ジョーダン・ウィリアムズの「Playing By Ear」は、ナット・リーブス、ジェフ・ワッツとの即興的な創造性、見事な相互作用をトータルに融合させた作品である。又、ウォルス・ルーニー・ジュニア (tp)が4曲でゲスト参加している。
1996年生まれのジョーダンは近年、東海岸シーンで最も有望な若手ピアニストの一人として名を馳せている。ハービー・ハンコックの叙情的な流動性とマルグリュー・ミラーのリズム的構築を融合させつつ、現代的な耳で濾過したアプローチが特徴だ。ミラノの歴史あるレーベル「レッド・レコード」での初リーダー作となる本作では、世代・流派・言語を超えた真の架け橋となるメンバーを起用している。
ジャッキー・マクリーンやエリック・アレクサンダーといった巨匠たちとともにキャリアを積み、伝統にしっかりと根ざしたナット・リーブスは、このバンドのタイムキーパーであり、この演奏の軸となっている。ナット・リーブスは、ジャッキー・マクリーンやエリック・アレクサンダーといった巨匠たちとともにキャリアを積み、そのルーツを伝統にしっかりと根ざしている。穏やかで威厳があり、決して押し付けがましくないベースは卓越した職人技のたまものだ。そして、実力者、ジェフ・テイン・ワッツのドラムがアルバム全体に絶え間ないダイナミックな緊張感をもたらしている。そのドラムは決して単なる伴奏者ではなく、非対称的なフレージング&断片的なグルーヴで、遠心力の源であり続けている。4曲で参加のウォレス・ルーニー・ジュニアは、父親であるウォレス・ルーニー・シニアから受け継いだ豊かな表現力に加え、歴史的な重みから解放され、音色の探求と本能的な対話に傾倒したアプローチで動いているように見える。(メーカーインフォ)
1. One Finger Snap
2. Waltz for Ellis
3. Steepian Faith
4. Blue Ridge
5. Tayamisha
6. Peace
7. Ms. Baja
8. Left Alone
Jordan Williams - piano
Nat Reeves - bass
Jeff "Tain" Watts - drums
GUEST :
Wallace Roney Jr. - trumpet (1,3,4,6)
ECORDED BY TOM TEDESCO, PARAMUS, NJ ON APRIL 2025
MIXED AND MASTERED BY RINALD DONATI AND FABRIZIO FINI
AT MAXINE STUDIO ,MILANO ON JULY 2025
■2025年作品
レーベル:
Red
在庫有り
輸入盤CD