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黒々と濃厚に翳ったコク旨感と妖しく熱い情念っぽさ溢れるワン&オンリーのスピリチュアルかつパッショネートなダーク・プレイが冴え渡る無双傑作! CD MAL WALDRON マル・ウォルドロン / BLACK GLORY ブラック・グローリー [CDSOL 46371]

販売価格: 1,380円(税込)

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★独創肌ブラック・ピアノの巨匠:マル・ウォルドロン(1925年米ニューヨークシティ生まれ、2002年ベルギーのブリュッセルで死去)の、本盤は、ジミー・ウッディ(b)&ピエール・ファーヴル(ds)とのトリオによる、1971年6月29日旧西ドイツ-ミュンヘンのジャズクラブ:"ドミシル"での公演の模様を捉えた、Enjaレーベルの第1弾作品でもある傑作ライヴ・アルバム(Enja 2004 ST)、のCD化・新装再発版。

★硬質で重量感に溢れながら敏捷かつ鋭利に突き刺さるような、或いはえぐり込んでくるような風合いを呈した、陰影も濃い尖ったストーン・タッチのピアノが、例によって独特の妖しい情念を執拗に渦巻かせ、煮え立たせてゆく感じの、黒々と焦げたが如きコクをも漂わせつつアグレッシヴに躍動するスピリチュアル・アクション、もしくはメディテーショナル・アクションとも云うべき、エネルギッシュでありテイスティー・ブルージーでもあるダイナミック・プレイを屈強げに紡いで、極めてダークな、そしてしっかり醸熟感ある濃い口の華をちょっとミステリアスに泰然と成し、 一方、確固として力強く歯切れよく律動すると同時にゲリラ猛襲っぽくワイルドに攻め込んでもくるベース&ドラムの遊撃ぶりも、グルーヴと迫真スリルを的確に高めて結構武骨そうな魅力を際立たせた、全編ウォルドロン一流のジワリジワリと生々しく沸騰する熱情的幻影の音景色が高密度に描き出されてグイグイ引き込まれ、昂揚させられるさすが揺るぎない充実内容。

★暗く神秘的なパッションや情動の様、加えて伝統的ブルースに由来する十全に吟醸されたアーシー&ブラック・ソウルフルな趣、があくまでタフな逞しいストロングネス並びにダイナミズムをもって強壮に、アクティヴに体現される、唯一無双のウォルドロン流「情魂モード・ジャズ」熱演が決然として精悍軒昂に展開され、ウォルドロン(p)の、ウッディ(b)やファーヴル(ds)の突っ込みに上手く刺激され、触発されながら、しかし一切動じずブレるところのない強靭堅固さを顕示しての鍛え抜かれたアドリブ至芸が、シャープ&ソリッドにして輪郭の太い、骨芯の据わった雄渾たる冴えを、キレを見せて素晴らしい。

→アツく激しく燃え盛ってゆくエモーションのあり様をガキゴキと岩石の如く分厚いハードな轟きでもってひたすらパワフルに、躍動的に、そしてヘヴィーに活写するその、濃厚なスピリチュアリティとブルージー・ソウルに溢れ、不思議な夢幻性をも帯びた頑強この上ない筆運びにはただならぬ切迫感がみなぎり、理屈を越えた(問答無用っぽい?)圧倒的説得力があって、聴いているこちらはそうした独自のウォルドロン流儀の哀愁世界に否応なく引きずり込まれ、すっかり陶酔させられ、感動させられるという、他の追随を決して許さない一種求道めいたところのあるノワールかつ芳醇なストーリーテリングは全く卓抜だ。

1 M.C.
2 ジーク・ハイレ
3 ラ・グロワール・デュ・ノワール
4 ザ・コール
5 ロック・マイ・ソウル

Mal Waldron マル・ウォルドロン (piano)
Jimmy Woode ジミー・ウッディ (bass)
Pierre Favre ピエール・ファーヴル (drums)

1971年6月29日旧西ドイツ-ミュンヘンのjazzclub:"Domicile"でのライヴ録音
(原盤:Enja 2004 ST)
解説:杉田宏樹

レーベル:Solid ウルトラ・ヴァイヴ(Ultra-Vybe) Enja

◎最新リマスター
◎日本語解説書き下ろし
◎オリジナルジャケット使用

在庫有り
国内制作CD

商品情報

★エンヤ (ENJA)・オリジナル・アルバムズ・ストレイト・リイッシュー・シリーズ

Enjaの歴史はここから始まった!1971年6月に西ドイツのクラブ“ドミシル”で行われたマル・ウォルドロン・トリオのライヴを記録したEnja記念すべき初作品!マル〜ジミー・ウッディ〜ピエール・ファーヴルのスモーキーなトリオによる漆黒のジャズ世界!
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