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輸入盤CD DAVID SNEIDER デイヴィッド・スナイダー / INTRODUCING
背筋を伸ばしてキリッとよく歌う鋭敏トランペットを中心に全者一丸となった人情肌のメロディック敢闘ぶりが美味しく冴え渡る明朗旨口リリカル・ハード・バップの鑑!見事!!! [CM 110424]

販売価格: 2,200円(税込)

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★先年の父ジョンとのコラボ作が好評を博していた(あと、いずれも配信オンリーと思われる自己名義のEP作品やベーシスト:マイルス・ギルバートとの連名アルバムもあった)、ニューヨーク・シーンで活動する正統派の若手トランぺッター:デイヴィッド・スナイダーの、自己単独名義のCDアルバムとしてはこれが初となる、寺久保エレナ(as)、ジェイコブ・チャン(ts)、タイラー・ヘンダーソン(p)ら人気のトップ・スター陣参加のセクステット(うち2曲ではサックス勢の抜けたトランペットのワンホーン・カルテットになる)を率いての一編。

★ファンファーレのようなホーン・アンサンブルが勇ましく晴れやかに鳴り響いた後、ピリッとスパイスが効いていてカラッとドライな朗々と轟く中に微妙に翳ったスモーキー感や濁りも仄めく中々味のある音色のトランペットが、歌心命にしてハード・バップ命のビタースウィートな人情肌アクション風の躍動的ブロウを流麗敏活に綴って、何とも粋な吟醸感漂う魅力を放ち、コク旨なアーシー・ソウルと洗練されたクールネスの間を自在に往来するアルトや、レイジー・デカダンな昔ながらのバッパー気質を身上としながら時折微熱を帯びたアグレッシヴ傾向に転じたりもする機智ある渋筋テナー、ファンキー街道をまっしぐらに突き進むピアノ、らの活躍も色彩豊かに妙味を加えた、全般に明るく愉しくスマートな娯楽指向の行き方が続いてスッキリと爽やかに昂揚させる会心打内容。

★親しみやすいメロディーの美=唄性と安定運動的なスイング感に大方のポイントを絞った、基本はごくシンプル・ストレートなリリシズム溢れるブルージー・バピッシュ快演が溌溂と展開され、わりかし濃やかに創意の凝らされたテーマ・アンサンブルの設計ぶりには1950〜1960年代頃の純正ハード・バップもしくはウエストコースト・ジャズを思い起こさせる伝統志向のアジな趣があり、そうしたモダン・ジャズ全盛期のムードに心地よく半ばノスタルジックに酔わせつつ、次いで現れるソロ・リレー・コーナーがまた徹底してオーソドックスな美味さ格別の盛り上がりを見せて、安心鉄板の豊饒気分が存分に味わえるという寸法だ。

★スナイダー(tp)の、眩い光輝っぽさと薄曇り風の煙霧ような陰影を微細に交差させたトーンも味わい深く、バップ・トランペットの本道ド真ん中を迷いなく邁進するシャープ&ソリッドなキレのある立ち回りを変らず根幹とし、バラードや歌物、寛ぎ抒情趣向的局面ではよりまろやかでソフト・テンダーな風合いを増した端麗ロマンティスト〜詩人にも転じる、そうした、トータルとしてはやはりキリッと背筋の伸びた印象のダイナミック・スウィンガーぶりが堂々とイナセげに映えており、これを強力に追い上げてくる寺久保(as)のこってりしたダウン・トゥ・アースな風情を独特の軽みと小粋さで体現した吹奏(登場するや即座に主役を喰ってしまうさすがスター然とした圧倒的存在感である)や、どんなに激しいハイ・テンポのアクション場面でも一貫してマイルドなレイドバック感を失わないチャン(ts)の幾分泥臭いところもある悠々たる立ち居振る舞い(リラックス主義者の本領発揮?)、なぜか結構出番の多いラニエリ(b)の唸るようなスピリチュアル・プレイ、といった辺りもそれぞれに濃い個性を振るって上手く興が散らされ、一瞬も飽きさせることがない。

1. Marvelous-Lee
2. Avale (quartet)
3. Bye Bye Blackbird
4. Robot Portrait
5. The Music Is The Bandleader
6. Mama Bear (quartet)
7. Tim And Bim
8. Hackensack

David Sneider (trumpet) (maybe flugelhorn? on 2)
Erena Terakubo (alto saxophone except 2, 6)
Jacob Chung (tenor saxophone except 2, 6)
Tyler Henderson (piano)
Joey Ranieri (double bass)
Wille Bowman (drums)

2025年1月5日米ニュージャージー州イングルウッド・クリフスのVan Gelder Studios録音

レーベル:Cellar Music (Cellar Live)

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可能な限りお取り寄せ致します

輸入盤・見開き紙ジャケット仕様CD





商品情報

CELLAR LIVE

★ニューヨークを拠点とする才能あるトランペット奏者、デイヴィッド・スナイダーの、現代ジャズ界の新星として注目を集めるデビューアルバム。

★「Introducing」は、Cellar Music レーベルのオーナーである Cory Weeds 氏の、カナダ、米国、その他の国々の若くて才能あるジャズの才能をより幅広い聴衆に紹介するという使命を継続するものです。

★ニューヨークを拠点とするトランペット奏者、デイヴィッド・スナイダーは、卓越した即興演奏のテクニックを持つだけでなく、その演奏は年齢を感じさせない成熟さを湛えています。彼はまた、卓越した作曲家、編曲家でもあります。『Introducing』に収録されている5曲のオリジナル曲は、ダイナミックで感情豊かな幅広さを誇り、深いメロディセンス、リズム感覚、そしてハーモニーのニュアンスを余すところなく表現しています。演奏、作曲、編曲を通して、デイヴィッドはジャズの豊かな伝統への敬意と、より現代的な独自の表現への意欲の両方を見せています。

★このアルバムでは、デヴィッドをサポートしているのは、ニューヨークを拠点にクラブシーンで活躍する若手の新星ミュージシャンたちで構成された素晴らしいバンドで、それぞれが独自の声をレコーディングにもたらしています。国際的なホーンセクションの最前線には、カナダ人のジェイコブ・チャンと日本の寺久保エレナが加わります。ジェイコブは、ハードバップのエネルギーに満ちたスイングで、大きく低いテナートーンを持つ新進気鋭のテナーサックス奏者です。アルトサックス奏者のエレナは、コンテンポラリージャズ界で活躍するパワフルな女性奏者で、ビバップの影響に現代的な表現、そして力強いメロディックなフレージングを融合させたサウンドを生み出します。

★リズムセクションは、ビル・エヴァンスに影響を受けたピアニスト兼作曲家で、美しく叙情的なタッチを持ち、スイングとモダンジャズに深く根ざしたタイラー・ヘンダーソンが担当します。3人ともセラーレーベルからアルバムをリリースしています。シカゴ出身のジョーイ・ラニエリは、ニューヨークで最も人気のベーシストとして既に活躍しており、ブルースを基調とした洗練されたアプローチに、力強いスイング感と深みのあるハーモニーを織り交ぜています。リズムセクションは、ストレート・アヘッドのドラマー、ウィレ・ボウマンが担当。軽やかでありながらも推進力のある演奏でグループサウンドを支え、ソリストたちを終始力強く支えています。自信に満ちたデヴィッドのソロデビューは、彼を現代ジャズ界の新星として確固たる地位へと押し上げます。(メーカーインフォ)

Executive Producer: Philip Palmer & Cory Weeds
Produced by Cory Weeds & David Sneider
Recorded at Van Gelder Studios, Englewood Cliffs, NJ on January 5, 2025
Engineered, mixed and mastered by Maureen Sickler
Photography by Cory Weeds
Production Manager: Dominic Duchamp
Design and layout by Tilda Hedwig
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