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C・マクブライド&J・ディジョネットも大活躍!骨太で分厚い力学指向のダイナミック・アクションと美メロ満載の詩的ロマンティック傾向そしてコク深い吟醸的ブルージーさが絶妙に掛け合わされたロシア発・頑としてブレない強堅ピアノ痛快打!!! 輸入盤CD IVAN FARMAKOVSKIY イヴァン・ファルマコフスキー / EPIC POWER [SCCD 31991]

販売価格: 2,800円(税込)

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★ロシア・シーンで活躍する中堅実力派ピアニスト&コンポーザー:イヴァン(イワン?)・ファルマコフスキー(1973年旧ソ連のモスクワ生まれ)の、本盤は2010年3月に吹き込まれていた、クリスチャン・マクブライド(b)&ジャック・ディジョネット(ds)との強力なインターナショナル・トリオによる、ファルマコフスキーにとってはサード・アルバムにあたる自作曲メインの一編、録音から15年を経て漸くのリリース。

★重厚で鋭角な、骨太く強固に轟くキレのいい硬質ヴォリューミー・タッチのピアノが、力学的迫真性満点の押しまくる突撃ダイナミック・アクションであったり、よりマイルドな哀愁ロマン香るリリカル・フレージングであったりの、硬軟併せ持ったモード系ハード・バップ・ピアノの正統らしい躍動型メロディック・プレイをけっこう頑として敏活に綴って、キリッと精悍な凛々しさみなぎる勇み肌っぽい華を成し、雄弁にウネり弾むようにドライヴするワイド・スケールの濃い口ベースや、切れ味シャープかつ精確にクリアーなスウィンギン・アタックを掛けてくるドラム、らの真剣勝負の攻めた活躍もノリとスリルを的確に高めつつ頼もしく主役の座を脅かしてさすが練達の魅力を際立たせた、大凡のところアクティヴ抒情派ピアノ・トリオの典型たる詩趣豊かでありながら中々動きの烈しい邁進が続いて、壮快に昂揚させ、感動させてくれる気魄十二分の敢闘内容。

★歌心とスイング感に変らず重点を置き、ブルース・フィーリングやバップ・スピリットも潤沢に有した、全力で疾駆するエモーショナル&エネルギッシュな娯楽活劇調の行き方が強壮にして人情味もたっぷりに展開され、圧倒的存在感と自己主張の強さで猛烈にプッシュしてくるマクブライド(b)やディジョネット(ds)の大攻勢もしっかり目立っているが、彼らに一歩も引けをとらず堂々と花形主役ぶりを貫徹してのけるファルマコフスキー(p)の、パワフルでいてロマンティックなおかつハイテンションなアドリブ奮戦が抜群の生鮮度と華々しさでひたすら威勢よく見せ場を飾っており、スカッと胸躍る思いだ。

→序盤ではハンコックやコリアらの力学面を踏襲した感じの甘くないハードボイルドな硬派筋の大立ち回りで押せ押せの突進を見せ、そういうシリアスめの人かとも思わせるが、道程が進むにつれ次第にエヴァンス以降の抒情派ピアノのオーソドキシーに則った美メロ潤沢なアプローチがメインとなって印象が変わり(但しその強靭堅牢でハードなタッチのせいもあり一般的な"エヴァンス派"とは趣を違えるタフネス満点の弾鳴イメージを形作っているところが独自のミソ)、更にはR&B調の#7に代表されるファンキー・ソウルフルな吟醸的節回しも並行して繰り出されコクっぽい旨味を漂わせるなどの振り幅大きさが発揮され、トータルとしては強硬な殺陣風のストロングネスとポエティックなロマンティシズム加えて熟成されたブルージーさが渾然一体となった、固く分厚く独自の音キャラが雄々しげに立ち現れていて説得力も絶大。

1. Soul Inside Out 5:53
2. The Day Before 6:50
3. Conciliation 6:22
4. My Beloved 7:59
5. Orange 6:03
6. And I Love Her 5:32
7. Professor 6:12
8. Lazy Lady 6:11
9. Smile Toys 7:58
*all titles composed by Ivan Farmakovskiy except #6

Ivan Farmakovskiy イヴァン・ファルマコフスキー (piano)
Christian McBride クリスチャン・マクブライド (bass)
Jack DeJohnette ジャック・ディジョネット (drums)

2010年3月録音

レーベル:SteepleChase

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輸入盤CD
入荷予定時期:2025年8月下旬 受注締切:2025年7月3日
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商品情報

STEEPLECHASE

★☆モスクワ生まれ、ロシアを代表するピアニスト、イヴァン・ファルマコフスキー!
☆クリスチャン・マクブライド、ジャック・ディジョネットを迎えた強力ピアノ・トリオ作品!
☆スウィンギーで可憐なナンバーから、スピード感あふれるモーダルな演奏まで注目の9曲!

★1973年生まれ、ロシア屈指のジャズ・ピアニスト、イヴァン・ファルマコフスキーがクリスチャン・マクブライドとジャック・ディジョネットを迎えた強力なピアノ・トリオ作。ファルマコフスキーは、ピアニストの父親、女優の母親の元、モスクワに生まれ、5歳から音楽学校で学んだという経歴の持ち主。学生時代から国際的なコンペティションにも参加し、97年にはベルギーで行われた“ヨーロッパ・ジャズ・コンテスト”で優勝。また98年にはベニー・ゴルソンとヴァレリー・ポノマレフのクインテットのメンバーとして演奏し、ロシア・ジャズ・シーンの中心人物の一人Igor Butmanが抜擢。それ以来、ウィントン・マルサリスやシェイマス・ブレイク、またカーティス・フラーといったレジェンドまで、米国から訪れたアーティストと演奏する数々の機会を得た。

★本作は2008年の『Next To the Shadow』、2010年の『The Way Home』に続く作品。録音は2010年で、リリースまで15年の時を経た詳細は定かになっていないが、オープニングのエネルギッシュな演奏を聴けば、この時のファルマコフスキーの好調ぶりが伺える。全9曲、スウィンギーな4ビートの可憐な演奏から、ブルージーでグルーヴあふれるナンバー、モーダルに澱みなくフレーズを繰り出すナンバーまで、表現の幅は広い。またワルツのリズムにのって詩的なメロディが踊るM3は、聴き馴染みのスタンダードのようだ。

★天晴れ!と言いたくなるマクブライドの超絶ベース・ソロが展開されるM3, 4、唯一のカバー/ビートルズ・ナンバーM6の美しいアルコ、これぞディジョネットという豪快かつ繊細さが自由に交錯するM1などサイドメンの演奏も聴きどころ。録音はジェームス・ファーバーだ。(新譜インフォより)
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