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硬派で凛々しくイキで勇み肌な醸熟のアーシー・ブルージー・プレイが雄渾泰然と冴え渡るさすが練達した会心打編! CD PETER BERNSTEIN ピーター・バーンスタイン / WHAT COMES NEXT

販売価格: 2,180円~2,540円(税込)

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★伝統を重んじるひたすら「硬派」で「旨口」な図太いプレイに確固たる定評を得てきた、グラント・グリーンの流れを汲む(ブルージー・センス抜群な)オーソドックス系モダン・ギターの比類なき逸材、=NY最前線で各方面から引っ張りダコの超多忙を極める人気スター:ピーター・バーンスタイン(1967年ニューヨークシティ生まれ)の、今回は、ピアノ・トリオと組んだカルテット体制による、パンデミック状況のニューヨークで不確実な未来に思いを馳せた一編。

★ゴリッとした固い感触やキレ味シャープさ、或いは強靱な張り具合と、まろやかな潤いや滑らかさ、が一体となり、一音一音から芳醇なコクも漂ってくる陰影豊かでニュアンスに富んだ濃厚トーンのギターが、ダウン・トゥ・アースでソウルフルな深いブルースの味わいと渋くて粋で苦味走ったバップ・カラーを満載した、凛々しくも哀愁滲む凹凸メリハリも充分の躍動的プレイを軽快かつ歯切れよく紡いで、ハードボイルドであり、さすがの醸熟さをも匂わせた勇壮堂々たる華を成し、一方、生々しい熱情を孕みつつバップとモードの間を自在に往来する、中々振り幅の大きい硬質で半ばアグレッシヴな精悍ピアノの疾駆ぶり以下、リズム陣の機動力抜群の猛襲的攻勢、も迫真のスリルと骨太くストロングなグルーヴを頼もしげに高めて好インパクトを残す、総じて硬派で雄々しく濃いウマみに溢れた歯応えも満点の敢闘内容。

★リズム・スタイルは今時らしくヴァラエティーに富むも、根底には伝統的なバップ&ブルースのシブ〜い美学や言語感覚・作法が揺るぎなく脈々と息づいた、凛然毅然たる引き締まった表情の現代流ハード・バップ熱演が、ブレるところのない確固とした太い輪郭〜骨芯の堅牢さをもって力強く雄渾に、かつ鋭敏に展開され、サイド勢のちょっとゲリラティックにフェイント・アタックをカマしてきたりもする機略縦横なるサポートに上手く刺激されながら、バーンスタイン(g)の、終始一貫、迷いなくドッシリ腰を据えてイナセで濃い口なブルース風情・バップ風情をハード&スリリングに、意気軒昂に密度も高く体現して泰然決然としたところを見せる、その、サウンドの内側から熱いパッションや激しいエモーションがハジけ散るような、圧倒的気魄をみなぎらせた雄壮凛々の活躍がただならぬ鮮度で冴え渡っており、見事。

→ビンビンに張りを利かせた音色で鋭利に角を立てながら強固に抑揚メリハリを描いてゆく、ソリッドなアクション技を壮烈に炸裂させるも、その文脈展開には敏捷自在で硬い殺陣風な大立ち回りの迫真力・威圧力と同時に、しっかりアーシー&ファンキーな吟醸味や旨口のソウル・フィーリングが潤沢に宿っていて、そうした、巧まずして「ブルース」のフィールドから決して離脱することのない何げに熟練した弾音のあり様、コク深さは理屈を越えて格別だ。

1. Simple As That (Bernstein) 7:21
2. What Comes Next (Bernstein) 5:59
3. Empty Streets (Bernstein) 6:17
4. Harbor No Illusions (Bernstein) 7:19
5. Dance In Your Blood (Bernstein) 5:34
6. We'll Be Together Again (Fischer / Laine) 5:16
7. Con Alma (Gillespie) 7:07
8. Blood Wolf Moon Blues (Bernstein) 8:27
9. Newark News (Rollins) 5:08

Peter Bernstein (guitar)
Sullivan Fortner (piano)
Peter Washington (bass)
Joe Farnsworth (drums)

2020年6月25日ニューヨークシティのSear Sound Studio C(ライヴ?)録音

レーベル:Smoke Sessions

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SMOKE SESSIONS

★ニューヨークの売れっ子ギタリスト、ピーター・バーンスタイン。
NYの街がパンデミックの中、不確実な未来を想い、不安な心情を自問自答した注目アルバム。タイトルも「What Comes Next」!!

■ニューヨークの売れっ子ギタリスト、ピーター・バーンスタインの最新作。NYの街がパンデミックの中、演奏活動ができず、不確実な未来を想い、不安な心情を自問自答したアルバム。タイトルの「What Comes Next」が印象的である。

■そんな NYのパンデミック状況の中、6月にニューヨークで録音された。街が閉鎖され、録音までの 3ヵ月間、たっぷりと作曲活動に専念できたと、バーンスタインは語る。ピアノはグラミー受賞ヴォーカリスト、セシル・マクロリン・サルヴァントのアルバムやロイ・ハーグローブのピアニストとして参加、大注目のサリヴァン・フォートナー。ベースは百戦錬磨のピーター・ワシントン、絶好調ドラマーのジョー・ファーンズワースという最強の布陣である。

■8月中旬にはこのメンバーで行ったジャズクラブ「Smoke」での Live ストリーム映像が全世界に配信され大好評を得た。またこのアルバムは生前何度もピーターと共演し、昨年、今年と相次いでこの世を去ったジャズ・レジェンド、ジミー・コブ(ds)とハロルド・メイバーン(p)に捧げたアルバムでもある。

■1967年ニューヨーク州生まれのピーター・バーンスタイン。8歳でピアノを始め、13歳でギターに持ちかえる。グリニッジ・ヴィレッジにあるニュースクール大学ではケニー・バロン等から音楽を学んだ。その後ジム・ホールから1990年に開催された JVC Jazz Festival の仕事に誘われ本格的にプロの道を歩みはじめた。毎週ジャズクラブ「Smoke」でライブが行われるマイク・ルドーンの「Groover Quartet」のレギュラーメンバーでもあり、年に一度のNYヴィレッジヴァンガードで行われる1週間の公演は連日ソールドアウトの人気である。

■収録曲は全9曲。バーンスタインのオリジナルが6曲とスタンダード曲の“We’ll Be Together Again”、ガレスピー、ソニー・ロリンズのジャズマンオリジナルが3 曲の構成。空っぽの街の通りを眺めて作ったバラード曲Empty Streets」他、バーンスタインのオリジナル曲はどれも完成度が高い。

■録音は2020年6月25日ニューヨーク、Sear Sound Studioにて。空っぽの街に立つピーター・バーンスタインの姿が印象的なジャケットである。日本盤はSteve Futterman氏による英文解説の完全翻訳付。(新譜案内より)

Recorded Live on June 25, 2020 at Sear Sound Studio C, New York
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