商品詳細

輸入盤CD MELISSA ALDANA メリッサ・アルダナ / FILIN
ゴンサロ・ルバルカバも活躍!レイジー&デカダンなちょっと引き摺るようなけだるいテナーの哀愁リラクゼーション表現が幽玄深く冴え渡った心地よさ抜群のメロディック・バラード集 [882 2822]

販売価格: 3,000円(税込)

商品詳細

★多彩に意匠を凝らしたアルバムを次々繰り出して高い評価を得る、お馴染み進歩派にして個性派なチリ出身の女性テナーサックス奏者:メリッサ・アルダナ(1988年チリのサンティアゴ生まれ)の、今回は、ピアノにゴンサロ・ルバルカバを迎えたカルテットを率い、キューバで1940年代から1960年代にかけて流行ったという伝統歌謡スタイル:フィリン(Filin)をアルダナ流に現代ジャズ化したバラード集。途中2曲に人気女性歌手:セシル・マクローリン・サルヴァントがゲスト参入する。

★端正でキレのある精緻なピアノ弾奏に導かれて、張りと艶と分厚さある、重心のしっかり据わったヴォリューミーなトーンのテナーが、哀愁の歌謡的メロディーとけだるいリラクゼーションに支配された煙霧が燻るかの如きレイジーなリリカル・プレイを、つぶやき唸るように綴って翳り濃くもムーディーな温もり溢れる華を成し、バップ&ブルースのイディオムをキューバン小唄に上手く応用したピアノの燻し銀ワザも含蓄豊かに彩りを添えた、また何げに芸達者で精確なベース&ドラムの巧演も効いて、中々折り目正しくセンシビリティをも感じさせる密度の高いロマンティシズム世界が創出され、大いに和ませられる白眉の快適内容。

★ウォーム&インティメイトな和気や寛ぎが底流する中で、バラード歌曲らしい親しみやすい旋律美に満ちた潤いにも富む優しい抒情指向演奏が、節度とゆとりをもってゆったりと展開してゆき、概ね1曲1曲はそう長すぎず程好い尺にまとめられた好テンポで進むその途上、アルダナ(ts)の丸みを帯びた脱力感漂うテンダーな吹鳴と、ルバルカバ(p)の詩的ロマンティストたらんとする反面バップ・ピアノならではの鋭角性が巧まず際立つ硬質妙技、というその"丸"と"角"の対比でメリハリ充分の流れが形作られつつ、アルダナ(ts)の自然体なようでいてさりげなく十全に創意の凝らされた語り口が幽玄深く冴え渡って素晴らしい。

→中音域〜低音域を使って悠々と憂いを歌う辺りの、プスプス息漏れしつつ掠れ、引き摺るようなほぐれ霞んだ節回しはそれほど似てはいないもののベン・ウェブスターとかに底通するレイドバックしたメロウ&スモーキーな趣(女性ながらちょっと武骨そうな味わいも若干)があり、これを先ずは最得意の柱とする一方、局面に応じてより輪郭のクッキリした高音を細く鋭く響鳴させるクールな奏法をも丹念に、覚醒的に滑り込ませて変化をつける、といった具合で、聴いていて非常に心地よいがしかし決してムードに流されてはいない、そうしたストーリーテリングの粋がトータル・イメージとしてはあくまで(本作に限っては)純正バッパー・タイプの渋め風流人らしいアウトラインの中で、さすがの練達を見せており卓抜だ。

★アルダナとの対比でソリッド&スクエアーさが目立つもののルバルカバ(p)の最もマイルドな浪漫派面(大層デリシャス&ハートフルな歌い手ぶりである)を捉えている点にも価値があり、また全般に陰影深く倦怠したデカダン&グルーミーな道程に一転して爽やかな光明や清涼感を齎すサルヴァント(vo)の客演もナイス・アクセント。

1. La Sentencia
2. Dime Si Eres Tú
3. No Te Empeñes Más
4. Imágenes
5. Las Rosas No Hablan
6. Little Church
7. Ocaso
8. No Pidas Imposibles

Melissa Aldana (tenor saxophone)
Gonzalo Rubalcaba (piano)
Peter Washington (bass)
Kush Abadey (drums)

*special guest vocalist:
Cécile McLorin Salvant (on 3, 5)

2026年アメリカ作品

レーベル:Blue Note

在庫有り
輸入盤・見開き紙ジャケット仕様CD

商品情報

BLUENOTE

★テナー・サックス奏者メリッサ・アルダナのブルーノート第3作目!

■キューバのフィリン音楽伝統に由来する楽曲を驚くべき新解釈で提示する絶妙なバラード・アルバム。フィリンとは1940〜60年代に流行した歌謡スタイルで、ナット・キング・コールらアメリカ人ミュージシャンの影響を強く受けている。「フィリン」という言葉は「フィーリング」に由来し、深く心に響く演奏でアルダナは、キューバ人ピアニストのゴンサロ・ルバルカバ、ベーシストのピーター・ワシントン、ドラマーのカッシュ・アバデイからなる卓越したカルテットを率いる。さらに2曲ではスペシャル・ゲストとしてヴォーカリストのセシル・マクローリン・サルヴァントが参加。

■バンドはまた、ブラジルの作曲家エルメート・パスコーアル“Igrejinha(Little Church”とカルトーラの「沈黙のバラ」もカヴァー。

■チリ生まれのサックス奏者、メリッサ・アルダナは、レコーディング・アーティストとして活動する限り、バラードのアルバムを作りたいと願っていたとのこと。1963年にリリースされたジョン・コルトレーンの名盤『バラード』を北極星として、アルダナはスローテンポのプロジェクトを、生涯をかけて追求してきたサウンドを進化させる手段だと考えていたという。

★「私は、ソニー・ロリンズ、ウェイン・ショーター、ジョン・コルトレーン、ジョー・ヘンダーソン、レスター・ヤング、チャーリー・パーカー、ドン・バイアスなど、多くのミュージシャンたちの曲を書き起こしています。彼らにとって、音そのものが感情を表現するツールなのです」と彼女は説明する。「一音一音が、ひとつの世界なのです。演奏には技術的な側面もありますが、その一方で、音には神秘的な側面もあり、それは…今でも、それが何なのかは正確にはわからないのです」。(新譜インフォより)
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内