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輸入盤CD SOPHISTICATED LADIES ソフィスティケイテッド・レディーズ / THAT HEALIN' FEELIN' ザット・ヒーリン・フィーリン
ファンキー・バピッシュかつクール・メロウに哀愁浪漫を映す人情肌ピアノ・プレイが馨しく爽やかな妙味を揮ったデンマーク発・熟練女性ピアノ・トリオ会心の一撃! [1014369]

販売価格: 2,880円(税込)

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★1987年の結成から早40年近い活動歴があり、かつてはMusic MeccaやCopeよりの諸作が好評を得ていた、デンマークの女性3人組ピアノ・トリオ:ソフィスティケイテッド・レディーズの最新アルバムが登場。

★鋭敏快活でノリにノッたドラム&ベースの安定感ある躍動ぶりにガッチリ支えられ、また煽られつつ、流麗さとキレのよさを併せ持った精確で端正な、透明感と濃い陰影がクロスする小石転がし風ソリッド・タッチのピアノが、アーシー・バピッシュだったり哀切メランコリックだったりパーカッシヴだったりと適度に幅のある、ほぼ一貫してメロディック&ブルージーな正攻法のアクティヴ抒情指向プレイを溌溂と綴って、手堅くもこってりテイスティー・グルーヴィーな揺るがぬ妙味を揮い、弾力を利かせて弁舌巧みにスピリチュアリティを唄うベースやシャープかつ精緻に空を斬り刻むドラム、らの機動性に富んだ縦横無尽の活躍も的確にグルーヴとスリルを醸成した、全般に一定の節度を余裕を保ちながらの至って真っ当な人情娯楽的快演が続いて、ホッと一息つかせてくれる簡潔で滋味ある安心内容。

★歌心とスイング感にポイントを絞り、伝統的なブルース・フィーリングやバップ・スピリットも潤沢、そしてたっぷりな人肌の温もりとテンダネスを多分に感じさせる、メリハリ〜起伏は大きくつけられるもののその中でインティメイトな和気やリラクゼーションの維持された、極めてハートウォーミングな直球オンリーの現代バップ・エンタテインメント派演奏が歯切れよく展開してゆき、1曲1曲は比較的手短かにまとめられ、腹八分目でサッと引き揚げるみたいな余韻(〜行間含蓄?)ある好テンポの途上、なぜか結構出番の多いマーストラン(b)や何げに仕切り屋っぽいホーストロプ(ds)にもバランスよく(公平平等っぽくルールが決めてあるように?)ちょっと几帳面に見せ場が振られて上手く色彩変化が齎されつつ、一座の花形役を担うスミト(シュミット?)(p)の、豪快な推進力と折り目正しく作法に適ったエレガンスを絶妙に使い分けたアドリブ技が生鮮に冴え渡って清々しい。

→ハンコックやマッコイ辺りのモード奏法も消化していてそういうアプローチをそつなく見せるところもあるが、やはりその本性はレッド・ガーランドやジーン・ハリスらの流れを汲んだ、即ち、殺陣風の渋いダイナミック・アクション・イディオムと玉転がしブロック・コードの小粋な寛ぎ節を掛け合わせての"ファンキー・バップ"的行き方をもはや手癖と化した最得意=十八番とする純正エンタテイナーであり、またもう一つの柱として、バラードやロマンティックな局面にあっては、エヴァンス系ともヨーロッパ(わけても北欧)耽美抒情派の類型とも全く異なるスキッとしたクール・メロウな歌い様に独自の魅力があったり(微妙にクラシック・ピアノの匂いを残している辺りは似てはいないもののルイス・ヴァン・ダイクにも通ず、か)と、語り口はさりげなく巧妙で飽きさせない。オリジナル曲に顕れる北欧ジャズ的フォーキー色と演奏全般のアメリカン・メインストリーム傾向の自然な融和具合が卓抜(どちらかと云うとざっくり見て後者が主軸か)。

01. That Healin' Feelin' (Les McCann)
02. Swans In May (Helle Marstrand)
03. Bemsha Swing (Thelonious Monk)
04. Blue Bolero (Abdullah Ibrahim)
05. Walk On Sun (Benita Haastrup)
06. Going Up (Duke Ellington)
07. Without Words (Marie Louise Schmidt)
08. A Grand Night For Swinging (Mary Lou Williams)
09. J.B.'s Waltz (Mary Lou Williams)
10. What A Wonderful World (George Douglas / George David Weiss)
*arranged by Sophisticated Ladies

*Sophisticated Ladies ソフィスティケイテッド・レディーズ:
Marie Louise Schmidt マリーエ・ルイーセ・スミト (piano)
Helle Marstrand ヘレ・マーストラン (bass)
Benita Haastrup ベニータ・ホーストロプ (drums)

2025年3月12日-13日デンマーク-コペンハーゲンのThe Village Studio録音

レーベル:Storyville

御予約商品
輸入盤CD
入荷予定時期:2025年9月下旬〜10月上旬 受注締切:2025年9月18日
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。

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STORYVILLE

★☆デンマークの女性ピアノ・トリオ、「ソフィスティケイテッド・レディーズ!
☆40年に渡りジャズの伝統と「北欧」の精神と音感をブレンドした音楽で聴衆を魅了してきたトリオの最新アルバム!
☆結成初期から演奏してきたスタンダード・ナンバーとオリジナルを組み合わせたプログラム!

■「ソフィスティケイテッド・レディーズ」は、デンマークの女性だけによるピアノ・トリオ。カウント・ベイシー・オーケストラやデンマーク放送ビッグバンドで演奏したアメリカのトロンボーン・プレーヤー、リチャード・ブーンの指導により、1987年に結成されました。ピアニストのマリーエ・ルイーセ・スミト、ベーシストのヘレ・マーストラン、ドラマーのベニータ・ホーストロプ。およそ40年に渡り、ジャズの伝統と「北欧」のスピリットと音感をブレンドした音楽で聴衆を魅了してきました。

★新作アルバムは、彼女たちが結成初期から演奏してきたスタンダード・ナンバーとオリジナル曲によるプログラムで作られました。レス・マッカンのソウルフルな《That Healin’ Feelin’》、セロニアス・モンクの《Bemsha Swing》、アブドゥーラ・イブラヒムの《Blue Bolrero》、デューク・エリントンの《Going Up》、メアリー・ルー・ウィリアムズの《J.B.’s Waltz》と《A Grand Night for Swinging》、3人のオリジナル。アルバムの最後にリチャード・ブーンへのオマージュとして、ルイ・アームストロングの歌で知られる「不滅」の《この素晴らしき世界》が演奏されます。すべて彼女たちの手で編曲され、新しい視点による解釈が施されました。(新譜インフォより)
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