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輸入盤CD MATT GARRITY マット・ギャリティ / SUITS AND SCOTCHES
スモーキー・ブルージー&マイルド・スムースにけだるいリラクゼーションを映すレイドバックしたテナーを始め各人の人情味溢れる真っ当メロディック・プレイがハートウォーミングに冴えたワンホーン純正ハード・バップの逸品 [SCCD 31994]

販売価格: 2,850円(税込)

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★NYシーンで長らくキャリアを積んできた(ジョー・ロヴァーノ、ヴィンセント・ハーリング、ピーター・バーンスタイン他の一流どころと数多く共演)ヴェテラン実力派ドラマー:マット・ギャリティの、テナーサックス入りのワンホーン・カルテットを率いての満を持しての初リーダー・アルバム。

★シャープなキレと重厚でワイドなヴォリューム感を併せ持ったドラムが弾むような律動力をもってワシワシと適度に騒々しく、そして精確にアタックをかけてくる中で、これに上手く煽られつつ、まろやかに美メロを歌う純正ハード・バッパー・タイプのスモーキー・ブルージーなテナーや、"ファンキー・バップ"の化身の如くイナセに立ち回るピアノ、重低音をウネらせてウォーム・スピリチュアルに波打つベース、らが次々と旨味たっぷりの見せ場を繋いでゆき、彼らをキッチリ束ねて圧倒的安定性とダイナミックな迫力に満ちたノリへと帰結させるドラムの舵取り手腕も、一貫してテイスティーに魅力を際立たせた、全体を通じ至ってハートウォーミング&グルーヴィーなド真っ当街道を邁進する人情娯楽派の鑑たる明朗快演が続いて、ホッと安心させ、一息つかせてくれる中々のしみじみ編。

★歌心とスイング感に潔く重点を絞り、吟醸的ブルース・フィーリングも潤沢に有した、極めてオーソドックスでオールド・ファッションな生粋ハード・バップ調の徹頭徹尾親しみやすい粋渋メロディック演奏が、インティメイトな和気やリラクゼーションを底流させながら溌溂と展開してゆき、ギャリティ(ds)の絶えずピーンと背筋の伸びた結構芸の細かい多彩かつノリノリのブレなき機動型リズム・キープにガッチリ支えられて、一座の花形役を担うDieterle(ts)を始めとする銘々の腰を据えて伸び伸びと唄い、舞い泳ぐアドリブ活躍がひたすら鮮明なる音像で大豊作ぶりを呈し、胸のすく思いだ。

★Dieterle(ts)の、ハード・ドライヴ感を顕示して幾分アグレッシヴに躍動する場面にあってさえ、その独特のソフトな音の鳴り様や全身から滲むレイドバックっぽさが効いてややけだるげに寛いだムードが醸し出される、という、スタイル的にはロリンズやデクスター、レスター系などを消化しているものの類型には当てはまらず固有の丸みと温もり溢れる気さくそうな、しかも華のある個性が確立されていて殊の外好もしく、これを追い上げてくるアイナーソン(p)の、モーダルなところも時折垣間見せるが、基本身上としては伝統的バップ・イディオムとブロック・コードのファンキー節を最得意の根幹に据えての立ち働きがまた、洒脱でシブい妙味を放ってナイス。

★彼らをセンシティヴにナヴィゲートしつつ要所要所で衝撃力あるソロを爆裂させるギャリティ(ds)の底力発揮もアザやかに冴えて、大衆派エンタテインメントの理想形とも云うべき豊饒芳醇なハード・バップ世界に仕上がっている。

1. Bird Call (Matt Garrity)
2. 376A (Matt Garrity)
3. Milestones (John Lewis)
4. Suits And Scotches (Matt Garrity)
5. Old Folks (Willard Robison)
6. Mado ‘N’ Me (Matt Garrity)
7. Search For Peace (McCoy Tyner)
8. Six Eight Update (Matt Garrity)
9. The Imperial March (John Williams)

Vito Dieterle ヴィト・ディーテルレ(ヴィトー・ディータール?) (tenor saxophone)
Steve Einerson スティーヴ・アイナーソン (piano)
David Ambrosio デイヴィッド・アンブロジオ (bass)
Matt Garrity マット・ギャリティ (drums)

2025年2月録音

レーベル:SteepleChase

御予約商品
輸入盤CD
入荷予定時期:2026年1月上旬〜中旬 受注締切:2025年11月7日
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。

商品情報

STEEPLECHASE

■ニューヨークで長年活動してきたドラマー、マット・ギャリティがデビュー作『Suits and Scotches』をリリースする。ウィリアム・パターソン大学で学んだのち、ニューヨークで活動。ジョー・ロヴァーノやヴィンセント・ハーリングらとの共演で磨かれた経験が結実した本作は、オリジナル曲とスタンダードを織り交ぜ、モードも交えながらの、伝統に根ざしたスウィンギーな演奏が魅力だ。

■マンハッタンで地位を築いたのちにウッドストックに拠点を移したギャリティは、スタジオ兼ライブスペース「Barnstock」を設立。地域に根ざした活動を続けてきたが、ベースのデイヴィッド・アンブロジオの紹介でSteepleChaseのニルス・ウィンターと出会い、名門レーベルでのリリースのチャンスをつかんだ。25年の付き合いになるというテナーのヴィト・ディーテルレ、デヴィッド・ヘイゼルタインに師事したピアノのスティーヴ・アイナーソンとのカルテットは温かく一体感に満ちた演奏を聴かせてくれる。(新譜インフォより)
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