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クール・スウィートでキュート&チャーミングな緩急ある現代北欧流の抒情派ロマンティック歌唱が瀟洒滑脱に冴えた極楽編♡ CD ELLEN ANDERSSON エレン・アンデション / YOU SHOULD HAVE TOLD ME [PCD 204]

販売価格: 2,350円(税込)

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★母国スウェーデンやデンマークのシーンで、ソロ歌手として、またヴォーカル・グループ:トゥシェ(デンマーク)のメンバーとして精力的に活躍し、2016年のデビュー作:「I'll Be Seeing You」が好評を得ていた才媛:エレン・アンデション(1991年スウェーデンのリンショーピングまたはリンシェーピング生まれ)の、4年ぶりとなる待望のニュー・アルバム。小コンボにストリング・カルテットも加わって来つつの演奏を伴い、スタンダードを歌う。

★清涼感や瑞々しい可憐さと、熟した妖艶さ、が表裏一体に融和した、ちょっとハスキーに掠れるところがまた妙味な中高音の端麗ヴォイスが、歌詞とメロディーを大切にしてしっとりと優しく甘美に囁きかけるような寛ぎ抒情派スタイルを変らず基調とし、転回としてあくまで軽やかに飄々と舞い躍るが如き中々達者なスキャット〜ハミング系統のワザや、結構アーシーなブルース節、なども盛り込んで上手くアクセント〜香味効果を齎す、という、トータルとしては極めて瀟洒で柔和で落ち着きあるテンダー・ロマンティック歌唱を滑脱に紡いで、何とも爽やかな、かつ余情豊かな華を悠々と成した快演内容。

★インティメイトな和気あいあいのリラクゼーションと敏活でダイナミックなスイング感を併有した、趣味のいいラウンジ感覚も漂う現代北欧流の粋な小唄セッション、とも云うべき流麗で溌剌とした軽みあるリリカル指向のソフィスティケートな行き方が続き、演奏陣の真剣勝負の迫力に満ちたハードボイルド・バピッシュ熱演も、終始テイスティー・グルーヴィーに濃厚な魅力(並びに圧倒的スリル)を確固と際立たせる中で、アンデション(vo)の、ガーリッシュでチャーミングな可愛らしさと大人の色香を交差させつつの、巧まずしてドラマティックにメリハリを描く洒脱な歌い回しが、フレッシュでいて芳醇さ仄めく何げに含蓄深い冴えを見せて素敵だ。

→肩肘張らず自然体で語りに軽く節をつけた感じの節度とウィットあるスウィート・リラクシングな脱力スタイル、に最高に心地よいシャレた本領が発揮されており、スキャットやハミングに転じる辺りでも、本格器楽指向と云うよりは、そうしたマイルドな寛ぎキュート路線の延長線上にあるライトネスやソフィスティケーションが自ずと保たれていて、全体を通じ独特の憂いと爽涼感を含んだ生鮮度も抜群のロマンティック&ファンタジックな歌声キャラが無理なくごくナチュラルに確立されており、好感度満点、説得力も絶大。

1. You Should Have Told Me (Bobby Barnes / Redd Evans / Lewis Bellin)
2. Once Upon A Summertime (Michel Legrand / Eddie Barclay)
3. You've Got A Friend In Me (Randy Newman) (vo-b-ds trio with 口笛)
4. Just Squeeze Me (Duke Ellington / Lee Gaines)
5. Too Young (Sidney Lippman / Sylvia Dee) (vo-g-b-ds quartet)
6. The Thrill Is Gone (Ray Henderson / Lew Brown)
7. ‘Deed I Do (Fred Rose / Walter Hirsch) (vo-p-b-ds quartet)
8. Blackbird (John Lennon / Paul McCartney)
9. I Get Along Without You Very Well (Hoagy Carmichael / Jane Brown Thompson)

Ellen Andersson エレン・アンデション (vocal) (口笛? on 3)
Joel Lyssarides ヨエル・リュサリデス (piano except 3, 4, 5)
Anton Forberg アントン・フォシュベリ (guitar on 4, 5, 8, 9)
Niklas Fernqvist ニクラス・フェーンクヴィスト (bass)
Johan Lötcrantz Ramsay ユーハン・ローヴクランツ・ラムジー (drums)
Peter Asplund ペーテル・アスプルンド (trumpet on 1, 4)
Johanna Tafvelin ユハンナ・ターヴェリーン (violin on 2, 6, 8)
Nina Soderberg ニーナ・ソーデルベリ (violin on 2, 6, 8)
Jenny Augustinsson イェニー・アウスティンソン (viola on 2, 6, 8)
Florian Erpelding フローリアン・エーペルディング (cello on 2, 6, 8)

2020年スウェーデン作品

レーベル:Prophone

在庫有り
三つ折りデジパック仕様CD

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PROPHONE

スウェーデンのヴォーカリスト、エレン・アンデション Ellen Andeersson(1991‒)は、2016年にデビュー・アルバム『Iʼll Be Seeing You』(PCD165)を発表。デンマーク最古の音楽雑誌『GAFFA』から「ダイアナ・クロールの1993年のデビュー・アルバム以来、もっとも注目すべき、将来を期待させるデビュー作」と評され、2017年、ジャ
ズ雑誌『OrkesterJunalen』の主宰するスウェーデンでもっとも栄誉あるジャズ・アウォードのひとつ「ゴールデン・ディスク(Gyllene Skivan)」に選ばれました。Prophone レーベルのアルバム第2作。ドリス・デイが1946年に録音した『You Should Have Told Me(言ってくれればよかったのに)』をアルバム・タイトルにとり、前作と同じ
ようにスタンダート・ナンバーを9曲歌っています。ブロッサム・ディアリー、トニー・ベネット、モニカ・セッテルルンド、バーブラ・ストライサンドたちが歌ったミシェル・ルグランの《Once Upon a Summertime》。ランディ・ニューマンが『トイ・ストーリー』の主題歌として作詞、作曲した《Youʼve Got a Friend in Me》(邦題《君はともだち》)。デューク・エリントンとリー・ゲインズの《Just Squeeze Me》(きつく抱いてもいいけど、本気じゃなきゃいや)。ナット・キング・コールが歌ってミリオンセラーを果たし、ダニー・オズモンドのレコードも国際的にヒットしたシドニー・リップマンとシルヴィア・ディーの《Too Young》。瑞々しかった恋の終わりを歌う《The Thrill Is Gone》は、1931年のブロードウェイ・ミュージカルから生まれたナンバーです。ダイアナ・クロール(クラール)が『パリ・ライヴ』で歌った《ʻDeed I Do》。黒人女性を「黒い鳥」になぞらえたと言われるビートルズの《ブラックバード》。チェット・ベイカーの歌で親しまれているホーギー・カーマイケルの《I Get Along without You Very Well》。セッションに参加したミュージシャンは、前作の「カルテット」のアントン・フォシュベリ An-ton Forsberg、『Dreamers』(PCD178)『A Better Place』(PCD200)のヨエル・リュサリデス Joel Lyssarides とニクラス・フェーンクヴィスト Niklas Fernqvist、『All My Septembers』(PCD205)のペーテル・アスプルンド Peter Asplund とユーハン・ローヴクランツ・ラムジー Johan Löfcrantz Ramsay。いくつかの曲は、ユハンナ・ターヴェリーン Johanna Tafvelin たちの弦楽四重奏を加えて演奏されています。(新譜案内より)
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