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痛快!スピリチュアル&パッショネートに力強く猛々しく完全燃焼する清々しい感動に満ちた「グルーヴィー」なフリー・ジャズ活劇世界!!! CD SAM RIVERS QUARTET サム・リヴァース / BRAIDS (ARCHIVE SERIES VOLUME 4) [NBCD 138]

販売価格: 2,400円(税込)

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★好評NoBusinessのサム・リヴァース(ts,ss,fl,p)(1923年オクラホマ州エル・レノ生まれ、2011年フロリダ州オーランドで死去)未発表音源アーカイヴ・シリーズ、第4弾となる今回は、ジョー・デイリー(tu,euph)、デイヴ・ホランド(b)、サーマン・バーカー(ds)とのカルテットによる、1979年5月15日ハンブルク(旧西独)でのライヴ編。

★暗く怪しい情念がじわりじわりと燃え上がり煮え立ってゆくかのような、重心の据わった骨太くも弾性あるテナーサックスのスピリチュアル&アグレッシヴな滑脱インプロヴィゼーションが、中々悠然泰然そして風格堂々たるしっかり濃い口の華を成し、一方、バネとウネりを利かせて神出鬼没っぽくゲリラティックに暗躍する肉厚ベースの蠢きや、少々異形っぽくフンガ・フンガ・ボヨヨ〜ン・ブヨヨ〜ンと宙を飄々遊泳するチューバ(またはユーフォニウム)、らも何げに結構執拗に主役テナーに絡みつき、まとわりついてそれぞれに奇妙な旨味を発揮、更に背後からは猛々しく激烈に絨毯爆撃を仕掛けながら確固とノリにノッたグルーヴ感を演出するドラムの、ブレなきスインガーぶりもガッチリ頼もしく魅力を際立たせて、正に血沸き肉躍る情魂派アクションの鑑!とも云うべき痛快な活劇世界が、力強く高密度に創出された会心打内容。

★スピリチュアル系フリー・ジャズの紛いなき典型たる、リアル即興度も極めて高い肝の据わった完全燃焼の生々しいインプロ激突、並びに息の合った協調アンサンブルが、緩急メリハリも上手くつけられつつドラマティックに展開され、リヴァースの、こってりコク旨なテナー、ストレンジでビザールな奇異さ爆発のピアノ、ちょっとドルフィー辺りを想起させるところもある奔放自在にしてグルーヴィーなフルート、と次々楽器を転じながらひたすら嬉々溌剌と超ポジティヴに、おおらかに暴れ回る、水を得た魚の如く一切澱みのないその舞い泳ぎっぷりがスカッとエモーショナルに意気揚々絵を飾りきり、卓抜なるキレを見せて実に清々しい。

→思索瞑想性を多分に孕んだダーク&ミステリアスな情魂世界の深淵をじっくり描破するコワモテ路線であったり、一転して明るく牧歌的な開放感・アウトドア感を伴ったメロディック指向のアプローチであったりド真っ当なブルース演奏であったりと、一貫して殊の外気力も充実し伸び伸びと飛翔しまくるそうした活き活き猛ハッスルの様は全く鮮やかで、不穏に躙り寄るホランド(b)や超然と無重力飛行を決め込むデイリー(tu,euph)らの活躍も光るものの、何よりリヴァースの爽やかささえ感じさせる只事でないスーパー絶好調ぶりが突出していて、唖然とするほどに圧倒的だ。

1. An Evening in Hamburg, Part One 18:44
2. An Evening in Hamburg, Part Two 38:07

Sam Rivers (tenor saxophone, soprano saxophone?, flute, piano)
Joe Daley (tuba, euphonium)
Dave Holland (bass)
Thurman Barker (drums)

1979年5月15日 旧西ドイツ-ハンブルクでのライヴ録音

レーベル:NoBusiness

在庫有り
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