事欠かない、一貫して旋律美や詩情を大切にしたロマネスクなリリカル指向の行き方が繊細に、それでいて揺るぎない力強さをもって紡がれてゆき、何げにわりかしブルース色も濃い優しく親しみやすめの旨口な道程の中で、各人の、腰も据わった落ち着き&余裕あるアドリブ・プレイが余情豊かに冴え渡って快調だ。

★小橋(p)の、時折妖しい(ダークな)瞑想感を仄めかすところもあるが、しかし大凡は平易でわかりやすい、そして香り高いメロウな浪漫溢れる端麗フレージングが、とりわけ傑出して懐の広い、中々幽遠なる独自の妙味を際立たせており、一方、Overwater(b)の、強力にバネとコクを利かせてバウンド跳躍する饒舌アクションや、Verploegen(flh)の、ハートフルでおおらかな牧歌性と熟成されたブルージーな渋味を併せ持ったメランコリック・ブロウ、もそれぞれブレなく鮮やかに魅力を放って好インパクト。

01. The Village Of The Virgins (5:03)
02. Beauty And The Beast (4:44)
03. First Song (6:53) (piano & bass duo)
04. Peau Douce (3:13)
05. Virgo (6:13)
06. A's Blues (3:08)
07. La Pasionaria (5:16)
08. Yi Jian (4:40) (piano & bass duo)
09. Hermitage (5:59)
10. Ballad For Che (3:24)

小橋 敦子 Atzko Kohashi (piano)
Angelo Verploegen (flugelhorn except 03, 08)
Tony Overwater (bass)

2018年3月29日オランダ録音
(Jazz in Motion JIM 74714原盤)

在庫有り
CD


折り目正しく耽美的でロマネスクなトリオ・インタープレイが瑞々しい映えを見せる哀愁詩情編 CD ATZKO KOHASHI - TONY OVERWATER - ANGELO VERPLOEGEN 小橋 敦子 他 / VIRGO[YZSO 10123]

販売価格: 2,300円(税込)
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