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CD Essential Ellington + Hideko Shimizu エッセンシャル・エリントン + 清水秀子 / 『SONGS』 [CARCO 0011]

販売価格: 3,000円(税込)

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★エッセンシャル・エリントンの第三作目、ゲストに清水秀子、外山明を迎えて全編デューク・エリントン楽曲のヴォーカル作品。

★依然パワフルな多角的活躍を続けるベテラン才人:渋谷毅(1939年東京都生まれ)の、好評プロジェクト:エッセンシャル・エリントン(コンボ編成)による第3作、=今回はゲスト(ここ数年ライヴではレギュラー参加しているという):清水秀子のヴォーカルを大きくフィーチュアしての一編。

★しっとり豊潤でくっきりクリアーな、ニュアンス?表情に富んだ折り目正しくも力強いピアノ・タッチでの、抑えを利かせてウォーム&エレガントに哀愁的メロディーを歌う、精巧にして機転や自在さ、ユーモアも備わった中々耽美なブルージー・プレイが、さりげなく含蓄深い魅力を終始じんわりと放ち、一方、一座の花形然と中心に据わる女性ヴォーカルの、陰影豊かで太く温かな包容力?芯の強さを感じさせる、語調はソフトで優しい「和みめ脱力型のおおらかソウルフル歌唱」も、程好いケレン味を伴いつつ風格堂々の濃厚な映えを示した、快適・安心かつ中身のギッシリ詰まった豊穣内容である。

★チューバがベース役というクラシックな編成=グループ構造の齎す、ちょっとドライでガサついた(orパサついた)音響の風合い?微妙なスカスカ感=隙間風っぽさ、もチャーミングに新味を成した、いずれのトラックもアレンジ構成やアンサンブル設計に多種多彩な意匠が凝らされるも、反面ソロ・コーナーは伸び伸び自然体な時間外ジャム・セッション風の気楽さにほぼ貫かれる、という、「インティメイトな寛ぎ」を何よりの肝とした和気あいあいの闊歩ぶりが続き、ヴォーカル者の結構ストロングな貫祿スターさ具合や、ピアノ者のキラリと光る行間余情派?な名調子(簡素で上品)、の他、仄かに泥臭みを含んだテナーのコク味たっぷりのアーシーな極太ハード・ドライヴィング咆哮、も随所で超芳醇に生々しい存在感を振りまくなど、インパクト強烈・おいしさ抜群の名場面が横溢して、ゴキゲンに楽しませる。

1.Prelude To A Kiss
2.Caravan
3.I Let A Song Go Out Of My Heart
4.I Got It Bad And That Ain't Good
5.Everything But You
6.I'm Beginning To See The Light
7.Do Nothin' Till You Hear From Me
8.It Don't Mean A Thing
9.Sophisticated Lady
10.Take The "A" Train
11.Come Sunday

渋谷 毅(piano)
峰 厚介(tenor sax)
松風 鉱一(flute,clarinet,sax)
関島 岳郎(tuba)
外山 明(drums)
清水 秀子(vocal)

2008年6月「なってるハウス」での録音

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在庫有り
紙ジャケット仕様CD
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