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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > PIANO懐かしくも切ないセピア色のピアノ CD Robert Lakatos Trio featuring Gregory Hutchinson / SEPIA
商品詳細
★凛とした佇まいでありながら、切なさや優しさに満たされたピアノの音色はセピア色。カラフルな色に疲れた心が求める「忘れていた何か」がここにある。

●ロバート・ラカトシュ関連の作品はトリオが5枚でソロが1枚と、同郷ハンガリーの歌姫ニコレッタ・セーケのバックで4枚の合計10作品リリースしており、本作品“セピア”は澤野工房通算11枚目。ラカトシュのピアノには、愛情が宿っている。かといってセンチメンタリズムに溺れることなく、ときに理性的な突き放しや強い意志のような、音に込められた想いが伝わる。

★アルバムタイトル“セピア”は、ロバート・ラカトシュのピアノの音色を的確に言い当てている。粒立ちの良いピアノの一音一音が、陰影のある、モノクロームの淡い褐色をイメージさせる。セピア調の写真は劣化にともない白く明るい部分はだんだんと黄色に変化し、ダークな暗い部分はやがて赤褐色へと変化する。懐かしくもあり、切なくもあり、優しい気持ちにもなる。デジタルの発達した高度情報化社会である現代は、とても便利だ。相手に伝える手段もメールが中心。もはや昔には戻れないことは重々承知で、懐古趣味と言われればそれまでだが、たとえばお礼やお詫びなどは、想いがより伝わる手書きの手紙の温かさのような、ちょっとした心遣いが、誰しも嬉しいはずだ。この作品には、それがあるような気がしてならない。 ピアノトリオを聴き続けるのは、なぜだろうと自分自身に問いかけることもあるが、言葉が出てこない。結局のところ、脱近代というか、スマホを手放し、忘れていた何かを取り戻したい。言葉より重い、想い。その辺りかも。“セピア”は、それに相応しい。(Text by 前泊正人氏)

1. Scrapple from the Apple
2. Sepia
3. The Past
4. Shining -Improvisation-
5. The Good Life
6. It's All Right with Me
7. B. in B. -Improvisation-
8. I Remember Tomorrow
9. The Answer Came Late
10. Just in Time

Robert Lakatos (piano)
Christian Lakatos (bass)
Gregory Hutchinson (drums)
Gabor Bolla (sax #9,10参加)

2013年4月 録音

在庫有り
デジパック仕様CD
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懐かしくも切ないセピア色のピアノ CD Robert Lakatos Trio featuring Gregory Hutchinson / SEPIA[AS 139]

販売価格: 2,520円(税込)
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