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バネを利かせて重厚にウネるコク旨ベースとダイナミック・スウィンギンにしてちょっとけだるいレイドバック感漂うスモーキー・テナーの和気あいあいなる張り合い 輸入盤CD NEAL MINER ニール・マイナー / INVISIBILITY [CM 032025]

販売価格: 2,200円(税込)

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★クラブ:Smallsの常連であり、歌伴の名手としても著名、リーダーとしてSmallsやGut Stringからの諸作で好評を集める他、サイドマンとしても各方面で多忙を極めている辣腕ベーシスト:ニール・マイナー(1970年米ニューヨーク市生まれ、マンハッタン育ち)の、本盤は、現在マイナーがレギュラー的に率いている、テナーサックスのクリス・バイアーズ&ドラムのジェイスン・ティーマンとのサックス・トリオによる一作。

★バネとウネりを強力に利かせて太くドライヴィングに波打ち揺れ躍るベースの鳴動も絶えずヘヴィー・グルーヴィーに味わい濃厚な際立ちを見せる中で、これまたズッシリ重厚でコク深くも潤滑に哀愁を歌い上げるテナーの、ブルース&バップのエッセンスが高密度に詰まったかのようなドライヴ感溢れる力強い、それでいてレイジー・デカダンに幾分けだるく脱力した感じもある陰影に富んだスモーキー咆哮が滋味滲む渋〜い華を成し、重心低めなテナー&ベースに比してよりカラッとドライでシャープかつ軽快にアタックを掛けてくるドラムの轟きも"青嵐呼び込み効果"を鮮やかに発揮、そして座長であるベースのウネウネと執拗に唄いまくる猛ハッスルぶりも花形たるテナーと堂々張り合って東西の両横綱然と拮抗しきった、全体を通じひたすらノリよくこってりした旨味溢れるド真っ当なサックス・トリオの世界を芳醇に愉しませる安定の充実内容。

★リズム設計意匠にはいくらか現代感覚の反映も認められるものの、トータルなアウトラインとしては往年のロリンズのトリオ演奏とかにも通じる、ハード・バップの王道を突き進んで一切迷いなしの、豪快武骨でダイナミック・スウィンギンしかもハートウォーミングな親しみやすい歌心に満ちたシンプル・ストレート・タイプのストロング行軍、が溌溂と展開してゆき、スピリチュアリティと吟醸ソウル一杯に勇ましく躍動するマイナー(b)やキレ味抜群のスリリングな遊撃攻勢を見せるティーマン(ds)、にも美味しい活躍の場が豊富に割かれながら、実質的主役を担うバイアーズ(ts)のアクティヴィティー満点にして決してリキまぬアドリブ妙技が粋に、洒脱に冴え渡って素晴らしい。

→一聴したところモード色はさほど感じさせない純正ハード・バッパー気質の行き方を変らず旨としており、"歌う"センスは潤沢ながら甘すぎぬ硬派なリアル・バップ・ジャズらしい雄々しさあるイメージに着地させるその、ハード・ドライヴィングで強靭だが同時に力八分目にリラックスと云うよりレイドバックしたゆとりや余白の残る吹鳴キャラがちょっぴり物憂く悠然と立ち現れている、辺りの風流で懐の深そうな燻し銀の妙味は格別だ。

01. Invisibility
02. A Clever Air
03. Blues For Scout
04. Blue View
05. A Shanty For Shady
06. Late Nite
07. Locke Bop
08. The Evening Sound
09. Sweet Tooth
10. Night Owls
11. On The High Line

Chris Byars (tenor saxophone)
Neal Miner (bass)
Jason Tiemann (drums)

2025年3月20日米ニューヨーク市クイーンズ区ロング・アイランド・シティのGB's Juke Joint録音
2025年カナダ作品

レーベル:Cellar Music (Cellar Live)

在庫有り
輸入盤・見開き紙ジャケット仕様CD


商品情報

CELLAR LIVE

★ニューヨークのベーシスト、ニール・マイナーが、テナー・サックスのクリス・バイヤーズとドラムのジェイソン・ティーマンをフィーチャーしたトリオで、セラーミュージックからリリースした素晴らしいニューアルバム。

★ニューヨークのベーシスト、ニール・マイナーのニューアルバム「Invisibility」Cellar Musicからのリリース。1950年代から1960年代にかけてのジャズの巨匠たち、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、ケニー・ドーハム、ホレス・シルヴァー、ベニー・ゴルソン、アート・ファーマー、ラッキー・トンプソン、トミー・フラナガン、バリー・ハリス、そしてレイ・ブラウン、レッド・ミッチェル、ポール・チェンバース、オスカー・ペティフォード、サム・ジョーンズといったベーシスト&コンポーザーにインスパイアされ、自身が作曲した楽曲を収録している。

★マイナーは常にコントラファクト(既存のコード進行やハーモニーを基に、新しいメロディを作り出す作曲手法)を書くことに惹かれてきた。なぜなら、ミュージシャンが曲のハーモニーに深く精通していれば、創造性とつながりが自然に生まれるという信念からだ。

★このアルバムに収録されている曲のほとんどは、『There's No You』、『Indian Summer』、『Sweet and Lovely』、『Lullaby of the Leaves』、『The Best Thing for You Is Me』といったアメリカン・スタンダードをベースにしたもので、オリジナル曲4曲とブルース曲2曲も含まれている。バンドスタンドの中でも外でも、互いを純粋に楽しむ、志を同じくする3人の魂の深い個人的なつながりが刻まれている。(レーベル・インフォより)

Executive Producer: Cory Weeds
Produced by Neal Miner and Cory Weeds
Recorded at GB's Juke Joint on Mar 20, 2025
Engineered, Mixed and Mastered by Colin Mohnacs
Production Manager: Dominic Duchamp
Photography by William Brown
Design and layout by Perry Chua
■2025年作品
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