商品詳細

妥協なくハード・ビター&アブストラクトにしてダーク・ポエティックな憂き浪漫香るフリー・インプロ・インタープレイがシャープ&フレッシュ・スリリングに冴えた充実トリオ痛快打! 国内盤CD 藤井 郷子 ディス・イズ・イット! SATOKO FUJII THIS IS IT! / MESSAGE メッセージ [Libra 203 080]
販売価格: 2,420円(税込)
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★依然ラジカル&チャレンジングな未知の音楽探究を続け、ハイペースで新作を送り出してくる本邦フリー派ピアノの急先鋒:藤井郷子(1958年東京都生まれ)の、田村夏樹(tp)&井谷享志(ds,per,vib)との変則トリオ:This is It!による最新アルバム;全曲藤井のオリジナル。
★クラシックや現代音楽に通じる荘厳シリアスさ(〜幾何学テイスト)とフリー・ジャズならではのアブストラクト&パーカッシヴな力学性を併せ持ち、独特のダークネス並びに硬質ダイナミズムを濃く湛えたピアノの殺陣的ヒット技がミステリアス&ノワールに憂きロマン仄めく煌めきを放ち、ハード・ビターなコワモテ咆哮の中にバップの影を残したトランペットの吹鳴が中々豊かに旨味を発散、そしてシャープ&センシティヴでいて不気味な怪しさ・起爆感を秘めたドラム/パーカッションの這い回るような遊撃もサスペンスとグルーヴを的確に体現した、全編に渡りその正三角形っぽい即興インタープレイの連続で心地よい緊迫と深い情趣を満喫させてくれる濃密内容。
★ストレンジ&ビザールな異形さや抽象性に溢れながらしかしどのトラックも「曲」らしい情緒性を決して欠くことがない、藤井流の辛口にしてリリカルなフリー・ジャズ世界がリアル・インプロ要素をふんだんに盛り込みつつ超スリリングに創出されてゆき、摺り足でジワジワ躙り寄るもしっかりスイングする井谷(ds)や、鋭利な突発爆裂性と芳醇な吟醸感を交錯させて凛々しくファンファーレのように歌う雄壮さみなぎった田村(tp)、らの活躍もそれぞれ鮮烈に際立つが、何より先ず座長である藤井(p)のただならぬハイテンションさをもって猛ハッスルする緩急も巧みな完全燃焼ぶりが、問答無用に傑出していて圧倒される。
→例によって思索瞑想性を濃厚に孕んだ心象スケッチ風の半バラード的グルーミー節に余情豊かな魅力を見せる他、時にはセシル・テイラーや山下洋輔辺りにも通じる強硬打楽器型の絨毯爆撃攻勢でワイルドに迫ったりと、その、気力も充実しきりイマジネーションも理想的潤沢状態を示した精悍軒昂かつロマネスクな絶好調のインプロヴィゼーションには、理屈を越えて昂揚させられまくりこれはもはや降参するしかない。
1. Message (8:41)
2. Cryptography (8:49)
3. Falafel Feast (12:42)
4. Ernesto (6:33)
5. Never Mind (10:03)
6. Orange Flicker (5:25)
*all composed by Satoko Fujii (BMI)
田村 夏樹 (trumpet)
藤井 郷子 (piano)
井谷 享志 (drums except 6) (percussion on 2, 3) (vibraphone on 6)
2024年10月8日東京・渋谷、公園通りクラシックス(東京都渋谷区宇田川町)録音
レーベル:Libra
御予約商品
2025年5月9日発売予定
国内盤CD
★クラシックや現代音楽に通じる荘厳シリアスさ(〜幾何学テイスト)とフリー・ジャズならではのアブストラクト&パーカッシヴな力学性を併せ持ち、独特のダークネス並びに硬質ダイナミズムを濃く湛えたピアノの殺陣的ヒット技がミステリアス&ノワールに憂きロマン仄めく煌めきを放ち、ハード・ビターなコワモテ咆哮の中にバップの影を残したトランペットの吹鳴が中々豊かに旨味を発散、そしてシャープ&センシティヴでいて不気味な怪しさ・起爆感を秘めたドラム/パーカッションの這い回るような遊撃もサスペンスとグルーヴを的確に体現した、全編に渡りその正三角形っぽい即興インタープレイの連続で心地よい緊迫と深い情趣を満喫させてくれる濃密内容。
★ストレンジ&ビザールな異形さや抽象性に溢れながらしかしどのトラックも「曲」らしい情緒性を決して欠くことがない、藤井流の辛口にしてリリカルなフリー・ジャズ世界がリアル・インプロ要素をふんだんに盛り込みつつ超スリリングに創出されてゆき、摺り足でジワジワ躙り寄るもしっかりスイングする井谷(ds)や、鋭利な突発爆裂性と芳醇な吟醸感を交錯させて凛々しくファンファーレのように歌う雄壮さみなぎった田村(tp)、らの活躍もそれぞれ鮮烈に際立つが、何より先ず座長である藤井(p)のただならぬハイテンションさをもって猛ハッスルする緩急も巧みな完全燃焼ぶりが、問答無用に傑出していて圧倒される。
→例によって思索瞑想性を濃厚に孕んだ心象スケッチ風の半バラード的グルーミー節に余情豊かな魅力を見せる他、時にはセシル・テイラーや山下洋輔辺りにも通じる強硬打楽器型の絨毯爆撃攻勢でワイルドに迫ったりと、その、気力も充実しきりイマジネーションも理想的潤沢状態を示した精悍軒昂かつロマネスクな絶好調のインプロヴィゼーションには、理屈を越えて昂揚させられまくりこれはもはや降参するしかない。
1. Message (8:41)
2. Cryptography (8:49)
3. Falafel Feast (12:42)
4. Ernesto (6:33)
5. Never Mind (10:03)
6. Orange Flicker (5:25)
*all composed by Satoko Fujii (BMI)
田村 夏樹 (trumpet)
藤井 郷子 (piano)
井谷 享志 (drums except 6) (percussion on 2, 3) (vibraphone on 6)
2024年10月8日東京・渋谷、公園通りクラシックス(東京都渋谷区宇田川町)録音
レーベル:Libra
御予約商品
2025年5月9日発売予定
国内盤CD
商品情報
Libra
★藤井の緻密な楽曲を奔放なメンバーが解体するディス・イズ・イット- 2024年録音
2013年に結成した Satoko Fujii New Trio を原点に、現メンバーでの3作目の作品!
★現在に至るまで北米、ヨーロッパ、日本、各所をツアー、リモートでの作品制作も経て、さらに進化を遂げた 6 トラック!
●藤井郷子(p)、田村夏樹(tp)、井谷享志(ds,per)によるトリオThis is it!による2024年録音作品。
★このユニットの原点は2013年に結成した藤井、井谷、そしてトッド・ニコルソン(b)によるSatoko Fujii New Trio。その後トランペットの田村夏樹を迎えTobiraというカルテットとなったが、トッド・ニコルソンが離日しTobira–(マイナス)oneとして活動。グループ名を現行のThis is It!と変更して継続している。
★今作品は2018年発表の『1538』、2021年発表の『モザイク』に続き3作目。作品名の“1538”という数字が意味するのは、鉄が溶け出す温度のこと。その名の通り、即興を繰り広げる中で三者が強力なエネルギーでぶつかり、一つのサウンドを生み出す熱量を考えると、このグループを象徴する、言い得て妙なタイトルだ。
★それから7年。前作から4年となるが、『モザイク』は、コロナ禍のもと、リモートでの演奏を記録した作品で、リアルで3人が集まっての録音は『1538』以来ともなる。メンバーの井谷曰くThis is It!は、「藤井氏の曲を創造的にやりたい放題」に演奏するバンドといい、藤井が構築した緻密な楽曲を、藤井も含めた奔放な3人が自由に解体して、その日、その場の世界を描いていくバンド。『モザイク』では、リモートとはとても思えない演奏で驚かせてくれたが、3人が同じ場所に集い、同じ空気を震わせる録音はやはり待望のものとなる。
★変拍子の楽曲モチーフを一糸乱れず合わせるアンサンブルと、縦横無尽に駆け巡りながら会話を成り立たせるスリリングな即興、轟音と静寂、そして残響や、間が導き出す豊かさ。その音楽はいつも新しい可能性を持っている。
Recorded at Koendori Classics, Shibuya,Tokyo on October 8, 2024 by Takanori Terabe.
Mixed on February 21, 2025 and mastered on February 23, 2025 by Mike Marciano, Systems Two, NY.
★藤井の緻密な楽曲を奔放なメンバーが解体するディス・イズ・イット- 2024年録音
2013年に結成した Satoko Fujii New Trio を原点に、現メンバーでの3作目の作品!
★現在に至るまで北米、ヨーロッパ、日本、各所をツアー、リモートでの作品制作も経て、さらに進化を遂げた 6 トラック!
●藤井郷子(p)、田村夏樹(tp)、井谷享志(ds,per)によるトリオThis is it!による2024年録音作品。
★このユニットの原点は2013年に結成した藤井、井谷、そしてトッド・ニコルソン(b)によるSatoko Fujii New Trio。その後トランペットの田村夏樹を迎えTobiraというカルテットとなったが、トッド・ニコルソンが離日しTobira–(マイナス)oneとして活動。グループ名を現行のThis is It!と変更して継続している。
★今作品は2018年発表の『1538』、2021年発表の『モザイク』に続き3作目。作品名の“1538”という数字が意味するのは、鉄が溶け出す温度のこと。その名の通り、即興を繰り広げる中で三者が強力なエネルギーでぶつかり、一つのサウンドを生み出す熱量を考えると、このグループを象徴する、言い得て妙なタイトルだ。
★それから7年。前作から4年となるが、『モザイク』は、コロナ禍のもと、リモートでの演奏を記録した作品で、リアルで3人が集まっての録音は『1538』以来ともなる。メンバーの井谷曰くThis is It!は、「藤井氏の曲を創造的にやりたい放題」に演奏するバンドといい、藤井が構築した緻密な楽曲を、藤井も含めた奔放な3人が自由に解体して、その日、その場の世界を描いていくバンド。『モザイク』では、リモートとはとても思えない演奏で驚かせてくれたが、3人が同じ場所に集い、同じ空気を震わせる録音はやはり待望のものとなる。
★変拍子の楽曲モチーフを一糸乱れず合わせるアンサンブルと、縦横無尽に駆け巡りながら会話を成り立たせるスリリングな即興、轟音と静寂、そして残響や、間が導き出す豊かさ。その音楽はいつも新しい可能性を持っている。
Recorded at Koendori Classics, Shibuya,Tokyo on October 8, 2024 by Takanori Terabe.
Mixed on February 21, 2025 and mastered on February 23, 2025 by Mike Marciano, Systems Two, NY.