北欧から本場ハーレムへ。若き才能とNYの名手たちが描く「現在進行形のハード・バップ」
本作は、単なる「北欧とニューヨークの交流」に留まらない、ハード・バップの正統な継承と洗練が最大の魅力。爽快なメロディ、躍動感あふれるスウィング・リズム、そして何よりも歌心に溢れたフレージングが全編を貫いています。
フィンランドの名門、シベリウス・アカデミーで運命的な出会いを果たしたドラマーのアレクシ・ヘイノラとベーシストのネイサン・フランシス。2023年末、ジャズの聖地ニューヨーク・ハーレムへ拠点を移した二人が、かねてより憧れていたシーマス・ブレイク、ピーター・バーンスタイン、アーロン・ゴールドバーグという第一線のマスターたちをフロントに迎え、奇跡のドリーム・クインテットを結成。
【ココに注目!】
◎名手達との流麗な交歓
フロント陣の演奏は、単なる「ゲスト参加」の域を超えています。シーマス・ブレイクのテナーサックス、ピーター・バーンスタインのギター、アーロン・ゴールドバーグのピアノが、若きリズム隊の熱量を引き立てつつ、第一線のマスターらしい余裕と流麗なソロを繰り広げます。
◎新旧ジャズ・スタンダードの融合
アルバム冒頭を飾るタイトル曲「Helsinki To Harlem」や、オリエンタルな響きを感じさせる「Tai Chi」など、彼らのオリジナル楽曲に加えて、ジョン・コルトレーンの「Lazy Bird」やジョー・ヘンダーソンの「Black Narcissus」といった名曲も収録。60年代のジャズが持っていた「熱気」を現代の感性でパッケージングしており、ジャズファンなら思わず膝を打つような選曲が光ります。
◎「ヴェルヴェット・スウィング」の正体
リズムセクションの演奏は、強固な推進力を持ちながらも、心地よい柔らかさ(ヴェルヴェットのような質感)を湛えています。ハーレムのジャズ・クラブで夜な夜な繰り広げられるセッションのような親密さと、スタジオ録音ならではの洗練を極めたしなやかな結束が見事に両立しています。
◎エンジニアリングが捉えた「空気感」
ニューヨーク州ハドソンバレーにあるインスブルック・レコーズ・スタジオで録音され、名手ローマン・クルンがミキシングとマスタリングを担当。アコースティック楽器の鳴りや、スタジオの親密な空気感までをも克明に捉えたサウンドを作り上げています。
1. From Helsinki To Harlem
2. Tai Chi
3. Edda
4. The Tower
5. Penguin And The Pelican
6. Lazy Bird
7. Shade
8. Black Narcissus
9. You Know I Care
Seamus Blake - tenor sax
Peter Bernstein - guitar
Aaron Goldberg - piano
Nathan Francis - bass
Aleksi Heinola - drums
録音:
Innsbruck Records Studio,
Beacon, New York,
2024年11月5日
■2026年作品
御予約商品 CD
入荷予定時期 : 2026年9月下旬 受注締切 :2026年8月30日
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