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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > GROUP2枚組CD HENRY THREADGILL ZOOID ヘンリー・スレッギル / IN FOR A PENNY,IN FOR A POUND
商品詳細
かつてはエアーやヴェリー・ヴェリー・サーカス、そして最近はこのZooid、と、ユニークなアンサンブルを率いて依然ラディカルに独自の、孤高のフリー・ジャズ探究を続けているスピリチュアル派アルトサックス(&フルート)のベテラン鬼才:ヘンリー・スレッギル(1944年イリノイ州シカゴ生まれ)の、ギター、チェロ、チューバ(orトロンボーン)、ドラムとの緊密ユニット:Zooidによる2枚組の力作。ダークな抽象性とアツい情魂味がバランスよく融け合った、リズミカル・ビート仕立ての硬派フリー・ジャズorフリー・ファンク的な熱演がノリよく展開してゆく、スリリングで昂揚感満点の敢闘内容である。ファンク調やエキゾティック風、チェンバー寄りや現代音楽寄りなど、スタイルも刻々と滑脱に違えながらの、しかし基本は結構舞踏的とも云えるノリのよさが堅持された、「グルーヴィー」で「エモーショナル」なイキイキとした行き方が続き、スレッギル以下各人の、腰の据わった伸びやかなソロ奮戦が、味わい濃厚に見せ場を分け合い、競い合ってゆく。キレよくパンチの利いたアルトサックスに、瞑想感を孕んだ奥深くも奔放なフルート、と、スレッギルのひたすらスピリチュアルでイキのいい活躍が中々華やかに際立っている他、Dvila(tb,tu)のソウルフルで何げにバピッシュでもある旨口妙技や、ホフマン(cello)の哀愁漂う半チェンバー的アプローチ、エルマン(g)の、アブストラクトに徹したような怪しく不穏な暗躍ぶり、Kavee(ds,per)のリズミックでいてワイルドな爆裂攻勢、といった辺りもそれぞれにインパクト強烈。長尺のトラックが多いが、さりげなくドラマティックな構成意匠(小組曲仕立てっぽい展開が見られたりとかも)や、アンサンブルの妙、も的確に揮われて、道筋には清新なスリルと興奮が絶えず、誠に密度の高い仕上がりとなっている。

Disc 1:
1. In For A Penny, In For A Pound (opening)
2. Ceroepic (for drums and percussion)
3. Dosepic (for cello)

Disc 2:
1. Off The Prompt Box (Exordium)
2. Tresepic (for trombone and tuba)
3. Unoepic (for guitar)

Henry Threadgill (as,fl,b-fl)
Jose Dvila (tu,tb)
Liberty Ellman (g)
Christopher Hoffman (cello)
Elliot Humberto Kavee (ds,per)
2014年12月8,9日録音

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします
2枚組デジパック仕様CD

2枚組CD HENRY THREADGILL ZOOID ヘンリー・スレッギル / IN FOR A PENNY,IN FOR A POUND [PI 58]

販売価格: 2,800円(税込)
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