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熟成された芳醇な旨味と圧倒的ダイナミズムが交差する現代ハード・バップの真骨頂名演! CD ERIC ALEXANDER エリック・アレクサンダー / SONG OF NO REGRETS [HCD 7311]

販売価格: 2,180円(税込)

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★揺るぎない絶好調ぶりが続く王道ハード・バップ・テナーの大人気横綱:エリック・アレクサンダー(1968年イリノイ州ゲイルスバーグ生まれ)の、今回は、パーカッション入りのクインテットを基本に、冒頭2曲ではジョン・ファディス(tp)もゲストに迎えての一編。
★安定律動性も抜群にノリノリでスイングするリズム隊の強壮なるサポート、に頼もしく支えられ、煽られながら、締まりと弾性が絶妙に合わさった味わいあるトーンのテナーが、ドライヴ感満点にひたすら威勢よく渦巻きウェイヴを描き、溌剌とエモーションを活写して誠に清々しい華を成してゆく、理屈抜きの爽快な昂揚感と旨味が満喫できる会心打内容。
★パーカッションが加わることにより、南国的かつスピリチュアルなグルーヴ感も按配よく醸成されつつ、硬派王道でいて歌心に満ち溢れた真っ向勝負の人情娯楽派ハード・バップ大会!、が実に楽しげに展開され、アレクサンダー(ts)の、中々熱っぽく勇猛剛健であり、それでいて絶えず悠然と構えた風な余裕っぽさや優しい温もりも感じさせる、さすが何げに熟練した懐の深い語り口が、超芳醇な魅力を放ってゴキゲンだ。
→ある時は抑えを利かせて渋くハードボイルドに哀愁ロマンを映し、ある時は荒れ狂う怒濤の如くアグレッシヴな大咆哮を炸裂させ、またある時は結構黒っぽいアーシーさを湛えたファンク・グルーヴ調のイナセなリズミカル節を歌って、と、一貫して肩肘張らない自然体調子を保ちながらも振り幅大きく滑脱に、ドラマティックな闊歩邁進に嬉々として興じるその雄姿は、胸のすくような晴れやかな快感とコク旨さに溢れており、一方、スクエアー&ファンキーに凛然と立ち働くヘイゼルタイン(p)や、パンチを利かせてエネルギッシュにブロウをカマせるファディス(tp)、らの助演もバッチリ鮮麗に光っている。

1. But Here's The Thing (D. Hazeltine)
2. These Three Words (S. Wonder)
3. Grinder (E. Alexander)
4. Corazón Perdido (E. Alexander)
5. Mas Que Nada (J. Ben)
6. Boom Zoom (L. Alexander)
7. Song Of No Regrets (S. Mendes / L. Hall)
8. Cede's Shack (J. Farnsworth)
9. Up, Up And Away (J. Webb)

Eric Alexander (tenor saxophone) (organ on 2)
David Hazeltine (piano)
John Webber (bass)
Joe Farnsworth (drums)
Alex Diaz (percussion)

with special guest:
Jon Faddis (trumpet on 1,2)

2017年6月12日録音
アメリカ作品

レーベル:HighNote

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CD

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High Note

★不動の人気を誇るテナー、エリック・アレキサンダーの新作!
パーカッションが加わり、全編ラテン・テイストな内容。スティーヴィー・ワンダーやセルジオ・メンデスのナンバー、また、ブラジルの名曲マシュ・ケ・ナダまで!!
ベテラン・トランペッター、ジョン・ファディスがゲスト参加!

◆不動の人気を誇るテナー・サックス奏者、エリック・アレキサンダーの新作!リーダーではハロルド・メイバーンの参加が多かったが、今回のピアノはデヴィッド・ヘイゼルタイン。ジョン・ウェーバー(b)、ジョー・ファンズワース(ds) はおなじみのメンツで、この4 人を含む3 管セクステット“ONE FORALL”としても活動しており、気心の知れた間柄である。今回はそこに、ベテラン・トランペッター、ジョン・ファディスが2曲ゲスト参加!また、パーカッショニスト、アレックス・ディアスにも注目だ。

◆例によってストレート・アヘッドなサウンドだが、スウィングは1 曲のみ。パーカッションが活躍する、ラテンやファンク・ビートが中心となっているのが今作の特徴だ。

◆オープニングはヘイゼルタインのオリジナル。マンボ調のナンバーで、2 管の力強いアンサンブルに、ラテン・パーカッションがよく効いている。アレキサンダーの豪快なブロウに続き、ジョン・ファディスのソロはハイノート炸裂!2 曲目はスティーヴィー・ワンダーの“These Three Words”で、ファディスはミュートを付け、メロウに歌い上げる。この曲ではアレキサンダーがサックスに加えオルガンも弾く。7 曲目のタイトル曲はセルジオ・メンデス&ブラジル'66 の曲で、ムーディーなサックス、ラテン・パーカッションに加え、ウィンドチャイムの使いどころが何ともオシャレ。また、ジョルジ・ベンの名曲で、セルジオ・メンデスの演奏によって、全世界的にも知られることになった名曲“マシュ・ケ・ナダ”を小細工なしでストレートに演奏する潔さがアレキサンダーらしい。そして本作唯一のスウィング・チューン、8 曲目“Cede's Shack”は、ド直球のジャズ・ブルース!リズムはひたすらスウィンギーに、アレキサンダーはひたすら力強く吹きまくる、熱演!また、ファンク・ビートの6曲目や、ジャズではソニー・クリスのテイクで知られるジミー・ウェッブの“Up, Up and Away” もいい。

◆2017年8月8日、エリックの父、リチャード・ウェルズ・アレキサンダーが亡くなった。ライナーには父への想いが綴られており、作品への直接的な影響は記されていないが、父への愛が込められた、優しさに包まれた作品になったように感じられる。(新譜案内より)
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