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腰を据えてエネルギッシュに完全燃焼する痛快壮快な70年代の充実未発表ライヴ! 2枚組LP Louis Hayes – Junior Cook Quintet ルイス・ヘイズ、ジュニア・クック / At Onkel Pö's Carnegie Hall, Hamburg 1976 [N 78062]

販売価格: 3,600円(税込)

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ウディ・ショウ(tp)もフィーチュアされた(※本作では3曲のみ参加)、ルイス・ヘイズ(ds)(1937年ミシガン州デトロイト生まれ)とジュニア・クック(ts)(1934年フロリダ州ペンサコーラ生まれ、1992年ニューヨークシティで死去)の双頭クインテットによる、1976年3月11日、旧西ドイツ-ハンブルクのOnkel Pö's Carnegie Hallでの公演の模様を捉えた音源を、独Jazzlineレーベルの人気名物企画:Onkel Pö's Carnegie Hall未発表ライヴ・シリーズの一つとしてディスク化した、LP2枚組の強力発掘アルバム。収録されている全7曲のうち、冒頭の「All The Things You Are」1曲のみは、過去HighNote盤「Woody Shaw, Louis Hayes / The Tour Volume Two」(HCD 7308)で出ていた(但、ひょっとして短縮ヴァージョンだっかかも?)が、残りの6曲はすべてこれが初登場となる完全未発表音源。ドスを利かせてドシャバシャと激烈に猛爆プッシュしてくる雷神の如きドラムの大攻勢、に上手く突き上げられ、煽られながら、豪快かつアグレッシヴに咆哮するテナーや、ピリッと硬質に苦味走ったハードボイルドなトランペット、ブルース色濃いファンキー・ソウルフルなピアノ、らがいずれも適度に荒削りで前のめりな悔いなき完全燃焼ぶりを見せて、圧倒的ド迫力の鮮烈なる見せ場を繋いでゆく、全編を通じて清々しいまでの加熱沸騰型昂揚感と濃い旨味が堪能できる敢闘内容。精悍軒昂な猛々しい覇気が隅々までみなぎった、ひたすらエネルギッシュ&エモーショナルな硬派モーダル・バップ熱演が生々しくも雄渾げに展開され、背後から自在苛烈に容赦なく遊撃〜絨毯爆撃してくるヘイズ(ds)の、中々ゲリラティックな渾身アタック!、も絶えず頼もしげに際立つ中で、フロントに入れ代わり現れる銘々の、剛健武骨なパッションがハジけるような、そしてまたこってり芳醇なコクをも滲ませつつのソロ奮戦が、実にエキサイティング&テイスティーに、スケールもデカくおおらかな大豊作ぶりを呈して壮快だ。クック(ts)の、バップ・テナーの伝統をしっかりと汲んだスモーキー・グルーヴィーで渋いウマみたっぷりの結構しみじみした醸熟ブロウと、よりモード色濃く武闘的で荒々しい獰猛性や野性味を露わにした大暴れの吠えっぷり、とをさりげなく的確に使い分けたドラマティックな活躍が、とりわけ傑出した懐深い魅力を悠々揮いきっており、また、ショウ(tp)の、甘さを抑えたビター・スパイシーで凛としたキレ味鋭い立ち働きや、マシューズ(p)の漆黒ソウル溢れる吟醸的美味さを湛えつつ、同時に疾走感にも富んだパッショネートな突撃驀進、といった辺りもそれぞれ鮮麗・清新に独自の妙味を放って、道程は巧まず非常に密度の高い、全くアザやかな仕上がりとなっている。

LP 1
Side A:
1. All The Things You Are (22:46) [SideA]

Side B:
1. When Sunny Gets Blue (12:34) [SideB]
2. Ichi-Ban (18:20) [SideB]

LP 2
Side C:
1. Moontrane (19:09) [SideC]
2. Pannonica (11:29) [SideC]

Side D:
1. Moment To Moment (17:36) [SideD]
2. Four For Nothing (13.06) [SideD]

Woody Shaw (trumpet on LP1-Side A-#1, LP1-Side B-#2, LP2-Side C-#1 only)
Junior Cook (tenor saxophone)
Ronnie Mathews (piano)
Stafford James (bass)
Louis Hayes (drums)

1976年3月11日(旧西)ドイツ-ハンブルクのOnkel Pö's Carnegie Hallでのライヴ録音

レーベル:Jazzline

御予約商品
2枚組LP

入荷予定時期 : 2019年1月中旬〜下旬 受注締切 :2018年12月18日
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。

商品情報

JAZZLINE

ウディ・ショウを迎えたルイス・ヘイズ- ジュニア・クインテット1976年3月ハンブルグ録音!
“Moonstone" 他『Ichiban』に収録される楽曲も披露した激熱ライヴ

「When Sunny gets Blue」,「 Moment to moment」,「For Nothing」のこのグループによる演奏記録は本録音のみ

★ホレス・シルヴァーやキャノンボール・アダレイのグループでの素晴らしいプレイぶりで名を上げたルイス・ヘイズは、その後キャノンボール・アダレイ・バンドの同僚だったサム・ジョーンズと共にオスカー・ピーターソン・トリオのメンバーとなって活躍を続け、60 年代末以降はフレディ・ハバードなどの下でプレイした後にリーダーとしての活動を次第に増やしていきました。そして70年代後半にはウディ・ショウと双頭グループを結成し、76年3月にはヨーロッパを訪れます。そのツアーでのプレイぶりはこれまでHighNote 盤『The Tour, Vol.1』、『同,Vol.2』で聴くことができましたが、今回Jazzline から“Onkel Pö's Carnegie Hall”シリーズのひとつとしてリリースされたこの2 枚組CD には、このツアー中、3 月11 日にハンブルグの同クラブで行ったパフォーマンスが7 曲収められています。

★冒頭の「All The Things You Are」だけはHighNote の『The Tour, Vol.2』でも聴くことができましたが、残る6曲はこれが初登場。ニューヨークに戻って5 月に録音する名盤『Ichi-Ban』収録の3曲(「Ichi-Ban」、「Moontrane」、「Pannonica」)をすでに演奏していたという貴重な記録となっていることはもちろん、このグループによる「When Sunny gets Blue」、「Moment to moment」、「For Nothing」の演奏はここでしか聴くことができません。

★いずれの曲でもリーダーふたりは緊張感に満ちたプレイを繰り広げていますが、残るジュニア・クック、ロニー・マシューズ、スタッフォ-ド・ジェイムズの3 人もそれぞれのベストを尽くして存在感を発揮しています。モーダルな「Moontrane」やモンクの「Pannonica」なども圧巻の演奏ですが、クックをフィーチュアしたバラード「When Sunny gets Blue」のしっとりとした味わいもたまりません。 (新譜案内より)
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