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ブルージー・テイスティー&スムース・ドライヴィングなテナーや歌謡性溢れるシャキシャキしたトランペットが華やかかつ芳醇に見せ場を飾る王道2管ハード・バップ会心の一撃! CD AL FOSTER アル・フォスター / REFLECTIONS [SSR 2203]

販売価格: 2,450円(税込)

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★1960年代にブルー・ミッチェルのサイドで頭角を現し、その後1970年代から1980年代半ばにかけてマイルス・デイヴィスのグループの要として大活躍(一時引退・隠遁期のマイルスとも交流を続けていた数少ない側近の一人であった)、更に、ソニー・ロリンズ、マッコイ・タイナー、ハービー・ハンコック、ジョー・ヘンダーソンらの巨匠達にも重用され、自身がリーダーとして率いるバンドでも1970年代から今日まで着実にライヴ活動&レコーディングを続けてきた、バップ、ジャズロック〜ファンク、フリーなどオールラウンドに辣腕を揮う現代ジャズ・ドラムの最高実力者の一人、=大ヴェテラン:アル・フォスター(1943年米ヴァージニア州リッチモンド生まれ)の、Smoke Sessionsでの2作目となる本盤は、前作とはメンバーを一新した、クリス・ポッター(ts,ss)、ニコラス・ペイトン(tp)、ケヴィン・ヘイズ(p,elp)ら、過去にも度々組んできた馴染みの面々とのオールスター2管クインテットによる一編。

★キレ味シャープかつ堅固そして中々手数も多くキッチリとビートを刻むドラムの溌溂さと人情味を感じさせる鳴動、に頼もしく支えられ、プッシュされつつ、アーシーなブルース・テイストと滑りのいいドライヴ感に溢れたテナーや、晴朗な歌謡性みなぎったイキのいいトランペット、硬質堅牢に骨太く殺陣アクションを繰り出すピアノ、らがそれぞれ吹き抜ける青嵐の如く爽やかに、快活に見せ場を繋いでゆく、現代流2管ハード・バップの鑑!とも云うべきスカッとした勇躍邁進が続いて歯切れよく昂揚させてくれる会心打内容。

★精悍で鋭く引き締まった硬派な風情を満載すると同時に、メロディーの美やリリシズムも豊富に備わった、ごく親しみやすく旨味もたっぷりの正々堂々たる娯楽活劇的バピッシュ快演、がイキイキと愉しげに展開され、リズム陣のツボを押さえた強固に安定律動する極太スイングぶりにガッチリと援護され、導かれて、ポッター(ts)やペイトン(tp)の真っ向勝負に徹しきったひたすらメロディアスなアドリブ・プレイが、花形役者然と超おいしくきららかに映え渡ってゴキゲンだ。

★とりわけポッター(ts)の、普段は結構奔放激烈な自由形インプロヴァイザーぶりをも見せる人であるがここではあくまで、単純明快に、誠実に、ブルージーな生粋ハード・バッパーに成りきった感じの歌いに歌いまくるその滑脱ファンキー・ドライヴィング・ブロウ!、が鷹揚かつ芳醇に絶好調の冴えを示していて傑出しており、一方ペイトン(tp)の、唄心溢れるこれまたピュアなバップ者たる抒情的立ち回り咆哮にテイスティー・グルーヴィーこの上なき真価を発揮し、時にはマイルスに接近したハードボイルドなファンク技も軒昂げにキメる、メリハリの利いたキビキビした立ち働きも快調。

★ソリッド&スクエアーな陰影濃い鋭角的躍動ワザで抑え役を担うヘイズ(p)や、敢えてオーソドックスに徹しながら細かい気配りをも端々に行き届かせるフォスター(ds)、らの助演も実に的確で好印象。

01. T.S. Monk (Al Foster) 6:19
02. Pent-Up House (Sonny Rollins) 5:05
03. Open Plans (Chris Potter) 7:17
04. Blues On The Corner (McCoy Tyner) 6:23 (ts-b-ds trio)
05. Anastasia (Al Foster) 5:32
06. Six (Nicholas Payton) 8:21
07. Punjab (Joe Henderson) 5:11
08. Beat (Kevin Hays) 6:56
09. Alone And I (Herbie Hancock) 4:51 (p-b-ds trio)
10. Half Nelson (Miles Davis) 5:36
11. Monk's Bossa (Al Foster) 6:18

Nicholas Payton (trumpet except 04, 09)
Chris Potter (tenor saxophone except 05, 09) (soprano saxophone on 05)
Kevin Hays (piano except 04, 06) (electric piano on 06)
Vicente Archer (bass)
Al Foster (drums)

2022年2月8日 ニューヨークシティのSear Sound Studio C録音

レーベル:Smoke Sessions

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デジパック仕様CD

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SMOKE SESSIONS

マイルス、ハンコック、ロリンズ、ジョーヘン等
数多くのジャズ・ヒーローと共演したベテラン・ドラマー、アル・フォスター、
3年ぶりのリーダー作は彼等に捧げるストレート・アヘッド・アルバム!

■ベテランドラマー、アル・フォスターの新作が登場。自身通算5作目のリーダー作、Smoke Sessions Recordsからは2作目のリーダー作!

■ 1943 年バージニア州生まれ、ニューヨーク、ハーレムで育ち 1964 年 21 歳の時にブルーノートのブルー・ミッチェルのアルバムに参加してデビューを果たす。1970 年代から 80 年代にエレクトリック期のマイルス・ディヴィス・バンドで活動、ハービー・ハンコック、ソニー・ロリンズやマッコイ・タイナー、ジョー・ヘンダーソンらのジャズ・ジャイアンツ達と共演し多くのツアーに参加した。

■近年もニューヨークのジャズクラブを拠点に積極的にライブ活動を行っている。本作はトランペットのニコラス・ペイトン、テナー& ソプラノ奏者のクリス・ポッター、ケヴィン・ヘイズのピアノ、ヴィンセンテ・アーチャーがベースで参加。いずれも 1996年のフォスターのファーストレコーディングから活動を共にしている息の合った面々である。

■収録曲は全 11 曲。前作はマイルスとハンコックの曲を最初と最後にブックエンドのように配置したが、本作はフォスターが初めて購入したジャズのレコード『モンクス・ミュージック/ セロニアス・モンク(1957 年)』からインスパイアされたモンクに捧げる2 曲のオリジナルがオープニングとラストに収録されている。

■ブックエンドに挟まれた曲はまさにフォスターが最高で最も輝いていた時代に共演したジャズジャイアンツ達へのオマージュ「ハーフ・ネルソン」(マイルス・ディヴィス、1947年)、「ペント・アップ・ハウス」(ソニー・ロリンズ、1956年)、「アローン・アンド・アイ」(ハービー・ハンコック、1962 年)、「パンジャブ」(ジョー・ヘンダーソン1964 年)、「ブルース・オン・ザ・コーナー」 」(マッコイ・タイナー、1967 年)を収録。他にもペイトン、ヘイズ、ポッターのオリジナル曲等を配置。フォスターのドラミングも絶好調で各自のソロも素晴らしく全曲で熱いハードバップ魂溢れた重量級の演奏を聴くことができる。

■録音は2022年2月、ニューヨークのシェア・サウンドにて。がストレート・アヘッド・ファン、ハードバップ・ファン、メインストリーム・ファンには特にお勧めの一枚であります。(新譜案内より)
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