★ヨーロッパの叙情的で個性的なジャズピアニストの一人として知られるSOREN BEBE。自身のトリオと共に9枚目のスタジオアルバム『Gratitude』が発売される。本作は、感謝、繋がり、そして人生の静かなひとときの美しさを深くパーソナルに反映した作品だ。
★2007年に結成されたこのトリオは、スカンジナビアジャズを代表するアーティストへと成長し、そのメロディーの明瞭さ、感情の深み、そして瞑想的な北欧の感性から、トード・グスタフセンやエスビョルン・スヴェンソンと比較されるようになった。前作『Here Now』はSpotifyだけで550万回以上再生されており、彼らの音楽は国境を越えて響き続けている。
★『Gratitude』の根底にあるのは、トリオを熱心に聴いてくれるリスナーへの感謝、共に音楽を創り出す喜び、そして好きなことをできるというシンプルな贈り物への感謝の表現である。 「これはファンのためのアルバムなんです」とベベは語る。「私たちの音楽に共感し、メッセージを送ってくれたり、それが人生にどう影響を与えたかを分かち合ってくれる人たちがいることに感謝しています」。
★その誠実さはアルバムの9曲に貫かれ、歌詞のオリジナル曲と音楽界のヒーローたちへの心からのトリビュートが融合している。ビリー・ジョエルの「And So It Goes」のトリオ・カバーは、曲の静かなエモーショナルなパワーを捉え、アビー・リンカーンの「Throw It Away」は、ベベが初期から影響を受けたジョン・スコフィールドへのオマージュとなっている。
★これらの解釈は、デンマークのソーレにあるベベの故郷近くの湖にちなんで名付けられた「Tystrup Sø」のような内省的なオリジナル曲と自然に調和している。音楽的には、『Gratitude』はトリオの確立されたサウンド、すなわちエレガントでメロディアス、そして北欧の雰囲気に浸りながらも、Bebeが近年インスピレーションを得たMette Henriette、Mats Eilertsen、Harmen Fraanjeといったアーティストたちの繊細な新しいニュアンスを織り交ぜています。
★その結果、地に足が着いた広がりのある、控えめながらも感情豊かな作品に仕上がっています。スタジオワーク以外でも、トリオの成功の核となっているのは、観客との繋がりです。彼らの音楽はSpotifyやApple Musicの主要ジャズプレイリストに定期的に登場し、ロンドン・ジャズ・フェスティバル、SXSW(アメリカ)、香港ジャズ・フェスティバル、韓国のJarasum Jazz Festivalといったトップフェスティバルにも出演しています。リリースを記念して、Søren Bebe Trioはデンマーク、イギリス、ドイツ、オランダ、フランス、ルーマニア他、ヨーロッパツアー行います。(新譜インフォより)
1. Frostblad
2. Good Enough
3. Tystrup Sø
4. A Much Simpler Song
5. And So It Goes
6. Silent Listener
7. Chico
8. Throw It Away
9. Gratitude
Søren Bebe(piano)
Kasper Tagel(bass)
Knut Finsrud(drums)
御予約商品 CD
入荷予定時期 : 2026年2月上旬 受注締切 :2025年12月14日
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。
VIDEO