欧州・フリージャズ前夜、伝説のラジオ・ブレーメン・セッションが蘇る
1967年9月、ヨーロッパの即興音楽シーンが産声を上げようとしていたまさにその瞬間を捉えた、歴史的価値の高い貴重なスタジオ音源が遂にCD化!
欧州フリーミュージックの先駆者であるマンフレッド・ショーフ・クインテット、ペーター・ブロッツマン・カルテット、イレーネ・シュヴァイツァー・トリオという3つの核心的ユニットが一堂に会した、ラジオ・ブレーメンのミニ・フェスティバル音源。
【ここに注目】
◎グローブ・ユニティの萌芽とシュリッペンバッハの構築美
聴きどころは、1966年に始動した「グローブ・ユニティ・オーケストラ」の熱量をそのままに、よりスタジオ・セッション的な密度で捉えたラージ・アンサンブル。単なる即興の応酬に留まらず、シュリッペンバッハによる「Turn 14」やタイトル曲で見せる緻密なコンポジションの妙は、彼が、現代音楽の語法とフリー・ジャズ = 作曲された構造と自由な即興を、有機的に結びつけていたかを物語っています。
◎前代未聞の過激な編成とバトル
ペーター・ブロッツマンが、3台のベース、3台のピアノ、3台のドラムという異形のトリオ軍団と渡り合う「Three」は、フリー・ミュージック史上でも稀に見る過激な編成。一触即発の緊迫感に満ちた演奏は、現代でも聴く者の感覚を鋭く突き刺します。
◎クラウトロック前夜!豪華すぎる参加ミュージシャン
のちにGuru Guruを結成するマニ・ノイマイヤーのパーカッション主体のワイルドなプレイ。さらにCanを支えるヤキ・リーベツァイトの参加など、ジャズ側から見たクラウトロック前夜の貴重な記録としても重要な音源。ペーター・コヴァルトやスヴェン=オーケ・ヨハンソンといった、のちに欧州フリー界の重鎮となる面々が揃い踏みしたこの瞬間の熱量が凝縮されています。
1.Main Lines (Schlippenbach)
2.Three (Brötzmann)
3.Turn 14 (Schlippenbach)
4.It's Up! (Neumeier)
Alexander von Schlippenbach, piano
Irène Schweizer, piano (1, 2, 4)
Fred van Hove, piano(1, 2, 4)
Peter Brötzmann, tenor and baritone saxophone
Gerd Dudek, Soprano and tenor saxophone (1, 3, 4)
Manfred Schoof, cornet, trumpet, flugelhorn, percussion (1, 3, 4)
Manfred Miller, cornet (4)
Buschi Niebergall, bass
Peter Kowald, bass
Uli Trepte, bass (1, 2, 4)
Sven-Åke Jjohansson, drums
Jaki Liebezeit, drums, percussion
Mani Neumeier, drums, tablas (1, 2, 4)
Recorded at Radio Bremen in Studio F, September 15, 1967
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CD
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