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チェスナットのファンキー・プレイも冴えた、流麗瀟洒でドラマティックな小唄世界! CD CHIARA PANCALDI キアラ・パンカルディ / I WALK A LITTLE FASTER [CR 73409]

販売価格: 2,200円~2,570円(税込)

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★イタリア・シーンで活躍する女性歌手:キアラ・パンカルディ(1982年イタリアのボローニャ生まれ)の、サイラス・チェスナット(p)以下NYの精鋭トリオと組んだ一編。
●艶や潤いに富みながら芯はしっかりと据わった、適度な厚みを呈する中音域の透徹ヴォイスによる、優しく情感濃やかでいて、ジャズらしいグルーヴ感やブルージーな旨味も自然に醸成される、メリハリ充分の端正なドラマティック演唱が、フレッシュ&テイスティーに清々しい華を成した好演内容。チェスナットのこってりコクの利いたソウルフルなプレイ、も全編に渡って頼もしい存在感を揮いつつ、バック陣の極めてストレートアヘッドな「寛ぎハード・バップ」演奏が骨太く旨口に際立った、何ともイキな、歯切れのいい道程が展開され、迫真のインストと堂々と渡り合うパンカルディの、中々スケールの大きな、それでいて繊細で瀟洒なウィットっぽさも感じさせる語り口の妙が、実に爽やかかつ確固たる魅力を放ってゆく。→メロディーの美や情緒性を大切にした、リリカル指向(言霊派?)の柔和なアプローチを基調としながら、その声鳴にさりげなく抑揚をつけてジャズィなノリ〜躍動感を体現したり(一部ではスキャット技も活用)、ブルース的な小節を絶妙に滑り込ませたり、などの本格派寄りなワザも発揮して、グルーヴィーな吟醸味を表出、しかしながら、全体を通じて、「伝統的なジャズ小唄の世界」然とした、洒脱で趣味よくリラクシンな軽妙さ、にスッキリ収束させてゆく、という、その流麗なストーリーテリングは、熟成感溢れる演奏とも相まって、誠に瑞々しい「小粋な花形」ぶりを見せている。

1. Wouldn't It Be Loverly (4:27)
2. Show Me (4:51)
3. Wild Is The Wind (5:51)
4. Crazy He Calls Me (5:02)
5. I Walk A Little Faster (6:03)
6. I Cried For You (3:34)
7. Don't Be On The Outside (4:05)
8. Get Out Of Town (5:28)
9. A Flower Is A Lovesomething (5:58)

Chiara Pancaldi(vocal)
Cyrus Chestnut(piano)
John Webber(bass except 3,7)
Joe Farnsworth(drums except 3,7)

2013年10月23日ニュージャージー州ParamusのTedesco Studio録音

レーベル:Challenge

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◎日本語帯、解説付
解説 : 寺島靖国、ジェレミー・ペルト(オリジナル・ライナーノーツ翻訳)

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CHALLENGE

注目の美麗女性ジャズ・シンガー、キアラ・バンカルディ!サイラス・チェスナットらUSジャズの好サポートを受けて充実のスタンダード・ヴォーカル・アルバムを完成!!!

★イタリア注目の若手ジャズ・シンガー、キアラ・パンカルディのセカンド・アルバムが登場。スタンダード・ナンバーのみで、現在伸び盛りのキアラの美麗なヴォーカルをたっぷり堪能できる好アルバムに仕上がっております。

★注目はバックを固めるバンド・メンバー。彼女の才能を初期から認め、2013 年、NY のジャズアットリンカーンセンター(ディジーズ・クラブ・コカコーラ)でのライヴに招いたアメリカのソウルフルな人気ジャズピアニスト、サイラス・チェスナットを中心に、ジョニー・グリフィン、エリック・アレキサンダーら幾多の有名アーティストと共演をしているベーシスト、ジョン・ウェバー、同じく、エリック・アレキサンダー・カルテットのメンバーであり、引っ張りだこのドラマー、ジョー・ファンズワースという申し分ないメンツ。それもそのはず、本作のアーティスティック・プロデューサーと、ライナーノーツも執筆しているのは、サイラスと共に、彼女の才能に惚れ込んだ、気鋭のトランぺッター、ジェレミー・ペルトである。

★クラシックからジャズ、ブラジリアンまで音楽をこよなく愛するキアラが本作で取り上げているのは、全てスタンダード。マイ・フェア・レディ名曲(1、2)、ニナ・シモンやデヴィッド・ボウイも取り上げた(3)、ビリー・ホリデイやダイナ・ワシン
トンも歌った(4)、アルバム・タイトルにもなっている(5) は、ブロッサム・ディアリーらの歌唱でも知られるナンバー。キアラは、心を込めてしっとりと歌い上げている。

★ピュアで明るい色彩ながら憂いもある魅力的なヴォーカル。注目のシンガーです!
(新譜案内より)
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