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バップとファンクの混合的なトータル・スタイルの中で各人のリアル・ハード・バピッシュ&ブルージーなソロ活躍が旨味たっぷりに見せ場を飾る今日流ラージ・アンサンブル物の会心打! 国内盤SHM-CD 挾間 美帆 m_unit MIHO HAZAMA m_unit / BEYOND ORBIT ビヨンド・オービット [UCCJ 2226]

販売価格: 3,150円(税込)

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★Verve、Sunnyside、Edition等からの諸作に高い評価を得てきた、ニューヨークを拠点に活躍中の、進取性に富む独創的名アレンジャー&名コンダクター:挾間美帆(1986年東京都生まれ)(学歴:国立音楽大学学士&米マンハッタン音楽院修士)の、ジャズの小型ビッグ・バンド的ラージ・アンサンブルにストリングスを嚙ませた主力ユニット"挾間美帆m_unit"による第4作。今回はスティーヴ・ウィルソン(as,ss,fl)やジェイスン・リグビー(ts,cl)らのレギュラー陣に加え、クリスチャン・マクブライド(b)とイマニュエル・ウィルキンズ(as)が特別ゲストとして各1曲ずつに参入する趣向。

★刺激的ファンク・リズムからストレート・スウィンギンな4ビートへなど、刻々と変転する多様なスタイルの中で、ピタリと息の合った重層的ホーン・アンサンブルや半チェンバー的ストリングスがカラフル&グルーヴィーに端麗な音景色を創出し、それをバックにホーン陣やピアノらの気合の入ったしっかりハード・バピッシュなソロ活躍がドラマティックかつテイスティーに奥行きある見せ場を飾ってゆく、全体を通じ、アンサンブルの醸し出す壮大なスケールや大河的ドラマツルギーと各人のリアル・バップ・タイプのアドリブに顕れる迫真力&スリルそして旨味、とで殊の外エキサイティングに昂揚させ、また豊かな吟醸感を満喫させてくれる濃密内容。

★概ねハード・バップとファンクの間を往来する風な、何より歌心とグルーヴ感(スイング感)を重んじる歯切れよくも親しみやすいリリカル・アクション調のメロディアス熱演、が雄渾げに展開してゆき、巨大建築の設計めいた色彩感溢れるアンサンブルの造形や、作劇性に富んだストーリー様の進行構成、といったスコアー面の研ぎ澄まされた意匠性に先ずは挾間一流の独創的手腕が遺憾なく発揮されていて卓抜だが、ソロ・コーナーにおいては銘々が与えられた"役"を演じる趣向とごく自然体で伸び伸び完全燃焼するリアリズム傾向、とがバランスよく融和した気魄十二分の道行きをフレッシュ・スリリングに愉しませる、という誠に鮮麗なる流れが織り成されており見事。

★登場するや音空間全体を"マクブライド・カラー"一色に染め上げてしまうC・マクブライド(b)のウォーム・メロディック&スピリチュアルな唄性に満ちた独壇場的活躍や、独特の思索性を帯びたJ・リグビー(ts)の翳りある物憂き神妙吹奏、度々ソロ・スペースが振られて結構一徹な純正ハード・バッパーぶりを振るいきるジョナサン・パウエル(tp,flh)の粋渋ワザ、アンサンブルに深く融け込みながらソプラノでの鋭いさえずり鳴きやフルートによる涼やかそよ吹きプレイでバッチリ個性を炸裂させるS・ウィルソン(as,ss,fl)の劇的立ち働き、透明感を伴った清涼性とキレのあるパーカッシヴさを自在に交錯させるJ・シップ(vib)のアザやかなマレット捌き、ファンク・スタイルに妖しい本領を示すジェレミー・パウエル(ts)の滑脱ブロウ、ソリッド&スクエアーな殺陣風の力学的バップ・アクションで突進して来たかと思えばサロン・ミュージック風の耽美浪漫節にも妙味を見せるB・テスト(p)の抑え役的動向、そしてラストに颯爽と現れ熱情を秘めたエモーショナルなモーダル・ファンク的闊達ブローイングやS・ウィルソンとの2アルト対決で悠々と座をさらうI・ウィルキンズ(as)の清新勇躍、等々、忘れ難く華々しい個人プレーの名場面は極めて充実しており、と同時にまた、バップ、ファンク、ラテン、ボッサ、ラウンジ調など次々に様変わりしてゆく全体像の、つまり挾間の手による作編曲の周到さ・緻密さにもやはり脱帽させられる。

1. アビーム
2. ア・モンク・イン・アセンディング・アンド・ディセンディング

【エクソプラネット組曲】
3. I) エリプティカル・オービット (feat. クリスチャン・マクブライド)
4. II) スリー・サンライツ
5. III) プラネット・ナイン

6. キャント・ハイド・ラヴ
7. ポートレート・オブ・ゲス
8. フロム・ライフ・カムズ・ビューティー (feat. イマニュエル・ウィルキンズ)

挾間 美帆 m_unit / Miho Hazama m_unit:
Miho Hazama 挾間 美帆 (conducting)
Steve Wilson スティーヴ・ウィルソン (alto saxophone, soprano saxophone, flute)
Jeremy Powell ジェレミー・パウエル (tenor saxophone, clarinet on 1,3-5)
Jason Rigby ジェイスン・リグビー (tenor saxophone, clarinet on 2,6-8)
Andrew Gutauskas アンドリュー・グタウスカス (baritone saxophone, bass clarinet)
Jonathan Powell ジョナサン・パウエル (trumpet, flugelhorn)
Adam Unsworth アダム・アンズワース (french horn)
Tomoko Akaboshi 赤星 友子 (violin)
Ben Russell ベン・ラッセル (violin)
Maria Im マリア・イム (violin on 3)
Atsuki Yoshida 吉田 篤貴 (viola)
Matt Consul マット・コンサル (viola on 3)
Meaghan Burke メーガン・バーク (cello)
James Shipp ジェイムズ・シップ (vibraphone)
Billy Test ビリー・テスト (piano)
Sam Anning サム・アニング (bass except 3)
Jake Goldbas ジェイク・ゴールドバス (drums)

guests:
Christian McBride クリスチャン・マクブライド (bass on 3)
Immanuel Wilkins イマニュエル・ウィルキンズ (alto saxophone on 8)

2023年2月4日,5日,7日ニューヨークシティのパワー・ステーション(Power Station)録音

レーベル:Universal Music Japan (Edition原盤)

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国内盤SHM-CD

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画像: バップとファンクの混合的なトータル・スタイルの中で各人のリアル・ハード・バピッシュ&ブルージーなソロ活躍が旨味たっぷりに見せ場を飾る今日流ラージ・アンサンブル物の会心打! 国内盤SHM-CD 挾間 美帆 m_unit MIHO HAZAMA m_unit / BEYOND ORBIT ビヨンド・オービット
UNIVERSAL MUSIC JAPAN
画像: バップとファンクの混合的なトータル・スタイルの中で各人のリアル・ハード・バピッシュ&ブルージーなソロ活躍が旨味たっぷりに見せ場を飾る今日流ラージ・アンサンブル物の会心打! 国内盤SHM-CD 挾間 美帆 m_unit MIHO HAZAMA m_unit / BEYOND ORBIT ビヨンド・オービット
★メジャー・デビュー10周年記念アルバム。
グラミー賞ノミネート作品『ダンサー・イン・ノーホエア』に続く、5年ぶりのm_unit第4弾。

●2012年のメジャー・デビュー以来、ジャズ作曲家としてニューヨークを拠点にワールドワイドな活動を続ける挾間美帆。デンマークラジオ・ビッグバンド(DRBB)の首席指揮者、オランダの名門メトロポール・オーケストラの常任客演指揮者を務めるなど、その活躍ぶりはまさに目を見張るばかりです。2021年にDRBBとのオリジナル・アルバム『イマジナリー・ヴィジョンズ』を発表、2022年11月にはDRBBを率いて日本ツアーを大成功させました。

★その挾間の活動の中心となるのが、フレンチホルンやストリングスを含む13人編成のジャズ室内楽団“m_unit”。通常のビッグ・バンドとは一味違う、華やかでニュアンスに富んだサウンドが魅力です。

●本作は、第62回グラミー賞「最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム部門」にノミネートされた『ダンサー・イン・ノーホエア』以来、5年ぶりとなるm_unitの第4弾。1曲(アース・ウインド&ファイアー「キャント・ハイド・ラヴ」)を除き、挾間美帆のオリジナル曲で構成。

★クリスチャン・マクブライド、イマニュエル・ウィルキンスという強力なゲストも迎え、世界最先端のラージ・アンサンブル・ジャズを提示します。(メーカーインフォ)

2023年2月4日,5日,7日 NY パワー・ステーションにて録音
*挾間 美帆による楽曲コメント付
画像: バップとファンクの混合的なトータル・スタイルの中で各人のリアル・ハード・バピッシュ&ブルージーなソロ活躍が旨味たっぷりに見せ場を飾る今日流ラージ・アンサンブル物の会心打! 国内盤SHM-CD 挾間 美帆 m_unit MIHO HAZAMA m_unit / BEYOND ORBIT ビヨンド・オービット
★挾間 美帆 (作曲・編曲、指揮)
国立音楽大学およびマンハッタン音楽院大学院卒業。これまでに山下洋輔、坂本龍一、鷺巣詩郎、NHK交響楽団など多岐にわたり作編曲作品を提供する。
2012年にジャズ作曲家としてメジャー・デビュー。2016年米ダウンビート誌「未来を担う25人のジャズアーティスト」、2019年ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」に選出。
自身のジャズ室内楽団”m_unit” 3作目のアルバム『ダンサー・イン・ノーホエア』は、第62回グラミー賞「最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム部門」にノミネート。
2021年9月、デンマークラジオ・ビッグバンドとの共演アルバム『イマジナリー・ヴィジョンズ』リリース。2022年、同ビッグ・バンドと日本ツアー。
2023年1月から共同通信加盟の新聞各紙で月1回連載「五線譜の向こう側」開始。
4月からNHK-FM「挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ」がスタート。
2014年、出光音楽賞受賞。2017年からシエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンス、2019年からデンマークラジオ・ビッグバンド首席指揮者、2020年にはオランダのメトロポール・オーケストラ常任客演指揮者に就任。
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