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[送料込み価格設定商品] ハード・サスペンスフル&アブストラクトかつスピリチュアルな人情味も満点の一撃必殺トリオ・インプロヴィゼーション会心打! CD 山崎 比呂志・井野 信義・林 栄一 HIROSHI YAMAZAKI, NOBUYOSHI INO, EIICHI HAYASHI / TRYANGLE [dmf 174]

販売価格: 2,420円(税込)

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★1960年代より高柳昌行のグループ等でジャズ・インプロヴィゼーションの深淵を探究し続けてきた大ヴェテラン・ドラマー/パーカッショニスト:山崎比呂志、の主導する、長年の盟友であるベースの井野信義との名コンビによるリズムを軸に、毎回様々なゲスト一人を迎えて活動を存続してきた、ここ近年山崎が最もその主力を傾注するトリオ・プロジェクト=Tryangleの、本盤は林栄一(as)の加わった体制での、2022年3月渋谷公園通りクラシックスにおける白熱した公演の模様を捉えたライヴ・アルバム。

★肝の据わった完全燃焼の生々しいフリー・インプロ交感・全2トラックが聴かれる。前後左右を不規則に転げ回りながらシャープに突きを入れてくる感じのドラムや、バネ&コクの利いた旨口トーンとノイズ風の奇音を織り混ぜて怪しく不穏に躍動する匍匐的ベース、の無脈絡でシュールな蠢きとグルーヴィーな安定スイングぶりを並立させた立ち働きが、不可思議っぽいサスペンス並びに力強いノリを醸成する中で、鋭い締まりとまろやかなソフトネスを兼備した音色のアルトが、情念を孕んだスピリチュアルなエモーション表現を基調とし、しかし次第にエヴァン・パーカーばりの幾何学実験的キュルキュル抽象吹きやブレッツマン寄りの野蛮なパワー・アクションへ転回して行ったりもする、だが一貫してポジティヴな生命躍動感を絶やさぬ人情味十二分の滑脱プレイを綴って、しっかりテイスティーに華を成し、ちょっと憑かれたように怪異な寝技をカマしてくるドラムや、アブストラクトさとブルージー・スインギーさを混在させつつダイナミックに迫るベース、らの決して予断を許さない活躍も頼もしく雄渾げに彩りを添えた、全編圧倒的なスリルと壮烈な迫真パッションの渦巻く音世界を超生鮮に愉しませる敢闘内容。

★奔放激烈なインプロヴィゼーションの極致、とも云うべき、基本はスピリチュアル系フリー・ジャズの様式に乗せた真剣勝負の即興インタープレイが中々獰猛に繰り広げられるが、挙動不審にノイジーな攻勢をかけてくる井野(b)や山崎(ds)のアナーキーめのゲリラ遊撃に比して、一座の花形役を担う林(as)のプレイは、フリー・スタイルに軸足を置いてはいるものの、結構マイルド・ブルージーなハード・バップ的側面を見せるところもあり、そうしたシーンではグループ全体がロリンズやジョーヘン辺りのサックス・トリオ物っぽい趣を醸し出したりもしたりと、振り幅の大きな劇的起伏展開で一瞬たりとも飽きさせず気を抜かせない。

★気力も充実しきった嬉々溌溂たる体当たり攻撃を見せながら黒幕然たるさりげないナヴィゲート手腕&ストーリーテリングの妙をも発揮する山崎(ds,per)や、グルーヴと乱調を軽々同時体現する雄弁な井野(b)、そして、ハード&ドライな情容赦なく凄味たっぷりのアブストラクト咆哮と歌心溢れる芳醇バピッシュ・ブロウを自在に、飄々とブレンドし繰り出してくる、おおらかで雄大な屈強さに満ちた林(as)、といった具合で、旨味&歯応え充分なソロの名場面が目白押し。

1. 20220304 1st set
2. 20220304 2nd set

山崎 比呂志 Hiroshi Yamazaki (drums, percussion)
井野 信義 Nobuyoshi Ino (bass)
林 栄一 Eiichi Hayashi (alto saxophone)

2022年3月4日 渋谷公園通りクラシックスでのライヴ録音

レーベル:doubtmusic

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国内制作・三面紙ジャケット仕様CD

商品情報

doubtmusic

★1950〜1960年代より高柳昌行、阿部薫、菊地雅章らと活動を共にし、スタンダードなジャズからフリーフォームまで、その独自なドラムのサウンドでリスナーを惹きつけてやまない山崎比呂志が、いま最も力を入れているユニット、TRYANGLE。山崎のドラム、パーカッションと朋友・井野信義のベースという強力なリズム隊に、各々のライブで多様なゲストを迎えるという形が「TRYANGLE」という不定形ユニットである。

★過去には加藤崇之(g)、纐纈雅代(sax)、早坂紗知(sax)、大友良英(g)、松丸契(sax)、などなど、超個性的なゲストを迎えてきたTRYANGLE。

★本作は林栄一をゲストに迎えた2022年3月4日の、渋谷公園通りクラシックスでのライブをマルチで録音したもの。ダイナミックかつ繊細な山崎のパーカッションの音響を1秒たりとも聴き逃せないと感じさせると同時に、この三人の有機的な絡みは特筆すべきものがある。感動すら覚えるこの演奏を、可能ならば調整されたオーディオ装置で聴いていただきたく存じます。(メーカーインフォ)
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