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国内仕様輸入盤2枚組CD MARK TURNER QUARTET マーク・ターナー / LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード
昏く物憂い幻想性や浮遊感覚とハード・バップらしいタフなノリや醸熟の旨味が交差する現代流2管ピアノレス・カルテットの会心打!硬派!!! [GSA009J]

販売価格: 3,840円(税込)

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★ウォーン・マーシュやウェイン・ショーターの浮遊っぽさに現代感覚を多々加味したような独自の芸風に圧倒的支持を集める、早ヴェテランな個性派テナーサックスの人気スター:マーク・ターナー(1965年米オハイオ州フェアボーン生まれ)の、これは、馴染みのジェイスン・パルマー(tp)をフィーチュアしたピアノレス・カルテットを率い2022年6月18日&19日NYC-ヴィレッジ・ヴァンガードに出演した折の公演の模様を収め、2023年に配信でリリースされていたGiant Step Artsレーベルよりのライヴ・アルバムのCD(2枚組)版。

★息の合った繊細で端正な、美しいハーモニーを織り成す、或いは対位法的にメリハリや色彩の差異をもって折り重なる、フロント2管のアンサンブルが抑制を利かせてスムース&ジェントルに精緻な様式美を形作り、続いて現れる、レイジーでデカダンでグルーミーな中にアグレッシヴさを潜ませたテナーの、ちょっと不思議な夢幻浮遊トリップ・ムードとハード・バップらしい雄渾旨口のグルーヴ感の間を滑脱かつ濃やかに往来する風な懐深い流麗ブロウや、より豪胆でラフな俊敏アクションに本領を発揮するトランペットのしかし妖しい思索性をも孕んだビター・プレイ、雄弁闊達によく歌うベースのウネり波打ち、といった銘々のソロが中々こってりとコクのある見せ場を繋いでゆく、全般に結構オーソドックスなノリとターナーならではのある種のミステリアスさがバランスよく並立する情趣豊かな音世界を快調に愉しませる、充実のクリーンヒット内容。

★ピアノレス編成特有のいささかゴツく乾いた音の感触に硬派な男気が滲む、ターナー作のオリジナル曲群の曲想には昏く物憂いシリアス筋の尖鋭カラーも覗くものの、サウンドとしてはサックス・トリオ物にも似たタフ&ストロングな雄々しさが認められたり、4ビートでストレートにスイングするスタイルが頻出したりと、楽想はややコワモテだが思いの外ハード・バップ色〜メインストリーム色の強い、そのアウトラインは大層グルーヴィーな仕上がりとなっていて安心感・堅実感があり、そうした中で、オーネットのカルテットにも底通する半抽象テイストも垣間見えはするけれどそれよりずっと正統的な主流派ポスト・バップ・ジャズのカラーが濃いターナー(ts)やパルマー(tp)らの真っ向勝負のアドリブ活躍を、超芳醇に堪能できる寸法だ。

★ターナー(ts)の、ショーターやマーシュの流れを汲んだ持ち前の無重力遊泳っぽいイリュージョナルな文脈展開も熟成した冴えを見せる反面、ここではどちらかと云うともっとストレートアヘッドな現代モーダル・バッパー気質〜メインストリーマー気質の行き方に多分に力点が置かれている印象があり、パルマー(tp)のピリッとスパイスの効いた伸びやかな大立ち回り共々、ばっちりテイスティー・グルーヴィーなハイライト・シーンを余裕で創出している辺りが誠に好もしい。シャキシャキ・ドコドコと轟音を転がしてくるピンソン(ds)のパワフル&ヴォリューミーな遊撃攻勢も光る。

01. Return From The Stars
02. Terminus
03. Bridgetown
04. Brother Sister
05. Nigeria 2
06. Lincoln Heights
07. 1946
08. Unacceptable
09. It's Not Alright With Me
10. Wasteland
11. Lennie Groove
*all compositions by Mark Turner

Mark Turner (tenor saxophone)
Jason Palmer (trumpet)
Joe Martin (bass)
Jonathan Pinson (drums)

2022年6月18日&19日米ニューヨーク市のThe Village Vanguardでのライヴ録音

レーベル:Giant Step Arts Disk Union

※帯ライナー付き国内盤仕様

在庫有り
国内仕様輸入盤2枚組CD

商品情報

★2022年に名門ヴィレッジ・ヴァンガードで行われたこのライヴは“Return From The Stars"オリジナル・メンバーが同アルバムから全曲を演奏するのに加え、ECM2012年FLY TRIOからM4、30年振りに結成されたM.T.B."Solid Jackson"よりM7, "In This World"や"OAM TRIO"など度々演奏されるターナーの十八番"Lennie's Groove"M11というラインナップ。

★ECM作品ではクールで理知的な側面を強調するように、一歩引いたところから全体を詳細に俯職できる実にバランスの取れたECMらしい録音であったのに対し、本作はヴィレッジ・ヴァンガードという空間にギュッと濃縮されたサウンドを目の前で浴びているようなオンマイク録音で、ECMのスタジオ録音とはまた違った魅力を放っており、その生々しさ、シズル感が昔ながらのジャズ耳を喜ばせてくれる。

★あぁ、"Lennie'sGroove"の冒頭なんてどうだろう。重々しいベースから始まり、ターナーとパルマーの音色の対比が滅茶苦茶カッコいいユニゾンから、ターナーがアドリブ・パートに入る一音目で電流が走り、ゾクゾクくる感じ、何度聴いても“キター!!”と思わず感極まってしまう。(羽根智敬)
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