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しっとりした涼やかな潤いや優しさに溢れた抒情派ヴォーカルの理想形とも云えるウィスパリング演唱がこの上なく瑞々しいクール・キューティー路線の逸品 CD KSENIA PARKHATSKAYA クセニア・パルハツカヤ / COLOURS カラーズ [TYR 1115]

販売価格: 2,950円(税込)

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★サンクトペテルブルクの劇場に舞台女優として出演したり(2005〜2009年)など、そのルーツはロシアかと思われるが、現在はスペイン-バルセロナに本拠を置いてヨーロッパ一円で精力的に活動している女性歌手(ダンサー/女優でもある):クセニア・パルハツカヤの、本盤は、変動的小コンボを伴って夫であるベーシスト:David Duffyとの共作オリジナル曲をメインに歌った2021年リリースの初リーダー・アルバム、の日本盤化。

★爽涼で仄かに甘い潤いや透明感を湛えた、トーンは高めだが重心にブレるところのない細やかなクリーン・ヴォイスによる、歌詞とメロディーをあくまで大切にして丁寧に語りかけてくるようなテンダー&ロマンティックな優しさと落ち着き溢れる抒情指向歌唱が、瑞々しくもどこか儚く雅趣豊かに華を成し、バック陣の節度をキッチリわきまえた端正で渋いハード・バピッシュ演奏もジェントル&テイスティーに魅力を添えた、全体を通じ至ってリラクシングな柔和系リリカル・ヴォーカル物の鑑とも云うべき快適トラックが続いてホッと一息つかせてくれる、安心にして清新なる充実内容。

★インティメイトな和みムードが変らず底流し、同時に現代流ハード・バップ・ジャズの正統らしい敏活でシャープなグルーヴ感+スリルも自ずと備わった、バランス感覚絶妙の基本はごく心地よく寛げるマイルド・テイストの行き方が続き、インスト勢の要点を押さえたリアル・ジャズ・プレイもしっかり芳醇に旨味を放つ流麗滑脱な道程の中で、主役:パルハツカヤ(vo)の、一言一言・一声一声に真心こめて丹念に詩的歌曲の世界を映し出してゆく、誠実で謙虚そうな、穏やかかつ清らかに囁くが如き歌い回しがフレッシュ・プリティー&ハートウォーミングな妙味を揮って何とも素敵だ。

→肩の力を抜いた自然体調子を一貫して保ち、一語一句にデリカシーや機微=ニュアンスを乗せてリキまず巧まず語り似の落ち着いた寛ぎ節をセンシティヴに綴るその、作為なげな風合いの内側から奥深い哀愁やブルース由来の吟醸感をも垣間見せ、トータルなアウトラインとしては清楚可憐で爽やか系の中々しっとりとしたキューティー・イメージが崩れることはない、という、そうした、ひたすら親しみやすくナチュラル&ナイーヴな折り目正しくきめの細かい"乙女"然たる歌声のあり様は、正に抒情派ジャズ・ヴォーカルの理想形を表していて絶品。

1. For Saturdays (vo-ss/ts?-p-b-ds-brass+woodwinds section)
2. In My Room (vo-cl/bcl-p-b;一部弓弾き有り-ds-possibly woodwinds section?)
3. How Long (vo-p-b-ds)
4. Close Your Eyes (vo-tp-p-b-ds-per)
5. Fear (vo-g-g-elp-b-ds)
6. Behind My Eyes (vo-tp-p-b/synth-ds)
7. Standing In The Distance (vo-p-b/synth)
8. Rose And Blue (vo-tp-p/elp-b/synth-ds)
9. Green Eyes (vo-tp-ts-g-org-b-ds)

Ksenia Parkhatskaya (vocal)
Carlos Sarduy Dimet (trumpet on 4,6,8,9)
Gabriel Amargant (tenor saxophone, soprano saxophone, clarinet, bass clarinet)
Ferran Donatelli (guitar on 5)
Keelan Kenny (lap steel guitar, baritone guitar on 5)
Hugh Dillion (guitar on 9)
Marc Martin (piano on 1,2,3,4,7) (organ on 9)
Gilles Estoppey (piano on 6,8) (electric piano on 5,8)
David Duffy (bass, electric bass) (synthesizer on 6,7,8)
Anton Jarl (drums)
Jake Klamberg(drums)
Alan Sousa (percussion on 4)
additional brass + woodwinds section on 1
possibly woodwinds section on 2?

スペイン-バルセロナのVértigo Studios録音
(brass+woodwinds section:バルセロナのAclam Studios録音)
2021年作品
(ライナーノーツ):寺島 靖国

レーベル:寺島レコード

在庫有り
国内制作 W紙ジャケット仕様CD

商品情報

画像: しっとりした涼やかな潤いや優しさに溢れた抒情派ヴォーカルの理想形とも云えるウィスパリング演唱がこの上なく瑞々しいクール・キューティー路線の逸品 CD KSENIA PARKHATSKAYA クセニア・パルハツカヤ / COLOURS カラーズ
寺島レコード

★寺島靖国のお墨付き、ダンサー/⼥優としてもワールドワイドに活躍する才⾊兼備なヴォーカリスト、クセニア・パルハツカヤのデビュー盤︕

★美⼈ヴォーカリスト、クセニア・パルハツカヤの歌う「Close Your Eyes」が寺島靖国の選曲するヴォーカル・コンピレーション『For Jazz Vocal Fans Only Vol.6』(TYR-1110)に収録された。さらに、2021年の彼⼥のデビュー作『カラーズ』の⽇本盤リリースが決定︕

★⽇本ではまだ無名な彼⼥だが、ダンサー、振付師、⼥優としても活躍しており、なんと動画の再⽣回数は2億回を超えるという。(3)How Longを聴けば彼⼥のヴォーカリストとしての魅⼒にお気づきいただけるだろう。「ある種の年輪を感じさせる」と寺島⽒が評価した歌声は、深味があるが親しみやすい。

★タイトル通り⾊とりどりの感情をもった楽曲が並び、そのどれもをクセニアは表情豊かに歌い上げる。聴く⼈の⼼に明かりを灯すような歌声に、ぜひ触れていただきたい。(メーカーインフォより)
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