商品詳細

「バップ+ちょっぴりファンキー」の見本のようなソリッド・スクエアーな粋渋ピアノと肉太く骨芯のしっかりした重厚なハード・ドライヴィング・テナーが和やかに見せ場を分け合うワンホーン・スタンダード演奏の理想形 CD SEAN FYFE ショーン・ファイフ / STEPPING STONES [CMR032924]

販売価格: 2,100円(税込)

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★以前、同Cellarレーベルのサム・カーメイヤー(g)のアルバムでキレのある個性を揮っていた、米ニューヨークでの活動を経て英ロンドンに拠点を移し成功を収めているというカナダ出身のピアニスト:ショーン・ファイフの、ヴェテラン・テナーサックス奏者:デイヴ・オヒギンズを始めとする英国の精鋭陣と組んだワンホーン・カルテットによる一編=スタンダード集。

★端正さと粗さ、或いは歯切れよさと滑らかさを表裏一体化させた感じのニュアンスあるストーン・タッチのピアノが、伝統的バップ・イディオムを根幹としつつモンク似の変則パーカッシヴ語法や玉転がし風の洒脱なファンキー節なども適所に織り交ぜて上手く興趣を散らし、トータルとしてはあくまでバップ・ピアノならではのダイナミズムと歌謡フィーリング+ブルース・スピリットに確固と裏打ちされたメロディック・スウィンギン・プレイ、を敏活かつ軽やかに紡いで何とも粋で渋い妙味を放ち、重厚でコクのあるハード・ドライヴィングなテナーサックスの咆哮も滋味たっぷりに花形役を担いきった、全般に座長であるピアノ者の芸風に象徴されるような"ソリッド&スクエアー"な趣を変らず身上とする徹頭徹尾オーソドックス指向の行き方、が貫かれてテイスティー・グルーヴィーにノセ、またホッと安心させてくれる堅実な好演内容。

★歌心とスイング感を何より大切にし、ブルース感覚やバップ魂も自ずと潤沢に備わった、メロディアスだが決して甘すぎず硬派ジャズらしい適度な苦味走り感や雄々しさ〜タフネスにも事欠かぬ、剛柔バランス絶妙のワンホーン・ハード・バップの理想形にしてスタンダード演奏の鑑たる、気さくそうでちょっぴり質素な人情味に溢れた大衆娯楽的リリカル・スインギー奏演が温もりもたっぷりに溌溂と、晴れやか&おおらかに展開され、終始一貫して親しみやすく入り込みやすいハートフルでエンターテイニングな明快旨口さの極み、とも云うべき道程が続く中、ベース&ドラムのカッチリ手堅くも芸の細かい機動力あるバックアップに頼もしく支えられ、また触発されながら、ファイフ(p)やオヒギンズ(ts)の全くブレるところなく骨芯の据わった正攻法勝負のアドリブ奮戦が、吟醸感も十二分の盛り上がりを呈して殊の外ゴキゲンだ。

★ファイフ(p)の、パウエルを出発点とするバップ派の本道的な殺陣の型っぽい陰影に富んだ鋭角アクションを基調とし、そこへ要所要所で「ファンキー」筋のブルージー小唄調フレージングを盛り込んで凹凸した道筋を滑らかにほぐし、時折転回としてモンキッシュなリズミカル奏法やハンコック・ライクなモード系力学節を挿入したりもするが、それもやがては手癖様に純正バップ文体へと戻ってゆく、という、そうした、決して奇を衒うことなくちょっと地味で質実剛健の趣さえ漂うストイックな弾鳴のあり様が余情豊かに確たる魅力を揮っており、かたやオヒギンズ(ts)の、先ず何よりその野太く分厚くヘヴィーな音響そのもののインパクトで圧倒し、しかし節度を心得リーダーであるファイフをしっかり立てた上で、ロリンズ、モブレー、デクスター辺りに底通する、そして時にはグリフィンをモーダル化したような攻めた行き方(但、コルトレーンとまでは行かない)にも推移する、そういうドッシリ泰然悠然と構えた身幅ワイドに渦巻くようなブローイングがまた芳醇この上なし。

1. Sweet And Lovely
2. Prelude To A Kiss
3. See Ya!
4. Just In Time
5. Stepping Stones
6. Skylark
7. Without A Song
8. Skitch

Dave O'Higgins(tenor saxophone)
Sean Fyfe (piano)
Luke Fowler (bass)
Matt Fishwick (drums)

2023年5月30日,31日Crescent Recording Studios(英国)録音
2024年カナダ作品

レーベル:Cellar Music (Cellar Live)

在庫切れ
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見開き紙ジャケット仕様CD

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