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クール・スウィートな浪漫ピアノや"やんちゃ系"のブルージー・アクション・ギターに圧倒的スター性を持った匠のトランペットが悠々と絡むコンテンポラリー・リリカル・グルーヴ路線の会心打! CD AMC TRIO featuring RANDY BRECKER / FOLLOWING THE LIGHT [D 77131]

販売価格: 2,400円(税込)

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★HevhetiaやMoosicus他にも吹き込みを残していた、スロヴァキアのジャズ(〜フュージョン?)・シーンで活躍するピアノ・トリオ:AMC Trioの、今回は、全曲にギターが加わり、更に過去Moosicus盤でも共演していたランディ・ブレッカー(tp)を再びスペシャル・ゲストとして6曲にフィーチュア、加えてブレッカー夫人であるアダ・ロヴァッティ(ts)も2曲に参入する、という磐石体制で臨むオリジナル曲集。

★端正でクールそして骨太く歯切れよいピアノの精確巧緻なマイルド・ロマンティック弾奏や、鋭くしなやかな伸張力と破裂感を有したトーンで力強く晴れ晴れと哀歓を歌い上げるトランペットの青嵐の吹鳴を思わせる華のあるメロディック・ブロウ、更にはまた、程好い厚みを呈したキレのある音色で独特の翳り&濁りを利かせて幾分やんちゃに憂き浪漫を活写するコンテンポラリー・ブルージーなギターの掻き鳴らしワザ、等が色とりどりに鮮やかなコントラストを湛えつつ中々濃密に見せ場を競い合ってゆく、全体を通じポエティックな情味に溢れながら歯応えも十二分の迫真敢闘を愉しませる会心打内容。

★今日流らしく形式もヴァラエティーに富んだ弾み躍るかのようなリズミカル・ビートに乗せた、基本はあくまでヨーロッパ抒情派の一典型たるメロディーの端麗さや唯美性+詩的ロマンティシズムをキモとし、そこへリズム面でのフューチャー・ファンク的グルーヴ意匠が大きく盛り込まれてアップトゥデイト傾向が増幅、しかも一貫してその根底にはブルース・フィーリングが確固と脈打っていて、結果、ユーロ系ならではの吟遊詩人的な牧歌性と伝統に深く根ざした吟醸感とが細密に融和した誠にフレッシュなリリカル・アクション世界(微妙に硬派フュージョンもしくはロックのインスト物っぽい趣も仄めく?)がイキイキと創出されており、終始この上なく瑞々しい昂揚感と旨味が齎されるという寸法だ。

★ブレッカー(tp)の、"ゲスト・ソロイスト"という立ち位置をとことん楽しんでいる感じな、生粋メロディスト&生粋ハード・バッパーたる本領を遺憾なく発揮しきった人情派エンタテインメント志向の真骨頂とも云うべき敏活立ち回り攻勢が、ピュッと一音吹くだけで無双の圧倒的スター性を濃厚鮮烈に放ち、そうした殆ど「一人勝ち」状態なさすが匠の至芸、匠の活躍が赤子の手を軽々ヒネるが如く?全ての他者を霞ませる(そもそもこのAMC Trio+gの面々はいずれもその根が真っ当なリアル・ジャズとよりライトめ・ソフト・キャッチーめのファンク・フュージョン路線とに片足ずつ突っ込んだような、ある種の浮薄さを孕む体質なので、御大ブレッカーの真剣勝負を前にしては霞んでしまうのも当然と云えば当然か)(→試しにネットで配信されている彼らの過去の作品を聴いてみても、やや甘美でメロウ・ポップなフュージョン寄りの作風であることが確認できる、という、総じて「さては貴様...!」もしくは「こいつらやっぱり...!」といった風な結論に行き着くのであった?)ほどに傑出しており、一方、実質的な座長格のアダムコヴィッチ(p)の、ブレッカーに押されてちょっと影が薄いところもあるもののそのクーリッシュ・スウィートな泉の如き美旋律家ぶり・詩人ぶりも要所要所で清新なる魅力をバッチリ発散、加えて、Marinčák(g)のブルース・ロックとファンク・グルーヴない交ぜの"掻き回し役"たる暴れ様も役得っぽく際立ち、更に終盤2曲に登場するロヴァッティ(ts)のファンキーでハード・ドライヴィングな迫力満点の咆哮も、サッと現れてサッと(まんまと?)座をさらうクリーンヒットをキメていたりなど、個人芸合戦の聴きどころは極めて充実している。

1. Daybreak Rhapsody 6:11 (tp-g-p-b-ds)
2. Smiling Eyes 5:03 (g-p-b-ds)
3. Ray Of Hope 6:09 (tp-g-p-b-ds)
4. Dawn Chorus 4:16 (g-p-b-ds)
5. Virtual Soul 4:43 (tp-g-p-b-ds)
6. Oblivion 6:14 (tp-g-p-b-ds)
7. Following The Light 5:53 (tp-ts-g-p-b-ds)
8. NPL 7:09 (tp-ts-g-p-b-ds)

Peter Adamkovič (piano)
Martin Marinčák (bass)
Stanislav Cvanciger (drums)
Samuel Marinčák (guitar)
Randy Brecker (trumpet on 1, 3, 5, 6, 7, 8)
Ada Rovatti Brecker (tenor saxophone on 7, 8)

ポーランド-ヴィスワ=WisłaのStudio DR,スロヴァキア-コシツェ=KošiceのPatt Studio録音
2023年ドイツ作品

レーベル:Jazzline

在庫切れ
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デジパック仕様CD

商品情報

JAZZLINE

豊饒な音世界を生み出すスロバキアを代表するジャズトリオ”AMC Trio”
世界的トランペッター”ランディ・ブレッカー”を再びゲストに迎えた最新作
“動”と”静”を巧みに用い魅了する、ユーロジャズファンにオススメの1枚

★スロバキアを代表するジャズトリオ”AMC Trio”の4年ぶりとなる最新アルバムがリリース。
★ AMC Trio は、ランディ・ブレッカー、フィリップ・キャサリン、ビル・エヴァンス、ウルフ・ワケニウス、マーク・ホイットフィールド、マイケル・パッチ・スチュワートといった著名ミュージシャンと共演してきたスロバキアジャズ界を代表するトリオ。
★約20年の歴史を持つこのバンドは、ピアニストのピーター・アダムコヴィッチ、ベーシストのマーティン・マリンチャック、ドラマーのスタニスラフ・クヴァンシガーで構成され、サウンドスタイルもメインストリーム・ジャズに基盤を置きながらも長年にわたり、独自の音楽的サウンドとスタイルを確立してきた。
★今作は、著名なトランペット奏者でフュージョン界の第一人者であるランディ・ブレッカー氏をゲストに招いた作品で、2013 年にリリースした『One Way Road To My Heart』以来 2 度目となるコラボアルバムとなっている。“動”と” 静”を巧みに使い、トリオの奥深い感情表現が素晴らしいまでに具現化された至高の作品。(新譜インフォより)
Recorded at Studio DR , Wisła, PL, by Cezary Borowski and at Patt Studio, Košice,
SK, by Daniel Pastucha.
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