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ソリッド&スクエアーな骨太く角張った渋〜いニガみある硬派雄渾バピッシュ・ピアノの醸熟至芸が天下無敵! CD 大口 純一郎 DUO JUNICHIRO OHKUCHI / IKI 意氣 [OWL029]

販売価格: 2,390円(税込)

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★東工大ジャズ研を経て渡辺文男との共演を皮切りに、凡そ半世紀近く幅広いフィールドで活躍してきた実力派ヴェテラン・ピアニスト:大口純一郎(1949年東京都生まれ)の、長年に渡り共演を重ねている盟友=ベースの米木康志(1952年北海道函館市生まれ)とのデュオによる、気合と真心こもった一作。

★固く鋭角でキレがよく、かつ精緻で端正な、重心のしっかり安定した陰影濃いストーン・タッチのピアノが、哀愁の歌センスに溢れながらしかし決して甘さに流されることなくバップ由来のシブ〜いニガみや殺陣的ダイナミズムをふんだんに盛り込んだ、中々グルーミーで硬質なる、しかもしっかりイキのいいブルージー・プレイを丹念に紡いで、凛々しくイナセで含蓄に富んだ華をキリッと毅然そうに成し、一方、強烈にバネとウネりを利かせて大きくドライヴしながら実に雄弁に歌うベースの喜怒哀楽豊かな躍動ぶりも、ズッシリ重くこってりコクのある旨口の魅力を堂々際立たせた、全編フレッシュ・スリリングでテイスティー・グルーヴィーな極めて密度高く濃い味の敢闘内容。

★インティメイトであり精悍敏活でもある、輪郭明晰にして鋭く翳った、そして背筋のピーンと伸びたビタースウィートな味わいの骨太いリリカル・バピッシュ奏演、が結構スクエアー&ソリッドに力強く展開してゆき、重厚かつ歯切れよい迫真のダイナミクス並びにゴツいグルーヴの内側に温かな人情味を確固と秘めた気魄・気骨ある阿吽のやりとりが続く中で、銘々の、腰を据えて泰然悠然と伸びやかに哀歓を活写し、雄渾なる詩的情景を描き出してゆくアドリブ奮戦が、いささかも揺るぎなく荘厳に熟した冴えを見せ、切々と聴く者の胸に迫る感動を齎して圧倒的だ。

★大口(p)の、カキコキと角張りシャープに折れ曲がるようなタッチの堅牢さも雄々しく、シリアスで渋いハードボイルド傾向や真剣勝負の力学的アクション理念と、ハートウォーミングでリラクシングな歌謡性・抒情性、とを絶妙の按配でドッキングさせた、トータルとしては燻し銀っぽいチョイ苦めの滋味がじんわり滲み出してくるような、さすが醸熟の弾鳴のあり様が理屈を越えた無双の説得力・無双の輝きを放っており、かたや米木(b)の、極太くダイナミックに揺さぶりをかけながら(ちょっとうるさいほどに)表情多彩でスピリチュアルな唄いっぷりに終始する、その跳ね躍り具合もこれまた問答無用で重々しく最強。

1. Nature Boy (Eden Ahbez)
2. Ugly Beauty (Thelonious Monk)
3. Kite (Junichiro Ohkuchi)
4. Ode To J. S. Bach Praeludium XXIV (Junichiro Ohkuchi)
5. Minor Chorale (Junichiro Ohkuchi)
6. The Prophet (Eric Dolphy)
7. Item 7 D. I. T. (Steve Swallow)
8. I Loves You Porgy (George Gershwin)

大口 純一郎 (piano)
米木 康志 (bass)

2020年2月2日東京 AVACO #302 Studio録音

レーベル:Owl Wing Record

在庫切れ
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国内制作・紙ジャケット仕様CD

商品情報

Owl Wing Record

★時空を超えて奏でる美しいSONGBOOK!

★長年の親友、米木康志(b) とのデュオは、美しく溶け合い、響き合う。まるで二人で歌い、喜びあう姿の如く成熟したアンサンブルです。

★オリジナル曲の「Ode to J. S. Bach Praeludium XXIV」は、若き日の大口純一郎が長年モチーフとして温めてきたバッハの平均律クラヴィーア24番を、米木康志(b)がメロディーを奏で、化学反応を起こした必聴曲。まさに二人の「意氣」が詰まった作品です。ジャズ・ピアノファンにはたまらない名盤が誕生しました。(新譜案内より)

Recorded Feb.2.2020
Mixed by 柏倉吉紀
Mastered by 有馬英之
Recorded at AVACO #302 Studio ,Tokyo
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