商品詳細

数量限定生産・輸入盤LP JOE LOVANO ジョー・ロヴァーノ / PARAMOUNT QUARTET (w./Julian Lage, Asante Santi Debriano, Will Calhoun)
リキみを解いて物憂くけだるく悠然と哀愁を映し出すテナーの濃やかなメランコリック・プレイが深山幽谷の趣を湛えた現代感覚溢れる風流編 [785 1811]

販売価格: 5,400円(税込)

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★円熟の好調ぶりが続くアメリカ進歩派メインストリーム・テナーサックスのヴェテラン大御所:ジョー・ロヴァーノ(1952年米オハイオ州クリーヴランド生まれ)の、今回は、ジュリアン・レイジ(ラージ?)(elg)、アサンテ・サンティ・デブリアーノ(b)、ウィル・カルホーン(ds)と新たに結成したカルテット=パラマウント・カルテットによるアルバム第1作。

★締まりとユルみが渾然一体化したリキみなげでまろやかな鳴り様を呈する中々ニュアンスにも富むテナーが、どこか達観したようにレイドバック感を絡めてアンニュイにメランコリーを歌ったり、重厚さやパンチを強めてハード・ドライヴィング&ダイナミックにアクション節を太く唸ったり、ソプラノやターロガトーに持ち替えてよりシャープにさえずり鳴くが如く憂愁を映したりアブストラクトな即興実験に勤しんだりと、紆余曲折はあるも大凡のところ脱力調子で半スモーキー&ビター・グルーミーに哀感並びに"ブルージー・ジャズ"ならではのグルーヴを描き出すことを先ずは根幹とした、けだるく物憂い抒情指向のリラクシング・プレイを綴って味わい豊かに華を成し、潤いと幾何学性の両輪で上手くアクセントをつけるコンテンポラリー肌ギター以下、リズム陣の瞬発力&遊撃力に長けた変幻自在の攻めたバックアップも迫真のスリル+サスペンスと今風のノリを的確に高めきった、全体を通じこのレーベル特有の妖しい浮遊感覚やメディテイティヴさと現代ポスト・バップらしいテイスティー・グルーヴィーさがバランスよく愉しめる、何げに冴えた高密度内容。

★キャッチーとは行かないまでも一定のメロディーの端麗さとうねうねトグロを巻くパルス状のノリのよさを旨とした、一種のリリカル・アクション的なスペイシー感漂う躍動型サスペンス世界が腰を据えてじわりと活写されてゆき、生々しくスリリングに躙り寄るデブリアーノ(b)&カルホーン(ds)や、清澄さと濁りを巧まず絶妙の按配で混在させる香味効果も抜群のレイジ(elg)、らの活躍もそれぞれ魅力たっぷりに際立つが、しかし何よりリーダー:ロヴァーノ(ts他)の、揺るぎなくデーンと構えつつ彼らサイド連に適宜触発される恰好で繰り出されるアドリブ妙技が、清新にして醸熟なる絶好調ぶりを見せていて一人勝ちの印象だ。

→リズミカルにノるバピッシュ・ファンク調トラックでのドライヴ感と粘着味の入り混じった勢いあるアーシー咆哮や、ややフリー寄りの局面における思索瞑想性と純粋抽象主義の掛け合わせインプロ、辺りもイイが、やはり今作での本領はバラード・コンセプト的行き方の中で聴かれる、奥深い心象風景を一筆書きスケッチするかのような細やかでいて悠然とした幽遠たる悲歌っぽい描写にこそ遺憾なく伸び伸び発揮されている感がある(しかもそれら幾多のアプローチがいずれもコク深い芳醇さにスッキリ収束しているところもさすがの円熟!)。これを静かに猛追するレイジ(elg)の耽美浪漫と記号性・信号性を併せ持った翳のある端正弾奏も光っている。

Side A:
1. First Song (Charlie Haden, Abbey Lincoln) 7:24
2. Amsterdam (Joe Lovano) 6:30
3. The Call (Joe Lovano) 5:44
4. Fanfare For Unity (Joe Lovano) 4:11

Side B:
1. Lady Day (Wayne Shorter) 7:59
2. The Great Outdoors (Joe Lovano) 6:38
3. Congregation (Joe Lovano) 5:36

Joe Lovano (tenor saxophone except A-2) (G mezzo-soprano saxophone or tarogato on A-2, A-3, B-2)(※ssとtarogatoは音色が似通っており判別困難)
Julian Lage (electric guitar)
Asante Santi Debriano (double-bass)
Will Calhoun (drums)

2025年2月フランス、ペルヌ=レ=フォンテーヌのStudio La Buissonne録音

レーベル:ECM

御予約商品
数量限定生産・輸入盤LP
入荷予定時期:2026年6月上旬 受注締切:2026年4月12日
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。

商品情報

ECM

ECMの静謐と重なり合う余白、ただそこに在る音。4人が紡ぐ「最高峰(パラマウント)」に宿る、新しい光の形。

★「演奏していると自然と魔法のような瞬間が次々と生まれ、演奏を重ねるほどその魔法のような感覚が強まる」とロヴァーノが語る、ジュリアン・ラージ(g)、アサンテ・サンティ・デブリアーノ(b)、ウィル・カルホーン(ds)と結成した最高峰のカルテットによる1stアルバム!

●ポーランドの実力派ピアノ・トリオ、マルチン・ボシレフスキ・トリオとのカルテット作品『オマージュ』からわずか1年でこのスーパー・カルテットでの新作を発表。

●カルテットの名前にある「パラマウント」とは、ある種の決意表明。「今の自分は上昇気流に乗っているような気がする。このカルテットと共に、私たちは独自の境地に到達した。それは非常に特別なことだ。まったく新しい試みだ。スタジオでマンフレート・アイヒャーと共にレコーディングをしている間、グループが絶えず進化していく様子に、私は本当に胸を躍らせた。それに、あの連中、本当に世界的な視野を持って演奏しているんだ!」とロヴァーノはコメントしている。メンバーは皆『パラマウント・カルテット』において、ジョー・ロヴァーノの広大な作品群に、印象的で冒険心あふれる新たな一章を刻む一翼を担っている。

●パラマウント・カルテットの結成は、2023年に開催されたプエルトリコのハリケーン被災者支援チャリティー・イベントで、ジョー・ロヴァーノがアサンテとウィルと初めて出会ったことがきっかけだった。3人はすぐに意気投合。ジョーは次のように語っている。「出会った瞬間、まるで生まれながらの親友のような感覚になることがある。ウィル、アサンテ、そして僕の間には、まさにそんなことが起きたんだ」。そこにジュリアンを加えることは、ごく自然な流れだった。というのも、ジョーとジュリアンは、2006年頃からバークリー音楽大学でジョーのアンサンブルの一員だった頃から、いつか一緒に何かをやりたいと話し合っていたからだ。すでに本カルテットは2024年2月にNYヴィレッジ・ヴァンガードでのデビューを果たしている。(メーカーインフォ)
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