★サックス奏者でありクラリネット奏者でもあるケン・ヴァンダーマークの創作音楽への道は、ジョー・マクフィーによって切り開かれたと言っても過言ではありません。特に、スイスのシャレーでカジュアルに録音され、実験性と叙情性を自然に融合させた4つの新曲を収録したマクフィーの1976年の画期的なLP『テナー』は、ヴァンダーマークにとって衝撃的な作品でした。
★2人のミュージシャンは1996年に実りある協力関係を築き、その関係は今日まで続いています。そして今回、ヴァンダーマークは友人であり指導者でもあるマクフィーに敬意を表し、一連の作曲と即興演奏の組曲を制作しました。様々な管楽器(クラリネット、バスクラリネット、バリトン、そしてもちろんテナーサックス)で演奏されるこれらのソロ作品は、ヴァンダーマークの作品の中でも特にメロディアスで、容赦なく美しいもので、途方もない感情のうねりと独創的な直線的発明が織り交ぜられています。
★ヴァンダーマークは、コーベット対デンプシーに招待された観客の前で組曲の6曲を演奏した。ギャラリーの自然な音響が、彼の演奏のあらゆるニュアンスを余すところなく引き出した。マクフィーあるいはヴァンダーマークにとって大切な花にちなんで名付けられた各パートの組曲に、ヴァンダーマークは力強いフリー・インプロヴィゼーションを複数加え、それぞれ「フィラー・フラワー」にちなんで名付けられた。プログラム全体がマクフィー氏への花束となったかのようだ。アレックス・イングリジアンによる精緻な記録、アーチ・コネリーによるカバーアート、ヴァンダーマークによるライナーノーツが収録されている。(新譜インフォより)
1.Azaleas/tenor [5:05]
2.Baby’s Breath/Bb clarinet [1:44]
3.Gardenias/bass clarinet [5:32]
4.Dusty Miller/tenor [3:09]
5.Ruscus/baritone [2:02]
6.Dandelions/Bb clarinet [5:13]
7.Violets/baritone [4:32]
8.Sunflowers/tenor 5:50]
9.Queen Anne’s Lace/bass clarinet [1:57]
10.Marigolds/Bb clarinet [6:04]
11.Eucalyptus/tenor [3:23]
Ken Vandermark (ts & bs; Bb & bass clarinet)
#1,3,6,7,8,10 composed and improvised
#2,4,5,9,11 improvised
Recorded by Alex Inglizian at Corbett vs.Dempsey,Chicago on March 17,2025
Mixed and mastered by Alex Inglizian,John Corbett,Jim Dempsey,and Ken Vandermark at Experimental Sound Studio on July 17,2025.
在庫有り
三つ折り紙ジャケット仕様CD