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ホーム本、書籍、雑誌書籍  黒田 恭一 著 / 黒田恭一コレクション VOL.2 「ぼくだけの音楽 2」
商品詳細
★読めば音楽が愛おしくなり、そしてたまらなく聴きたくなる・・・・
伝説の音楽案内人、黒田恭一が残した珠玉のエッセー集第2弾。

★ジャンルを越え、時代を超えた音楽家たちのポートレートであり、ユ二ークなディスクガイドでもある。しかしこれはなによりも、音楽そのものに触れる喜びを示し、音楽そのものに誘ってくれる、音楽好きのための本なのである。読めば必ず、もっと音楽が好きになる! (メーカー・インフォ)

目次:
ジョージ・セル 
コニー・フランシス 
ミシェル・ルグラン 
ルチア・アリベルティ 
マイルス・デイヴィス 
ルイ・アームストロング 
ヘレン・メリル 
ブルーノ・ボゼット 
バーブラ・ストライザンド 
荒木一郎 
グレン・グールド
ジャッキー・グリースン
佐藤允彦
アマリア・ロドリゲス 
カール・ベーム 
メル・トーメ 
・・・他全43アーティスト

●黒田恭一コレクション第1弾【ぼくだけの音楽 1】ブック・レヴューより

★十代の頃の私が最も身近に感じた評論家のひとりである。この音楽を聴いて何を感じてきたか、何を感じているかを重点的に記述することによって、読者がその音楽を聴く以前から、読者に感動を与えるような筆致である。これから音楽にのめりこんでいくであろうファン予備層を育成するエッセイと言える。約20年振りに読み返してみて、そう再認識した。本誌とは音楽の接点が少ないが、音楽とその人を感じる喜びは伝わるはずだ。
・・・レコードコレクターズ11月号
★文章は温和で柔らかく、読者にも優しい。音楽家のプロフィールをきちんと示す一方で、出自や活動の背景へと目を向けつつ、著者のとまどいや驚きが率直に記される。批判めいたことは、ほとんど書かれていない。いろんな雑誌に原稿を書いたために、なかなかまとまった評論集の形にならなかったということを含め、今野雄二さんのことを想起させる。そして、読み進めるうちに、その核の部分には、“権威”や、先入観への反発があることに気づく。最後の1編は、28年に生まれたチェコ・スロヴァキアの女性チェンバロ奏者を取り上げる。取材の場で、なぜピアノではなくチェンバロを弾くのかを問うた黒田への返答は、読んでいるだけで背筋が伸びる。戦争と差別、その後の生き方、当事者とのコミュニケーションといった、今なお深刻に考えなければならない問題を、自ら道化として、読者に差し出す。・・・ミュージックマガジン10月号
★20年という時間の流れをまったく感じさせない視点と穏やかでていねいな文体は、めまぐるしく音楽が消費される現代にこそ読まれる価値がある。そんな再版に際しての想いがページをめくるたびに立ちこめてくる好企画。今から続刊が楽しみだ。・・・Digi Fi19号
★「好きな音楽家のことを、気心の知れた友だちと語りあうのは楽しい。」あとがきのこの一文こそ、この作品の本質である。〜ただウンチクや自慢をひけらかすわけではない、それはかながら楽しい思い出語り。彼の話を聞くと思わずその音楽を聴いてみたくなる。ところで彼自身ドラクエファンとして有名だからか「すぎやまこういち」の章はいやに力が入っているように思えた(笑)。そう、この章に限らずだがすべての文に音楽愛が溢れているのだ。
・・・intoxicate#117
★1995年にオリジン社から発売した、すでに入手困難な本を底本に、装丁などを一新。柔軟な姿勢で幅広い音楽に向き合い、2009年に逝去した音楽評論家が、井上陽水、アストル・ピアソラ、ブルーノ・ワルターなど多彩な音楽家を穏やかな目線で描いている。音を奏でる人への愛に満ちた一冊。・・・CDジャーナル9月号
★2009年に71歳で死去した人気音楽評論家、故黒田恭一氏のエッセーや評論が、再出版やホームページで相次いで紹介され、再び脚光を浴びそうだ。発行人は「黒田さんの文章は古びることなく、音楽に触れる喜びを与えてくれる。できる限り紹介していきたい」と話す。・・・共同通信
★ジャンルを超え、時代を超えた音楽家たちのポートレートであり、ユニークなディスクガイドでもある。今だからこそ読みたい一書。・・・Stereo9月号

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書籍

書籍  黒田 恭一 著 / 黒田恭一コレクション VOL.2 「ぼくだけの音楽 2」 [MUZAK BOOK 2]

販売価格: 2,500円(税込)
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商品情報
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黒田恭一 Kyoichi Kuroda
1938年、東京・神田生まれ。早稲田大学在学中から雑誌や新聞等で、音楽を中心とした執筆活動を開始。その関心はクラシックからジャズ、ポップスなど音楽全般に広くおよび、また評論活動だけでなく「20世紀の名演奏」(NHK FM)はじめラジオやテレビの音楽番組の構成や解説も数多く手がけた。1999年からは東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールのプロデューサーをつとめた。書かれ、語られたその言葉を通じて、音楽をきく
ことの楽しみ、喜びを知った多くの人に惜しまれつつ2009年逝去。
くろださんのいるところHP: http://kyoichi-kuroda.jupiter.bindcloud.jp/