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【universounds presents DEEP JAZZ REALITY】 ハロルド・ランドの意表を衝いたエモーショナル&アグレッシヴなアクション攻勢も鮮烈に冴える、ひたすらストレートアヘッドな80年代モーダル・ハード・バップ快編! CD 寺下 誠・ミーツ・ハロルド・ランド Makoto TERASHITA meets Harold LAND / トポロジー TOPOLOGY [OTLCD 2408]

販売価格: 2,000円(税込)

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★早稲田大学在学中よりプロとして活動を始め、松本英彦4、高橋知己5、吉沢良治郎4、植松孝夫4などでレギュラーを務める傍ら、自己のトリオやカルテットを率いても旺盛に活躍、1977年渡米、ニューヨークでの様々なミュージシャンとのセッションで更に腕を磨き、初リーダー作(ボブ・バーグら共演 テイチク)もレコーディング、帰国後ドナルド・ベイリー(ds)・トリオに暫く在籍し、またハロルド・ランド(ts)と共演したセカンド・アルバムをアケタズ・ディスクからリリース、その後も、エルヴィン・ジョーンズやスティーヴ・グロスマンらと親交を深めつつ、後進の育成にも尽力し、本邦ジャズ・シーン最前線で長らく多忙に、精力的に快進撃を続けてきたモダン・ピアノの名手:寺下誠(1951年北海道函館市生まれ)。

★本盤は、主に米西海岸で活躍したアメリカン・ハード・バップ・テナーの雄:ハロルド・ランド(1928年テキサス州ヒューストン生まれ、2001年カリフォルニア州ロサンジェルスで死去)を迎えたコンボによる、寺下の自己名義アルバム第2作となった1983年6月録音の会心盤(アケタズ・ディスク原盤)、の初CD化。

★歯切れよくシャープで硬質堅牢な、カキコキと角張っていつつ透明感や潤いも備わった、小石を転がすようなクリアー・タッチのピアノが、スピリチュアル&ブルージーな鋭利にえぐり込んでくるが如き、独特の情念や熱気(またある時は牧歌性)を孕んだ敏活プレイを繰り出して中々凛々しくソリッドに絵を飾り、かたや、肉太くも弾性があってビシッと骨芯の通ったコク旨トーンのテナーも、これまた情魂味たっぷりでありながら、そうした力強さ・勇猛さと同時に一定の落ち着きや余裕を有した含蓄あるモーダル・ブロウ、を極めて流麗に轟かせて、悠然と懐深げに華を成した、全体を通じフレッシュなスリルや硬派なグルーヴと十全に吟醸された風な豊かなウマみが満喫できる充実内容。

★徹頭徹尾ストレートアヘッドなモード系ハード・バップの王道ド真ん中を迷いなく突き進む、全き正攻法の活劇アクション風(或いは雄渾スピリチュアル・ロマン風)熱演が実にイキイキと展開され、ベースやドラム、パーカッションらの、きっちりツボを心得ていながら、そこかしこで「サポート」「助演」の枠を好もしくはみ出した鮮烈濃厚なる全力パンチ・キック!!!を爆発させたりもするアタッキングな活躍、にビシバシ刺激されつつ、ダブル主役のランド(ts)と寺下(p)が気迫のこもった悔いなき敢闘ぶりでスリリング&ダイナミックに見せ場を競り合って、スカッと壮快に、そして高密度に昂揚させてくれる。

★ランド(ts)の、意外に(?)パッショネートでアグレッシヴなモード色濃くタフネスみなぎったハードボイルド調の躍動的アプローチを根幹に据えて、大いに生鮮清新な興奮を味わわせるが、その吹鳴には並行して優しい包容力やリキみの抜けた自然体の滑脱さ、ジェントルなゆとりっぽさが絶えることもない、という、さすが何げに熟成された泰然自若の語り口が卓抜。一方寺下(p)の、瑞々しい熱情と哀愁のほとばしった、エネルギッシュであり端正でもある、巧まず作法に適った立ち居振る舞いも、誠に鮮麗で秀逸。

1. Dragon Dance
2. World Peace
3. Dear Friends (piano trio)
4. Takeuma
5. I・Ha・To・Bo
6. Crossing

Harold Land ハロルド・ランド (tenor saxophone except 3)
寺下 誠 (piano)
米木 康志 (bass)
マイク・レズニコフ (drums)
小泉 高之 (percussion except 3, 5)

1983年6月11日 青山スタジオ録音

レーベル:Octave-Lab (Deep Jazz Reality) (アケタズ・ディスク原盤)

*限定生産、2019年最新デジタル・リマスタリング、新規解説付き!

在庫有り
国内制作・限定生産CD

商品情報

Octave-Lab (Deep Jazz Reality)
OCTAVE-LAB → アケタズ・ディスク

★尾川雄介監修「DEEP JAZZ REALITY」今世界中のJジャズ・コレクターが最も熱い眼差しを注ぐ名門AKETA?S DISK一挙復刻(第一弾)12タイトル発売。

★国内外でいま最も求められている作品のひとつと言って良いだろう。ピアニスト、寺下誠がハロルド・ランドを迎えて録音した傑作セカンド・アルバムである。ときに強烈な郷愁を呼び起こし、ときに幻想的とも言えるエキゾチシズムを漂わせる。「ドラゴン・ダンス」、「イーハトーボ」、「タケウマ」・・・。函館生まれの寺下と、50年代から活躍した名手・ランド。ふたりが紡ぐ音楽は、まるで日本に良く似た架空の国の物語のようである。(新譜案内より)

【アケタズ・ディスク】
★明田川荘之が西荻窪にライヴハウスをオープンさせたのは1974年2月。以降これまでの35年間、幾多のミュージシャンが集い、夜な夜なセッションを繰り広げてきた。まさしく日本のジャズ史が積み重なってきた“現場”である。並行してレコード制作レーベルを始めたのが1976年春のこと。に出演するような、パワフルで人間臭いミュージシャンの作品を制作したい、はたまた天才・アケタの作品を世に出したいと自主制作に乗り出したのである。アナログレコードは1985年までに23タイトルが制作され、その後もCDに切り替えてリリースは続けられている。現場を映したカタログには個性的な作品が多く、厚みもあって壮観だ。ここに唯一のリーダー・アルバムを残した者、後の活躍を予見させるようなファースト・アルバムを残した者、人生最後となるラスト・アルバムを残した者・・・。また、ここでしか実現しなかった貴重な顔合わせも数多い。もちろん音楽性は多岐にわたるが、明田川の思いを映し、全ての作品がパワフルで人間臭い。それこそが、アケタズ・ディスクの最大の魅力である。(尾川雄介)
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