商品詳細

豪快でダイナミックな力強いドライヴ感とレイドバックしたスムース・スモーキーな寛ぎ気分・波乗り気分が交差する醸熟リリカル・テナーの真骨頂名演! CD JESPER THILO QUARTET イェスパー・ティロ・カルテット / 80 - LIVE AT JAZZCUP (80 - ライヴ・アット・ジャズカップ) [STUCD 22062]

販売価格: 2,400円(税込)

商品詳細

★依然意気盛んなデンマーク寛ぎハートウォーミング派テナーの大ヴェテラン名手:イェスパー・ティロ(1941年デンマークのコペンハーゲン生まれ)の、レギュラー・カルテットによる自身の80歳を記念してコペンハーゲンのジャズクラブ:「ジャズカップ」で行なわれたコンサート、の模様を収めたライヴ・アルバム。

★リズム・セクションの中々猛烈にスイングする歯切れのいいプッシュ・アタック!にガッチリ支えられ、触発されて、滑らかで柔和そうな風合いと野太く逞しい強靭さの合わさった美味トーンのテナーが、流れるように端麗であり、かつタフ&パワフルな渦巻き様のダイナミズムや重厚さも備わった躍動的メロディック・プレイを快活に繰り出して、頼もしくも心温まる華を悠然泰然と成し、キレのあるシャープ&ソリッドなバピッシュ弾奏でキビキビ追撃してくるピアノの俊敏活躍もコントラスト絶妙においしい彩りを添えた、全編ハートフルで晴れやかな人情娯楽的妙演が横溢して壮快にノセ、またホッと和ませてくれる安心安定の充実内容。

★歌心とスイング感にポイントを絞り、吟醸的ブルース・フィーリングも自ずと潤沢に備わった、モダン・スイングと抒情派ハード・バップの間を往来する感じのひたすらシンプル・ストレートな、温もりと気さくさ溢れる大衆派エンタテインメント指向のアクティヴ寛ぎセッションが溌溂と愉しげに、開放感をもって展開され、サイド陣の堅実かつ精確巧緻にしっかり律動する鉄板サポートも圧倒的ノリのよさと瞬時リフレッシュ効果を醸成する中、彼らに上手く刺激を受けながら、ティロ(ts)の、力強いがリキみや気負いはなく自然体調子で伸び伸びと得意技の披露に興じる、といった感じの陽気で鷹揚なるアドリブ至芸が、ひたすらマイルド・テイスティーなさすが熟成された中身の濃い豊饒具合を呈して絶品だ。

→例によって、スイスイ波に乗る流麗滑脱なレスター派タイプのちょっぴりけだるいところもあるリラックスしたスムース・スモーキー文体と、ロリンズにも底通するハード・ドライヴ感満点に分厚く肉太くスクリュー状に爆裂する豪快咆哮!、とを掛け合わせつつ小気味よくノリノリで突進してゆく、ダイナミックであり巧まずレイドバックしたその絶えずゆとりを残した吹鳴は、深々と懐の広そうな温厚なる妙味をゆったり揮いきっていて卓越しており、また、クラリネットに持ち替えての結構クール・モダンだったりスイング時代を思わせるレトロ色があったりの表情豊かな芳醇ブロウや、クリスチャンセン(p)のO・ピーターソンを幾らか硬派方向へ寄せた感じの粋渋ファンキー・バップ弾奏、といった辺りも覿面なアクセントを成して、スリルや清新気分が途切れることがなく、何げに見事な道筋進行となっている。

01. Oh Gee! (Matthew Gee)
02. Body And Soul (Johnny Green)
03. Just Friends (John Klenner)
04. If I Had You (Ted Shapiro)
05. Blue 'n' Boogie (Dizzy Gillespie)
06. Sweets To The Sweet (Hugo Rasmusssen)
07. Tenderly (Walter Gross) (p-b-ds trio)
08. I Remember April (Gene de Paul)
09. Memories Of You (Eubie Blake)
10. Like Someone In Love (Jimmy van Heusen)
11. Stardust (Hoagy Carmichael)
12. Lester Leaps In (Lester Young) / Montmartre Blues (Oscar Pettiford)

Jesper Thilo (tenor saxophone except 04, 07, 09) (clarinet on 04, 09)
Søren Kristiansen (piano)
Daniel Franck (bass)
Frands Rifbjerg (drums)

2022年8月(または2月?)4&5日デンマーク-コペンハーゲンのジャズクラブ:JazzCupでのライヴ録音

レーベル:Stunt

在庫有り
三面デジパック仕様CD

商品情報

STUNT
ライブ作品

☆イェスパー・ティロの80歳記念ライヴ!
☆いつまでも衰えない豪放で芳醇なテナーの饗宴!

■ジャズ・ミュージシャン、イェスパー・ティロ(イェスパー・シロ) Jesper Thilo は、テナーサックス、アルトサックス、クラリネットのトップ・プレーヤーのひとりとしてデンマークのジャズ・シーンで活躍してきました。彼は、1941年にコペンハーゲンのクリスチャンスハウンで生まれ、アマチュアのディキシーランド・ジャズバンドでクラリネットとトロンボーンを演奏した後、王立デンマーク音楽アカデミーでクラシカル・クラリネットを学びました。

★学生時代に参加したジャズ・オーケストラのアーンヴェズ・マイアーに勧められてサクソフォーンに転向、マイアーのバンドでベン・ウェブスターやコールマン・ホーキンズといったプレーヤーとの共演を経験しました。1966年から1989年までデンマーク放送ビッグバンド(DR Big Band)でパレ・ミケルボーやサド・ジョーンズの下で演奏。1989年に DR のバンドとアーニー・ウィルキンズのビッグバンドを離れ、セーアン・クリスチャンセン、オリヴィエ・アントゥネスたちが参加する、自身のバンドを結成しました。 

★『80 - Live at Jazzcup』は、2021年に80歳を迎えたティロが、彼のホームグラウンドだったコペンハーゲンのジャズクラブ「ジャズカップ」で行ったコンサートをライヴ収録したアルバムです。ジョニー・グリーンの《Body and Soul》、ジョニー・クレナーの《Just Friends》、ホーギー・カーマイケルの《Stardust》といった「スタンダード」がどう響くか。彼のバンドで演奏したフゴ・ラスムセン Hugo Rasmussen の《Sweets to the Sweet》もプログラムに組みこまれています。セーアン・クリスチャンセン Søren Kristiansen のピアノ、ダニエル・フランク Daniel Franck のベース、フランス・リフビェア Frands Rifbjerg のドラム。80歳でもかくしゃくとしていることを示してみせた、彼自身のバンドの初めてのライヴ・アルバムです。(新譜案内より)

Recorded live at JazzCup, Copenhagen 4 & 5 August 2022 by August Wanngreen
Recorded By – August Wanngren
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内