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国内自主製作CD 永武 幹子 MIKIKO NAGATAKE / LIVE AT NARDIS - Tribute to Cecil Taylor ライヴ・アット・ナーディス - トリビュート・トゥ・セシル・テイラー
甘さを排したハードコア&アブストラクトな打楽器的・幾何学的ピアノ即興が圧倒的気魄で鋭く炸裂するセシル・テイラーに捧げられた大興奮のソロ・ライヴ! [RINDO 001]

販売価格: 3,200円(税込)

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★首都圏ライヴ・シーンで活動し、Owl Wing Recordよりのリーダー諸作に好評を集める他、数々のサイド参加や連名コラボ・プロジェクト等でも大いに鳴らしてきた個性派ピアノの才媛=実力者:永武幹子(千葉県船橋市生まれ)の、初の自主製作アルバムとなる本盤は、全編ソロ・ピアノによるセシル・テイラーに捧げられた熱演が聴かれるという、千葉県柏市・柏のジャズ・バー:Nardisでのライヴ・レコーディング作。

★重低音をガキゴキとハードに叩き鳴らす打楽器的・幾何学的ダイナミック・アクションで容赦なく攻勢を掛けてくる、鋭角に尖ったダークな岩石タッチのピアノが、ひたすら骨太く堅牢かつシリアスにピリッとした喝を入れる感じのアブストラクトな暴れ倒し様で問答無用っぽく圧倒し、また大いに昂揚させ、かと思えば神妙でありながら歌物バラードの正統らしい美メロに富んだロマンティスト面を垣間見せたり、一聴突き放した抽象主義者のメカニカル実験のようでいてそこかしこに独特のスピリチュアリティやクラシックもしくは現代音楽寄りの壮麗エレガンスも散見したりと、全体を通じ硬質な風合いを保つ一方で中々振り幅の大きいストーリーテリングの巧みさも発揮される、という、ドラマティックな辛口プレイが精悍毅然げに紡がれて胸揺さぶる興奮と緊迫スリルそして感動が齎される、実に力強い敢闘内容。

★テイラーのスタイルを永武なりに踏襲した妥協なきパーカッシヴ&ジオメトリックな"音の立体図形"風のフリー派アプローチが変らず基調を成すが、永武の即興はそういうシビアでノワールな真っ暗闇のアブストラクショニズムを先ずは第一義として、甘さを排したアクロバティカル&スピーディーなソリッド・ダイナミズム表現に確固としてブレのない信念〜硬派フリー・インプロヴァイザーの矜持が濃厚に顕示され(て聴く者を理屈抜きで黙らせ)るものの、時折テイラーから離れて"永武流"になってゆく辺りに独自の妙味もあり、飽きさせず興趣豊かに愉しませる展開構成だ。

★比較的まろやかに歌心を露わにして哀愁ロマンティシズムの世界を映し出す詩人ぶりや、雄渾の大河ストーリーをスケール壮大に描き出すスピリチュアル・スウィンガー面、などに永武固有のメロディックな詩情センスが揮われていて何ともフレッシュだが、しかしあくまで本盤のキモはテイラーの心意気や美学〜世界観を受け継ぐハードコア&ストイックなフリー指向の行き方にこそあり、とするのがやはり正しい聴き方と云えるだろう。

1. Lono
2. This Nearly Was Mine
3. Improvisation #1 Pt.1 Beginning
4. Pt.2 Storying
5. Pt.3 Plunging
6. Pt.4 Longing
7. Pt.5 Settling
8. Improvisation #2

永武 幹子 Mikiko Nagatake (solo piano)

2025年8月22日千葉県柏市・柏、ジャズ・バー:Nardis(ナーディス)でのライヴ録音

レーベル:Rindo

在庫有り
国内自主製作CD(デジパック仕様)

■永武幹子(ながたけ みきこ)Profile
★千葉県船橋市に生まれる。5歳よりクラシックピアノを始め、ヤマハ音楽教室で寄島清美氏に師事、演奏技術だけでなく、即興演奏や作曲の基礎を学ぶ。中学時代は法田中学校ブラスバンド部に所属し、トランペットを担当。早稲田大学法学部入学後、同大学モダンジャズ研究会、ハイソサエティオーケストラに入り、ジャズに目覚める。

★大学OGのジャズピアニスト清水くるみ氏に師事。その間、さまざまなセッションに加わる。大学卒業と同時にプロになることを決意し、ジャズピアニストとして演奏に専念。現在は、増尾好秋(guitar)YOSHIAKI MASUO GROUP、酒井俊(vocal)グループ、峰厚介(t.sax) M's Three などに参加する他自身のピアノトリオ”永武幹子Trio”, ”J.J.Soul”や加納奈実(a.sax&s.sax)とのDuoユニット” Jabuticaba”をメインに、東京都内のジャズクラブやライブハウスを中心に活動している。

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RINDO

初リーダー作から4年、前ソロ作から3年 世代を超えたアーティストと共にキャリアを築くピアニスト、永武幹子 数々のライヴを経て、新たな扉をひらくソロ・ライヴ作品

同世代アーティストとの活動から、独自の音楽を確立してきた大御所との演奏まで、日本のジャズ・シーンで、存在感を高めるピアニスト、永武幹子。 大学卒業から即、プロとして活躍してキャリアを積み上げ、今、月間のライヴ回数は、常に20回超。各地ライヴハウスでの人気と信頼と共に、日々の現場を糧とした活動は、ジャズという音楽の本質的なものとも結びついている。 そんな彼女が2025年、新たにリリースするのは再びのソロ。孤高のインプロヴァイザー、セシル・テイラーのトリビュートという注目作だ。一般的にフリー・ジャズとカテゴライズされる一方、独自の音楽的スケールももち、理論的な側面とインテリジェンスで音楽を構築しているテイラーの演奏に導かれて研究。千葉・柏Nardisでのスペシャル・ライヴが本作となった。 演奏の前半2曲はセシル・テイラーの作品収録曲から。1曲目は1973年の来日時に録音された『ソロ』の一曲。2曲目はCandid の初期名盤、『The World of Cecil Taylor』に収録されたスタンダード(ミュージカル)曲「This Nearly was Mine」。後半は、完全な即興演奏ながら、テイラーの演奏にインスパイアされたものとなっている。 セシル・テイラーへのリスペクトと共に、彼女が長年演奏してきたジャズの伝統的な美しいハーモニーが響く2曲目、瞬発力とスピード感をもって鋭角的なフレーズや打楽器的な演奏が繰り出される3曲目の展開、そのコントラストなども鮮やか。高い集中力から生み出される音楽は、聴くものを音楽の世界に引き付ける。 初リーダー作から4年あまり。次代を担うピアニストが新しい扉を開く一作品だ。

録音: 2025年8月22日 千葉・柏 Nardis
Mixed and Mastered Shinya Matsushita
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