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国内盤CD GUNTER HAMPEL QUINTET ギュンター・ハンペル・クインテット / HEARTPLANTS ハートプランツ
60年代ヨーロッパ・モード・ジャズならではの硬質で昏く妖しいメディテイティヴ世界が乾いたタッチで活写される清新ソリッド・ビター傑作、待望の再CD化! [CDSOL 3602]

販売価格: 2,100円(税込)

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★1950年代後期より活動してきたドイツ・フリー・ジャズの急先鋒=主力のヴィブラフォンの他、各種管楽器やピアノをも自在に操るマルチ奏者:ギュンター・ハンペル(1937年ドイツのゲッティンゲン生まれ)の、これが初リーダー作となった、アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ(p)やマンフレート・ショーフ(tp)ら後の大物達が顔を揃えたクインテットによる、1965年1月30日旧西ドイツ-フィリンゲンのSABAスタジオで吹き込まれた傑作(SABA SB 15 026)の久しぶりの再CD化。

★トランペットがスモーキーかつパッショネートに唸り、フルートが涼やか或いは瞑想的にさえずり、ヴィブラフォンがクール・ダイナミック&メタリックに起伏を描き、ピアノが石のような硬質感をもって突進、そしてベース&ドラムが中々猛烈にスイングする、という、この時代ならではのモード・ジャズやスピリチュアル・ジャズの道筋とよりアブストラクトなフリー・ジャズ・タイプのインプロヴィゼーションの間を行きつ戻りつする(基本メインは前者)迫真スリルに満ちた熱演、が精悍軒昂に繰り広げられてキレ味鋭く興奮させられる、鮮度抜群の瑞々しいクリーンヒット内容。

★全体を通して見るとフリー系の色合いよりも1960年代流モード系ハード・バップのカラーが勝った印象の、しかしヨーロッパの進歩派ジャズ特有の昏く妖しいソリッド・ムードが空間を貫く、カタギでないメディテイティヴ・アクションとも云うべきちょっとミステリアスな内省型スウィンギン演奏が、独特の乾いた感触で展開してゆき、完全なフリー・スタイルで演じられる#3にしても必ずしもヨーロッパ・フリーらしい実験的インプロヴァイズド・ミュージック傾向などは認められずあくまで情魂を感じさせる正統派"フリー・ジャズ"の文脈で歩が進められる、といった風に、総じてハンペル流の60年代モード・ジャズ世界が結構真っ向勝負で歯切れよく描破されるのがあらましだ。

★そのハンペル(fl,vib)だが、金属打楽器としての堅牢性(+ヒンヤリした冷涼感)を前面に押し出したヴィブラフォンによる殺陣っぽいダイナミズム攻勢(年齢的には後輩格にあたるB・ハッチャーソンやG・バートンらの奏法も踏まえている模様)や、低音を唸り呻くように響鳴させる殊の外ユニークな地を這うフルート・プレイ、などでさすが唯一無二の妙味を揮っているものの、粗方のところ華々しい見せ場はショーフ(tp)やシュリッペンバッハ(p)に一歩譲っている感じがあり、自身はどちらかと云うとグループのトータル・ナヴィゲイターになりきっている趣がある。

★そしてショーフ(tp)やシュリッペンバッハ(p)の、ヨーロッパ・フリー派固有のビター&ドライでハードコアな強硬インプロが炸裂する場面も多々あるが、敢えて今の視点、今の耳でこれを遡って聴くならば随所に現出する彼らの意外とも云うべき正攻法のハード・バッパーぶりが逆に新鮮だったりもする、というのが率直な実感。

1. Heartplants (ハートプランツ)
2. No Arrows (ノー・アローズ)
3. Iron Perceptions (アイアン・パーセプションズ)
4. Our Chant (アワー・チャント)
5. Without Me (ウィズアウト・ミー)

Gunter Hampel ギュンター・ハンペル (flute on 1, 2, 3, 4) (vibraphone on 1, 3, 5)
Manfred Schoof マンフレート・ショーフ (trumpet except 5)
Alexander von Schlippenbach アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ (piano)
Buschi Niebergall ブシ・ニーバーガル (bass)
Pierre Courbois ピエール・クールボワ (drums)

1965年1月30日旧西ドイツ、フィリンゲン(Villingen)のSaba-Studio録音

レーベル:Solid ウルトラ・ヴァイヴ(Ultra-Vybe) MPS

●オリジナル発売年 1965年
●帯・新規解説付き、オリジナルジャケット使用

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2026年5月20日発売予定
国内盤CD

★MPS - このジャズが凄い MPS編 -

商品情報

★MPS - このジャズが凄い MPS編 -

★1965年、ドイツ。伝統から自由へと飛翔したインテリジェンスな響き。

★欧州フリー・ジャズの重鎮、ギュンター・ハンペルが1965年にSABAから放った衝撃のデビュー作。本作は、バップの様式美から解き放たれ、新たな表現を模索した欧州ジャズ史に残る傑作。

★再評価著しいモーダルな名曲「Heartplants」や「Our Chant」。フリーへの扉を開きつつも、欧州特有の知的で凛とした気品が漂い、心地よい緊張感の中で美しい旋律が躍動します。ビブラフォンの透明感あふれる響きと、変幻自在なアンサンブル。

★この「静と動」のコントラスト → 伝統の先にある、インテリジェンスな響きをぜひ体感してください。
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