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研ぎ澄まされた旋律美と圧倒的な力学性がガッチリ掛け合わされた90年代の超充実未発表ライヴ!!! CD FRED HERSCH フレッド・ハーシュ / TRIO '97 @ THE VILLAGE VANGUARD トリオ '97 アット・ヴィレッジ・ヴァンガード +1 [KKE 9003]

販売価格: 2,280円(税込)

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★復調後も益々円熟した精力的快進撃を続けている当代抒情派ピアノの筆頭名手:フレッド・ハーシュ(1955年オハイオ州シンシナティ生まれ)の、本盤は、これが名門クラブ:ヴィレッジ・ヴァンガード(NYC)への初めての出演となったという、当時のレギュラー・トリオ(withドリュー・グレス-b&トム・レイニー-ds)による1997年7月18日の公演の模様を捉えた未発表ライヴ音源の初ディスク化、=米Palmetto原盤作品にこの日本盤のみボーナス・トラック1曲を加えたスペシャル仕様。

★端正できめ濃やか、それでいて歯切れよく打鍵の強い、前のめりの勢いを感じさせるところも多々ある表情豊かな美麗タッチのピアノが、繊細でテンダーな詩的ロマンティシズムやエレガンスと、圧倒的にパワフルで敏捷なダイナミズム〜力学性、とを各々目一杯のヴォリュームでガッチリ掛け合わせた風な、ハーシュ一流のメロディック・アクション!とも云うべき滑脱プレイを実にイキイキと、流暢に紡いで生鮮度バツグンの華を成し、一触即発の起爆性を孕みつつ機略遊撃的に絡んでくるインタープレイ指向なベース&ドラムの攻勢も、常に的確にスリルとグルーヴそして旨味をしっかりと高めて頼もしい魅力を際立たせた、奥深い浪漫と烈々なストロングネスを瑞々しい昂揚感とともに満喫できる、気力・意気も充実しきった出色の会心打内容。

★歌心や詩情、耽美傾向と迫真白熱の大立ち回り趣向がごく自然に、細かにドッキングした、三者一丸となって清新なパッションをみなぎらせつつ驀進する、精悍軒昂にしてマイルド・ポエティックでもある疾風迅雷の超アクティヴ抒情派快演、が誠にポジティヴに、嬉々として展開され、ハーシュ(p)の、センシティヴでニュアンスに富み、それでいて明るく晴朗な開放感やストレートですがすがしいエモーションも一杯のアドリブ奮戦が、ひたすらスッキリ&スカッとした絶好調の冴え・練達ぶりを呈して、全く爽やかだ。

→エヴァンスの流れを正統に汲みながら、現代(90年代)流の味つけや細密な入り組み具合、或いはよりクールな半内省テイスト、なども自ずと加えられたその、しっとり甘美でいて時にはニガくハード・スリリングであり、またある時はこってりダウン・トゥ・アースな醸熟のブルージー・ソウルを全開させたりもする、ハーシュ独自の典雅かつ縦横無尽な哀愁漂う語り口の妙が、一本太い芯の通ったブレのない、鮮やかな熟成を、キレを示していて見事。何げによく唄うグレス(b)の温かな活躍も光る。

1. Easy To Love (Porter) 9:50
2. My Funny Valentine (Rodgers) 10:06
3. Three Little Words (Kalmar / Ruby) 6:00
4. Evanessence (Hersch) 5:47
5. Andrew John (Gress) 7:36
6. I Wish I Knew (Warren) 5:48
7. Swamp Thang (Hersch) 5:44
8. You Don't Know What Love Is (Raye / DePaul) 7:28

<日本盤ボーナストラック>
9. The Nearness Of You (Carmichael / Washington) 9:43

Fred Hersch (piano)
Drew Gress (bass)
Tom Rainey (drums)

1997年7月18日ヴィレッジ・ヴァンガード(ニューヨークシティ)でのライヴ録音

レーベル:King International (Palmetto原盤)

Fred Hersch関連作品一覧

在庫有り
国内盤CD

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Kinginternational

ピアノの詩人フレッド・ハーシュ97 年ヴァンガード・ライヴ、作品化!
人生を変えた週と呼ぶ自己のトリオでの初のヴァンガード出演

伝統に立脚しながら一瞬にかける瞬間芸術と、美しい世界観・・・
91 年に活動を開始したワーキング・グループによる演奏!
現在につながるキャリアの決定的なマイルストーン!!
〜日本盤ボーナストラック付/ 究極のバラード演奏The Nearness of You〜

★現代を代表する屈指のピアニスト、フレッド・ハーシュが、自己のグループで初めてヴィレッジ・ヴァンガードに出演した1997 年の記念すべき演奏の作品化!!!

★ジャズ・ミュージシャンにとって“ヴィレッジ・ヴァンガード”は唯一無二の憧れの場所。1935 年にオープンして以来、同じ場所に立ち続け、そのステージは、ジャズの歴史をつくってきた数々のアーティストたちが名演を繰り広げ、名盤となる作品を残してきた場所。フレッ
ド・ハーシュはそこを“ジャズのカーネギー・ホール”ともよび、ジョー・ヘンダーソン、アート・ファーマー、チャーリー・ヘイデンといったアーティストのサイドマンとして出演した時から、強い感動を覚えてきたとのことです。しかし、それだけに、リーダーとしては中途半端な形での出演は出来ず、実際、依頼を受けながらも自分のワーキング・グループで満足でき
るまで出演を保留したのだそうです。つまり、本ライヴは、フレッド・ハーシュが納得の時を迎え、ヴァンガードに自らのバンドで万全を期して臨んだライヴ。結果、フレッド・ハーシュ曰く“自分の人生を変えた週の演奏”とまでに、今振り返っています。

★自分が出来る限り完璧な状況を望みたかった、ということのもとに、出演当日、ヴァンガードに自ら選んだスタインウェイのピアノを運び込んだフレッド・ハーシュは、91 年に結成して以来、7 年を迎えたレギュラー・グループと共に、すばらしい演奏をみせています。

★80年代のキャリア初期から、伝統に立脚しながら、その一瞬にかける瞬間芸術の極みといえる演奏の美しい世界観は一貫として、演奏はどれも特別な瞬間をはらんだもの。リズム・チェンジなども決まるソロ・パフォーマンスに、7年間活動したトリオだからこその年輪を感じさせるオープニング・トラック。明暗のコントラストから物憂さとセンチメンタリズムが交錯するイントロをもって、スタンダード曲に新たな命が吹き込まれる“マイ・ファニー・ヴァレンタイン”、それらを筆頭に、スウィングするリズムに4 ビートの快活な演奏あり、深い叙情をもったバラード演奏の美しさあり。またピアニシッモの響きと、凛としたタッチで豊かなニュアンスをもって描き出す“I wish I Knew”の響きなど、無類の美しさがあり、7 曲目のオ
リジナルは、トラッド色濃くブルーズがあふれるアプローチで、歴史へのリスペクトも感じさせます。

★そして日本盤は特別にボーナス・トラックとして、究極のバラード・ナンバー“The Nearness of You”を収録!!オリジナルの最終トラック“You Don't Know What Love Is”の力強いアップテンポの演奏と、絶妙なコントラストを見せるこのトラックによって、日本盤は、深い余韻が残り、さながら、コンサートのアンコールを聴いたような構成も実現しました。

★記念すべき音源の初作品化。ファンの方はもちろん、ピアノを愛する方に広く聴いていただきたい作品です。

ボーナストラック“ニアネス・オブ・ユー” は、究極のバラード演奏!!
美的世界あふれる余韻を残すこの演奏はボーナス・トラックの域を越え、必聴です!
(新譜案内より)

最近になって記録された音源をきいて、すばらしいサウンド、そしてハイレベルの演奏に驚いた。そして、この特別な日のベスト・トラックを届けられたらと思った。そう、私の人生が一変したこの時の演奏を・・・(フレッド・ハーシュ オリジナル・ライナーから抜粋、意訳)
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