商品詳細

優しくマイルド&ハートウォーミングに哀愁を歌うアルトや小粋さの中に幾何学的硬質感を孕むピアノらが伸び伸びと本領を発揮する寛ぎスタンダード・セッションの逸品 SHM-CD LEE KONITZ, BRAD MEHLDAU, CHARLIE HADEN リー・コニッツ、ブラッド・メルドー、チャーリー・ヘイデン / ALONE TOGETHER アローン・トゥゲザー [UCCU 5964]

販売価格: 1,580円(税込)

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★白人クール派アルトサックスの最高峰名手:リー・コニッツ(1927年米イリノイ州シカゴ生まれ、2020年ニューヨークシティのマンハッタンで死去)の、これがBlue Noteへの初吹き込み並びにブラッド・メルドー(p)(1970年米フロリダ州ジャクソンヴィル生まれ)との初顔合わせとなった、チャーリー・ヘイデン(b)(1937年米アイオワ州シェナンドー生まれ、2014年カリフォルニア州ロサンジェルスで死去)を伴ってのドラムレスのオールスター・トリオによる、1996年12月21&22日ロサンジェルスのthe Jazz Bakeryでの公演の模様を収めた傑作ライヴ・アルバムの、初SHM-CD化。曲はスタンダードばかり。

★ふんわりした柔らかで丸みある人肌トーンのアルトが、飄々とあてどなく宙を浮遊してゆくような徒然散文詩(或いは一筆書きスケッチ)調子と、優しく洒脱に歌謡情緒を体現するブルージー・メロディック傾向、更にはヒンヤリ冷涼な感触をもってやや恬淡に様式美を表す独特のクールイズムの発露、などを融合しながらひたすら悠然と(達観したかの如く)波に乗り続ける感じのリリカル・インプロヴィゼーションを綴って、何ともハートフルかつちょっぴりミステリアスでもある雅趣豊かな華を成し、一方、イキな歌いっぷりと同時並行的に幾何学的メカニカルさも自ずと醸成する半パーカッシヴな硬質ピアノや、重心のしっかり据わった確たる安定感のもと勢いよくドライヴ&スイングしスピリチュアルに唄う温かなベース、らもアルトとのコントラスト鮮やかに遺憾なく魅力を揮いきった、全体としてはあくまで穏やかにリラックスしたムードのごく正攻法な抒情的快演の連続で、ホッと一息つかせてくれる安心の充実内容。

★落ち着いた和気あいあいの寛ぎ並びに緊密チームワークに貫かれた、メロディアス&ハートウォーミングな「歌物指向の本道」的行き方が愉しげに続き、座長コニッツ(as)の決して奇を衒うことなく自然体で堅気のスタンダード・セッションにとことん興じきる、といったイメージの、気力もイマジネーションも絶好調なイキイキとした舞い泳ぎ様〜熟練アドリブ至芸の卓抜なる冴え・キレを始め、銘々のマイペースで伸びやかに得意ワザを繰り出して揚々たるソロ・コーナーの大豊作ぶりに、美味しく心地よくハマらせてくれる。

★コニッツ(as)の、明朗で晴れ晴れとした直球型の哀愁小唄的アプローチに没頭して大いに和ませ、安堵させる反面、音そのもの(或いは無重力遊泳っぽい吹き様)に巧まずして顕れる只者でない独自の"妖しさ"が上手く奏効して、メロウ・テンダーな中にもシャープなサスペンスがふとよぎる、マイルドでいて絶妙の緊張感ある吹鳴キャラに軽々仕上がっていてさすが鮮麗この上なく(加えてどこか涼しげに軽く流すような王者の余裕と貫禄を感じさせる!)、また、メルドー(p)の、比較的温厚柔和なポエティック・プレイを紡ぎつつもどこかちょっとヒネクレたハード・メカニックさや打楽器性が時折顔を出す、ピリッとスパイスの効いた立ち働き、そしてヘイデン(b)の、ひたすら泰然自若の体を保って粛々と哀歓を映し出す幾分ストイックなその動静、も各々バッチリ濃厚に旨味&個性を放っていて、道程は極めて高密度。

1. アローン・トゥゲザー
2. ザ・ソング・イズ・ユー
3. チェロキー
4. 恋とは何でしょう
5. ラウンド・ミッドナイト
6. ユー・ステップト・アウト・オブ・ア・ドリーム

Lee Konitz リー・コニッツ (alto saxophone)
Brad Mehldau ブラッド・メルドー (piano)
Charlie Haden チャーリー・ヘイデン (bass)

1996年12月21日,22日米カリフォルニア州ロサンジェルスのジャズ・ベイカリー(the Jazz Bakery)でのライヴ録音(stereo)

レーベル:Blue Note Universal Music Japan

◎初SHMCD化
◎新規ミニ解説

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国内制作SHM-CD

商品情報

ライブ作品

★【ジャズ百貨店 New Standard編 2】

★精力的にアルバムを量産していた90年代のリー・コニッツが、世代を超えたドラムレス・トリオで得意なスタンダードをプレイしたライヴ盤。当時26歳のブラッド・メルドーとは初共演。スペースを充分に取ったバッキングの合間を縫って、コニッツは独創的なアドリブ・フレーズを次々に繰り出していく。
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