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豪快武骨でアーシー・テイスティーなコク深くゴツ旨なるバップ・テナー咆哮が超芳醇に魅力を放った正統派サックス・トリオの頼もしい逸品 CD OPUS TRIO オパス・トリオ / IN STUDIO [AMC 033]

販売価格: 2,450円(税込)

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★ReservoirやCriss Cross、Landmark、WJ3他よりの諸作で知られる、渋好みな英国出身のヴェテラン正統派テナーサックス名手:ラルフ・ムーア(1956年英国ロンドンのブリクストン生まれ)が、イタリアの多忙なベーシスト:ジュゼッペ・バッシとNYで活動するイタリア系と思しきドラマー:アントニー・ピンチオッティ、の中堅実力者二人と組んだオーソドックスなサックス・トリオ=Opus Trioによる一作。

★バネを利かせて太く分厚くどっしりヘヴィーにウネり躍るベースや、キレ味シャープに速射砲撃っぽくパンチ・キックをカマしてくる敏捷ドラム、にしっかり支えられ、煽られ導かれて、フロントにすっくと立つ引き締まった精悍トーンのテナーが、ハード・バップの正統らしい粋渋な吟醸感であったり祈るようなモーダルなスピリチュアリティであったり、ブルース・ミュージックの伝統に確固と根を下ろしたファンキー&アーシーなコクやイナセさであったり、の定番要素を豊富に投入した歌謡性溢れるメロディック・スウィンギン吹奏を豪快に、ダイナミックに朗々と繰り出して雄渾たる華を成し、随所に浮かび上がっては粘っこく唄うベース並びに音圧充分に捲し立て茶々を入れてくるドラムらの遊撃猛襲、もそれぞれ濃い味の好アクセントを形作った、全体を通じ至ってストレートアヘッドな娯楽活劇風の力強い驀進が続いて、ノリよくスカッと壮快に昂揚させ、芳醇な旨味を満喫させてくれる会心打内容。

★硬派な男気と気さくな人情味に満ち、歌心も全開で真っ直ぐに突撃スイングするサックス・トリオの王道然とした単純明快でおおらか&晴れやかな、清々しく青嵐が吹き抜けてゆくような風通しもよさげっぽいパワフル・スインギー熱演が溌溂と、ノリノリで展開してゆき、全般に武骨でゴツく陰影濃いタフ&マッチョな漢臭さ一杯の行軍が続く中で、バッシ(b)の只事でないドライヴ感を満載したウネウネ轟鳴やピンチオッティ(ds)の結構けたたましい大暴れぶり、といった横槍をかわしながら腰を据えて(キモも据えて)花形主役の座を死守するムーア(ts)の、ロリンズやジョーヘン辺りを彷彿とさせるところもある逞しき咆哮!が質実剛健にして威風堂々たる揺るぎない魅力を放ってゴキゲンだ。

→モード色も程好く自然に加味されているものの、やはりその根幹に脈打つのは「バップ」と「ブルース」の精神であり、バップ・テナーの本道を行く勇み肌でシブい燻し銀のドライヴィング・グルーヴ感や、ダウン・トゥ・アースでソウルフルなこってりした漆黒の醸熟フレイヴァー、が一吹き一吹きに顕れるそうしたコク旨な鳴音キャラには堪えられない妙味が、蠱惑力がある。参りました。

1. The Loneliness Of Godzilla (Giuseppe Bassi)
2. Tomoko (Giuseppe Bassi)
3. Raffaele (Ralph Moore)
4. Shoki Blues (Giuseppe Bassi)
5. Ceora (Lee Morgan)
6. Anthony's Dilemma (Giuseppe Bassi)
7. Lunar (Ralph Moore)
8. Fire Weaver (Roy Ayers)

Ralph Moore (tenor saxophone)
Giuseppe Bassi (double bass)
Anthony Pinciotti (drums)

2022年11月A.MA Records Studio(イタリア)録音

レーベル:A.MA Records

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デジパック仕様CD

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画像: 豪快武骨でアーシー・テイスティーなコク深くゴツ旨なるバップ・テナー咆哮が超芳醇に魅力を放った正統派サックス・トリオの頼もしい逸品 CD OPUS TRIO オパス・トリオ / IN STUDIO
A.MA Records

正統派テナーサックスの逸材:ラルフ・ムーアが、イタリア主流派ハードバップ系作品(YVP,PHILOLOGY,ALOBRE等)に録音を残してきたイタリア人ベーシスト、ジョゼッペ・バッシ、近年ではスパイク・ウィルナーの作品に参加していたストレートアヘッド・ドラマー、アンソニー・ピンチオッティと組み、ピアノレス・トリオで演奏した作品。
曲目はそれぞれのオリジナル曲を中心にしながら、リー・モーガンの「Ceora」ロイ・エアーズの「Fire Weaver」も取り入れている。現代流ハードバップの良質作品の制作で知られるイタリアのジャズレーベルA.MA RECORDSからのリリース。

#2,4,6 by Giuseppe Bassi
#3,7 by Ralph Moore
#1 by Giuseppe Bassi
#5 by Lee Morgan
#8 by Roy Ayers

Recorded at A.MA RECORDS STUDIO November 2022
Sound Engineer Tullio Ciriello
Executives Producers Antonio Martino Roberta Marano
by an idea of Nico Scotti Management
Photos by Giuseppe Rosato
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