★NYシーン第一線でリーダー&サイドとも超多忙に、多角的に活躍し、過去このBlue Noteから自己名義で3作品を発表して好評を得る他、精鋭ユニット:Out Of/Intoの中心人物としても英才を揮っていた現代主流派アルトサックス期待の星:イマニュエル・ウィルキンズ(1997年米ペンシルヴェニア州フィラデルフィア生まれ)の、今回は自身のレギュラー・カルテットを率いてのNYヴィレッジ・ヴァンガードでの白熱のライヴ編・その第1弾。
★キュッと鋭く引き締まっていながら軽やかにスイスイ泳ぐような流麗さも備える、精悍なパンチとソフトな丸みの合わさった味のある音色のアルトが、モーダル・バピッシュでアグレッシヴな速射砲撃的アクションを疾走感一杯にブチかましたかと思えば、柔和で優しいしんみりとした哀愁の歌い上げ様が奥深かったりするバラード妙演も絶品だったりと、緩急巧みで滑脱自在な躍動型メロディック・プレイをイキイキと敏活に綴って華やかかつ旨味ある見せ場を飾り、熱気を孕んだダイナミズム溢れるピアノや、忙しなくけたたましく攻め立ててくるドラム、手堅くも重厚にウネるベース、らの活躍も各々的確にツボにハマりきった、全体を通じ現代流ポスト・バップの正しい見本の如き悔いを残さぬ燃えっぷりが続いて、スカッと壮快に昂揚させてくれる胸のすく敢闘内容。
★今日のストレートアヘッド・ジャズの正統らしい、動きの烈しさ〜立ち回りの迫真力とよく歌うメロディーの美しさ・親しみやすさを兼ね備えた、ブルース・フィーリングも潤沢なアクティヴ・リリカル活劇風の気合みなぎる邁進が快活溌溂と展開してゆき、ハード・バップ→モード→M-BASEファンク辺りまでを踏まえた適度にリズミカルな道程の中で、ウィルキンズ(as)の思索性とパッションを交差させた闊達そうなアドリブ奮戦がほぼ"ウィルキンズ一強"っぽく堂々と座を盛り上げてゴキゲンだ。
→バラード(2曲目)ではテンダー&スウィートなロマンティスト面を全開させたり、19分余に及ぶラスト曲では序盤こそスリリングなポスト・バップだがその後は14分以上に渡りスロー・テンポで殆どアドリブも入れず延々とテーマ・メロディーを繰り返すのみで意表を衝いたまま終幕を迎える、といった転回もあるが、その本性・本領はコルトレーンとかとは違ったシーツ・オブ・サウンド風に音数多く吹きに吹きまくり暴れ倒すアツい激烈咆哮や、スティーヴ・コールマン、グレッグ・オズビー辺りを土台とした理知的クール・グルーミー節、といったアクション・スタイルにこそ遺憾なく発揮されている感じがあり、ハンコックやマッコイらの成果を踏まえたM・トーマス(p)の沸騰ワザとも抜群の相性のよさを見せている。若々しく爽やかフレッシュなコンテンポラリー・バピッシュ・ジャズの典型。
Side A:
1. Warriors
Side B:
1. Composition II
Side C:
1. Charanam
Side D:
1. Eternal
Immanuel Wilkins (alto saxophone)
Micah Thomas (piano)
Ryoma Takenaga (bass)
Kweku Sumbry (drums)
2025年5月15日&16日米NYCヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ録音
2026年アメリカ作品
レーベル:
Blue Note
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数量限定生産・輸入盤2枚組LP
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