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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > PIANO熟練のワザが鮮やかに冴え渡る、リラクシングかつスリリングな至高デュオ・ライヴ会心打! CD Enrico Pieranunzi, Thomas Fonnesbæk エンリコ・ピエラヌンツィ、 トーマス・フォネスベック / Blue Waltz : Live At Gustavs
商品詳細
★円熟にしてチャレンジングな快進撃を続けるイタリアの抒情派ピアノ名匠:エンリコ・ピエラヌンツィ(1949年イタリアのローマ生まれ)の、今回は、N・H・O・ペデルセンに師事し、ラーシュ・ヤンソン・トリオやトーマス・クラウセン・トリオで辣腕を揮ってきた、今や北欧シーンを代表するエース・ベーシストの一人、トーマス・フォネスベック(1977年デンマークのヘルシンゲル生まれ)、とのデュオ・ライヴ(於コペンハーゲン)の模様を収めた一編。

★歯切れよさと滑らかさを兼備した端正なタッチのピアノが、一つ一つのメロディーを慈しむかのような、優しくも楽しげで溌剌としたリリカル・プレイをひたすら流麗に紡いで、何とも爽やかな華を成し、重厚でドライヴ感溢れる、そしてまた歌謡フィーリングにも富んだベースの、躍るが如き敏活でリズミカルな立ち働きも、コクのある渋い彩りを添えた、ダイナミック・グルーヴィーにしてホッと安心できる温もりに満ちた好演内容。

★両者の息もピタリとシンクロした、インティメイトな和み感と弾むようなノリのよさの絶えない、徹頭徹尾メロディアス指向のハートウォーム&スウィンギン快演、がイキイキと展開され、フォネスベック(b)の包み込むようなスケール感と柔和さを湛え、かつ、適度に意表を衝いてくる機略性・遊撃性にも長けた自在なサポート、にしっかり支えられ、また煽られながら、ピエラヌンツィ(p)の、肩の力を抜いて伸び伸びと得意ワザの披露に没頭する、といった感じの、一貫して自然体調子の嬉々たる意気に溢れたアドリブ妙演が、さすがの生鮮度と熟成度で冴え渡っており、全く見事。

★→力強くスピーディーなアクションで浪漫や小唄性を体現する、エヴァンスの流れを汲んだ躍動型のマイルド・フレージングや、より陰影深く心象風景の奥底へじっくりと降りてゆくような、内省感&ヨーロピアン・エレガンス漂う「孤高のピエラヌンツィ節」など、適宜メリハリを利かせてドラマティックに歩を進めてゆく、その悠々としたストーリーテリングは瑞々しい感動を一杯に齎し、実にアザやかだ。

1. Everything I Love (C. Porter)
2. Blue Waltz (E. Pieranunzi)
3. Come Rose Dai Muri (E. Pieranunzi)
4. Molto Ancora [per Luca Flores] (E. Pieranunzi)
5. All The Things You Are (J. Kern)
6. First Impression Last (Th. Fonnesbæk)
7. Miradas (E. Pieranunzi)
8. Si Peu De Temps (E. Pieranunzi)
9. Tales From The Unexpected (E. Pieranunzi)
10. Wimp (E. Pieranunzi)

Enrico Pieranunzi (piano)
Thomas Fonnesbæk (bass)

2017年7月14-15日デンマーク-コペンハーゲンのGustavs Bistroでのライヴ録音

レーベル:Stunt

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可能な限りお取り寄せいたします
CD


熟練のワザが鮮やかに冴え渡る、リラクシングかつスリリングな至高デュオ・ライヴ会心打! CD Enrico Pieranunzi, Thomas Fonnesbæk エンリコ・ピエラヌンツィ、 トーマス・フォネスベック / Blue Waltz : Live At Gustavs[STUM 21081]

販売価格: 2,380円(税込)
数量:
商品情報
STUNT

★ジャズ・ピアノの詩人エンリコ・ピエラヌンツィ、2017年コペンハーゲン・ライヴ!

■イタリアが生んだ現代最高峰のジャズ・ピアニスト、エンリコ・ピエラヌンツィの2017デンマーク・ライヴが、デンマーク・ジャズの老舗レーベルStunt Recordsより登場!

■パートナーに、ラーシュ・ヤンソン・トリオのメンバーとしても活躍する(2017年にもトリオのツアーで来日!)デンマークの敏腕ベーシスト、トマス・フォネスベクを迎えたドラムレスのデュオ。コペンハーゲン・ジャズ・フェスティヴァル2017の開催期間中に、コペンハーゲンの小さなレストラン「ゴスタウス・ビストロ(Gustavs Bistro)」で行われた2夜の素敵なライヴ。ピエラヌンツィのオリジナル曲を中心にコール・ポーターやジェローム・カーンのナンバーも挟み、フォネスベクの有機的なベース、ピエラヌンツィの詩的な旋律と心地よいインプロヴィゼーションが極上のくつろぎ空間を演出しています。(新譜案内より)