商品詳細

波乗り調子でスウィート・テンダーに美メロを唄う清涼アルトが絶好調な80年代ウエストコースト・ジャズの真髄!超爽快!!! CD THE HERB STEWARD QUINTET WITH EDDIE DURAN ハーブ・スチュワード・クインテット・ウィズ・エディ・デュラン / THE THREE HORNS OF HERB STEWARD ザ・スリー・ホーンズ・オブ・ハーブ・スチュワード [CDSOL 6779]

販売価格: 1,400円(税込)

商品詳細

★十代の頃からボブ・チェスター楽団やアーティ・ショウ楽団でプレイし、大戦後はウディ・ハーマン楽団(セカンド・ハード)(1947〜1949年在籍)で人気を獲得、同楽団での同僚であるアル・コーン、ズート・シムズ、サージ・チャロフとのサックス・アンサンブル=フォア・ブラザーズ(初代)の一翼を担い、並行して、ハリー・ジェイムズ楽団、トミー・ドーシー楽団、レッド・ノーヴォのグループ、ジャック・コスタンソ楽団、バディ・チルダーズのコンボ、など、数多くの名門ビッグ・バンドや花形コンボで辣腕を発揮、また自己名義でもRoost、Ava、Famous Door、Marshmallow等に数は少ないが味のある吹き込みを残した、趣味のいい和み系モダン・サックス(マルチ・リード)の逸材:ハーブ(ハービー)・スチュワード(1926年カリフォルニア州ロサンジェルス生まれ、2003年カリフォルニア州クリアレイクで死去)。

★本盤は、自身はアルトサックスをメインに吹く、エディ・デュラン(g)をフィーチュアしたクインテットによる1981年3月サンフランシスコ録音の傑作(Famous Door HL-139)、の日本では初となるCD化。

★ソフトでまろやかでありながらしっかりパンチも利いた、ニュアンスに富み人肌の温もりを呈するトーンのアルトが、歌謡フィーリング満点のマイルド・スウィンギンな滑脱吟醸アクション的プレイをひたすらスイスイと軽やかに紡いで、何とも粋でイナセでハートウォーミングな華を成し、一方、中々ダウン・トゥ・アースなブルース色濃くまたバップならではの殺陣っぽい鋭角的ハードネスも自然体で体現する渋旨ギターや、陽気で晴朗な躍動的メロディック弾奏に徹する豪快ピアノ、らの活躍もノリノリでおいしい彩りを添え、かと思えば適度に細く尖ったソプラノが情熱的かつカラッと明るい敏活ブロウを繰り出して開放感あるリリシズム世界を描出したり、クールネスと翳りを帯びたわりかし太い音色のクラリネットが飄々と哀愁を歌い上げたりと、程好くカラフルでメリハリのある、そして一貫して気さくそうな大衆派エンタテインメント指向の行き方に終始して、スカッとおおらかに楽しませてくれる充実の好演内容。

★インティメイトな和気あいあいの寛ぎと、勢いがあってイキのいいスイング感や推進パワー、に貫かれた、歌心徹底重視の単純明快な直球型リリカル・メロディアス妙演、が嬉々溌溂と愉しげに展開され、スチュワード(as他)以下銘々の、リキみなく伸び伸びとしていつつバッチリ簡潔に構成されたアドリブ奮戦が、実に悠々と芳醇なる大豊饒地帯を形成して、全くゴキゲンだ。

とりわけやはりスチュワードの、ウエストコースト流モダン・アルトのこれぞ真髄然とした、バピッシュなダイナミズムとスウィート・テンダーな小唄性を絡めながら流れるように筆を滑らせてゆく、さすがビッグ・バンド経験豊富なだけあって手短な中に無駄・ムラなくエッセンスを凝縮するかの如き、しかもワンポイントの余裕・節度・ウィットを絶やさずチョチョイのチョイと朝飯前に鮮やかな文脈を創出してあくまで涼しげなその佇まい、=波乗り調子のさりげなく含蓄ある風流詩人ぶり、が正に「瀟洒の極み」とも云うべき無双の魅力を揮いきっていて傑出しており、また、勇み肌のアーシー・バピッシュ技(オクターヴ奏法とかも飛び出す!)や清爽でメロウなボサノヴァ・プレイを快活に繰り出すデュラン(g)、ファンキーなカーソン(p)、モーダルなドブソン(p)、らの助演も的確かつ超美味に光る。

1. A列車で行こう
2. セレナータ
3. ザ・ソング・イズ・ユー
4. マデレイネ
5. トゥー・クローズ・フォー・コンフォート
6. 風と共に去りぬ
7. 身も心も
8. ハーブズ・ブルース

Herb Steward ハーブ・スチュワード (alto saxophone on 1, 2, 3, 4, 6, 8) (soprano saxophone on 5) (clarinet on 7)
Eddie Duran エディ・デュラン (guitar)
Tee Carson ティー・カーソン (piano on 1, 5, 6, 7)
Smith Dobson スミス・ドブソン (piano on 2, 3, 4, 8)
John Mosher ジョン・モシャー (bass)
Eddie Moore エディ・ムーア (drums)

1981年3月19日米カリフォルニア州サンフランシスコのCoast Recording Studios録音
(*原盤:Famous Door HL-139)
解説:石沢 功治

レーベル:Solid ウルトラ・ヴァイヴ(Ultra-Vybe)

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

国内制作CD
最新リマスター、日本語解説書き下ろし
オリジナルジャケット使用

商品情報

PROGRESSIVE ORIGINAL JAZZ COLLECTION

日本初CD化
フォア・ブラザーズで知られるウディ・ハーマン・セカンド・ハードで鳴らした名サックス奏者ハーブ・スチュワードが、カル・ジェイダーやスタン・ゲッツとの共演で知られるギタリスト、エディ・デュランをフィーチャーし吹き込んだウェスト・コースト・ジャズ快作!
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内