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精悍勇壮なタフネスやダイナミズムとどこか悠然とした品格やエレガンスがフレッシュに交錯する現代ストレートアヘッド・ジャズ会心の一撃! CD EDDIE HENDERSON エディー・ヘンダーソン / SHUFFLE AND DEAL [SSR 2005]

販売価格: 2,180円(税込)

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★もうすぐ80歳を迎える益々意気軒昂な正統派ハード・バップ・トランペットのヴェテラン大御所:エディー・ヘンダーソン(1940年ニューヨークシティ生まれ)の、Smoke Sessionsからの3作目となる今盤は、前作:「Be Cool」とはベーシストのみチェンジした、ケニー・バロン(p)やドナルド・ハリソン(as)らとの2管クインテットによる快調編。

★歯切れよくシャキシャキと跳ね躍るような抜群にハジきのいいリズム・セクションの、鋭敏闊達この上なきスウィンギン攻勢、にシカと支えられ、また突き煽られながら、息の合ったフロント2管の雄々しく勇ましいアンサンブル吹鳴がファンファーレの如く精悍凛然と旗めき、続いて、激烈な猛攻アクション時にあっても常に泰然自若の余裕っぽさや品格を絶やさない懐の深そうなトランペット、アグレッシヴにブオブオと攻めまくるアルト、滑脱で威勢よくもワンポイントのゆとりを残したブルージー&スピリチュアルなピアノ、らのソロ・リレー合戦が圧倒的迫真力と濃い旨味をもって鮮烈な盛り上がりを見せてゆく、おいしさ満点、歯応えも充分のスカッと壮快な敢闘内容。

★徹頭徹尾ストレートアヘッドな、現代流モード系ハード・バップの王道ド真ん中を迷わず驀進する、硬派勇猛にして歌心も潤沢に備わった活劇エンタテインメントの鑑!たる正々堂々の躍動的直球スインギー熱演、が実にイキイキと展開され、ヘンダーソン(tp)以下銘々の、気力も充実しきったエネルギッシュ&エモーショナルでしかも悠々とした余白や余韻を残す風なアドリブ活躍が、極めて高密度かつ含蓄ある豊饒ぶりを呈して、全くゴキゲンだ。とりわけヘンダーソン(tp)の、キレ味シャープで奔放苛烈な攻めた大立ち回り咆哮や、バラードでの非常に繊細でマイルド・テンダーな耽美的ロマンティストぶりなど、中々表情多彩に、劇的に起伏メリハリを描いてゆくも、その鳴音には一貫してある種の節度っぽさや気品〜エレガンスがしっかり脈打っており、そうした、熟練者ならではの巧まずして爆発力と抑制的感覚とがごく自然に同居した響鳴のあり様は、誠にドラマティックで微細なニュアンスにも富んでおり、白眉。
★一方、ダーク・スモーキーだったりファンキー・ソウルフルだったりと幾分かやんちゃげにキビキビ立ち働くハリソン(as)や、包容力たっぷりの名バイプレイヤーぶりに徹したバロン(p)、らの助演もそれぞれに的確そしてすこぶるデリシャスで好インパクト。

01. Shuffle And Deal (Eddie Henderson) 5:30
02. Flight Path (Kenny Barron) 5:15
03. Over The Rainbow (Harold Arlen / Yip Harburg) 8:11 (tp-p-b-ds quartet)
04. By Any Means (Cava Menzies) 3:15
05. Cook's Bay (Kenny Barron) 7:19
06. It Might As Well Be Spring (Richard Rodgers / Oscar Hammerstein II) 9:22
07. Boom (Natsuko Henderson) 4:03
08. God Bless The Child (Billie Holiday & Arthur Herzog Jr.) 6:53
09. Burnin' (Donald Harrison) 4:56
10. Smile (Charlie Chaplin) 4:13 (tp & p duo)

Eddie Henderson (trumpet)
Donald Harrison (alto saxophone except 03, 10)
Kenny Barron (piano)
Gerald Cannon (bass except 10)
Mike Clark (drums except 10)

2019年12月5日ニューヨークシティのSear Sound Studio C録音

レーベル:Smoke Sessions

在庫有り
デジパック仕様CD



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SMOKE SESSION

★正統派トランぺッター、エディ・ヘンダーソンの最新スタジオ録音!
前作に続き、名手ケニー・バロン、ドナルド・ハリソンが参加。
絶好調エディが繰り広げる、超一級のストレート・アヘッド・ジャズ!

■NYのジャズクラブSmokeが運営するSmoke Sessions Recordsより、今年80才を迎え、ますます冴えわたる演奏を披露している正当派トランペット奏者、エディ・ヘンダーソンの新作が登場。2018年に発売された「Be Cool」に続く、同レーベルからの3作目となる。

★ジャケットの表紙に写っている真っ赤なフェラーリはエディが45年間所有している車。エディ自身と同様、このフェラーリも全く衰える兆候もなくすこぶる快調とのこと。1968 年からスタートしたエディのフェラーリ所有歴は古く、この真っ赤なフェラーリはなんと6台目だそうだ。

■1940年ニューヨーク生まれのエディ・ヘンダーソンは、精神科医の肩書も持つトランペット奏者であり、現在はベテラン・テナー奏者ビリー・ハーパー率いる人気ジャズグループ「The Cookers」の一員としても活動、地元ニューヨークを拠点にマンハッタンのジャズ・クラブ「Smoke」等に出演し精力的に演奏活動を行っている。歌手とダンサーの両親はエディが9歳の時、アポロシアターでルイ・アームストロングの楽屋に連れて行ったたそうだ。その後家族はサンフランシスコに引っ越し、ベイエリアのジャズクラブでマイルス・デイビス等の演奏を観て自身の演奏スタイルの影響を学ぶことになる。

★本作は前作のメンバーからベーシストのエシェット・エシェットが抜け、ベテラン・ベーシストのジェラルド・キャノンが参加した。他のメンバーは前作同様で、ピアノには名手ケニー・バロン、ベテランアルト奏者のドナルド・ハリソンも熱いプレイを披露している。

■収録曲は全10曲、軽快なシャッフルリズムが印象的なエディのオリジナル、タイトルチューンの「Shuffle and Deal」を始め、2曲のケニー・バロンのオリジナル、ドナルド・ハリソンとNatsuko夫人のオリジナル曲、M3、M6、M8、M10のバラードで演奏されるお馴染みのスタンダード曲等、実にバランスの良い洗練された選曲である。ケニー・バロンとのデュエットで演奏される、エンディング曲「 Smile」は美しく感動的である。

★前作「Be Cool」に続いて近年のエディ・ヘンダーソンの絶好調ぶりを知る上では最適の作品。正統派、ストレート・アヘッドファンには特にお勧めのアルバムです! (新譜案内より)
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