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多彩で芳醇な、密度の高い劇的リリシズム世界 CD NIKOLAJ HESS ニコライ・ヘス / EDITED エディテッド [DDCJ 4015]

販売価格: 2,700円(税込)

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★Music MeccaやStunt等よりの作品群に好評を集めてきた、母国デンマークと米ニューヨークのダブル拠点態勢でグローバルに活躍している多才な個性派ピアニスト:ニコライ・ヘス(1967年デンマーク生まれ)(リッチー・バイラークやダニーロ・ペレスらに師事)。

★本盤は、近作4タイトル、→その1は、ヘスが伴奏者、プロデューサーとして参画した女性歌手:エタ・キャメロン名義の2009年録音作「Etta」、その2は、NYトリオによる2012年ブルックリン録音の「Trio」、その3は、オランダ出身のテナーサックス奏者:マーク・モマースらとのNY企画コンボによる2009年制作の「Global Motion」、その4は、A・クリステンセン&M・ヘスとの3人組ユニット:Spacelabによる最新作「Spacelab」、以上の4作品から各々数曲(1〜4曲)ずつをピックアップ収録した、日本制作の編集物。

★「Etta」では、陰影深くも抑制ある、温もりとコクに満ちた端正な歌声による、繊細で優しい、包容力溢れるスピリチュアルな抒情派演唱と、折り目正しく歯切れのいい艶やかなピアノ以下、インスト陣のヨーロピアン耽美派っぽいセンシティヴなメロディアス演奏、とが濃やかに噛み合って、実に奥行きの豊かな感動的世界をしっとりと描き出している。
★「Trio」では、デリケートでいて力強い骨太感ある美麗タッチのピアノが、ある時はロマンティックに、ある時はダイナミックにイキイキと詩情を歌い、機動力抜群のドラム&ベースと微細に呼応して、瑞々しくもスリルに富んだ誠に味わい深い物語風の道程を形成。
★「Global Motion」は、ピアノ、サックス、ギターらの気合の入った味わい濃厚なプレイがドラマティックに見せ場を繋いでゆく、コンテンポラリーでちょっとフォーキーなコンポジション集。躍動感に溢れたストレートアヘッドなピアノの疾駆ぶりや、牧歌的でおおらかなサックスの力強い遊泳ワザなど、おいしさ多彩なソロ・コーナーが極めて充実している。
★そして「Spacelab」は、落ち着いた端麗優美なピアノと、ワイルドなダイナミズムを孕んだベース&ドラムがコントラスト鮮やかに融け合う、深遠な哀愁に満ちた半瞑想的浪漫世界。といった具合で、バラエティーに富んだリリカル名演がたっぷり楽しめる、非常に密度の高い逸品。

1. この素晴らしき世界 7:06
2. ソーシャル・クラブ 4:38
3. メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ 5:03
4. ゴッド・プレス・ザ・チャイルド 3:53
5. アフリカン・ツリーズ 10:38
6. フェロー・アイランド 8:20
7. ザ・ヴィレッジ 9:51
8. サマー・タイム 4:33
9. ユーヴ・チェンジド 5:13
10. ニュー & ゴーン 4:58
11. 心よ静まれ、太陽が沈む 4:03

Nikolaj Hess(p) with

#1,#4,#8,#9:"Etta"
Etta Cameron エタ・キャメロン(vo)
Palle Mikkelborg パレ・ミッケルボルグ(tp)
Jens Sondergaard イェンス・ソンダゴー(sax,cl)
K1avs Hovman クラウス・ホフマン(b)
Marilyn Mazur マリリン・マズール(ds,per)
2009年5月デンマーク-コペンハーゲンのSun Studio録音

#2,#3,#11:"Trio"
Tony Scherr トニー・シェール(b)
Kenny Wollesen ケニー・ウールセン(ds)
2012年5月NYブルックリンのSystems Two録音

#5,#6,#7:"Global Motiom"
Marc Mommaas マーク・モマース(ts)
John Hebert ジョン・ハバート(b)
Tony Morenoトニー・モレノ(ds)
Ben Monder ベン・モンダー(g on 5,6)
Jeff Ballard ジェフ・バラード(per on 7)
NYブルックリンのSystems Two録音(2009年作品)

#10:"Spacelab"
Anders Christensen アンダース・クリステンセン(b)
Mikkel Hess ミケル・ヘス(ds)
2014年作品

レーベル:Cloud

※デンマーク音楽大賞2014ベストアルバム賞受賞!!

在庫
国内制作デジパック仕様CD

商品情報

CLOUD

★デンマークの異才ピアニスト、ニコライ・ヘス。初来日にあわせ初の国内盤が登場!

●エタ・キャメロンのソウルフルな声、マーク・モマースの咆哮するサックス、降り注ぐニコライ・ヘスのピアノ。ヘス音楽の持つ北欧のリリシズムに焦点を合わせ、NY、アフリカンがプリズマティックに展開するコンピレーションアルバム『Edited』がリリース。

NYと北欧デンマークを行き来し、NYでクリス・チーク、クリスチャン・マクブライド、ベン.モンダー、アリ.ホーニグ等と多くの共演を重ねてきたデンマークの新世代ピアニスト、ニコライ・ヘス。近作4枚のアルバムから「この素晴らしき世界」、ボブ・デイランの「メイク・ユー・フイール・マイ・ラブ」、美しいオリジナル曲「フェロー・アイランド」など日本未発売曲を含む11タイトルを収録した日本制作コンピレーション盤登場。参加アーティストにエタ・キャメロン(vo)、ベン.モンダー(g)、マーク.モマース(sax)、マリリン・マズール(per)などが名を連ねる。輸入盤市場Stunt盤などですでに高い評価を得ているニコライ・ヘスの持つノルデツクのリリカルな世界に焦点を置き、同時にヘスが大きな影響を受けたアフリカ音楽やボブ・ディラン、民族音楽まで。現在のヘス音楽のすべてが一枚の中で堪能できるコンピレーション盤。(メーカーインフォより)

↓杉田宏樹氏のライナーから抜粋
今回リリースされる本アルバム「エデイテッド」は、ニコライ・ヘスを日本に紹介するために編纂されたコンピレーション作だ。近年の4タイトルから、選りすぐりであり、入門編として親切な股計となっている。特箪すべきは最含の4曲がエタ・キャメロンの「Etta」からの選曲であること。2009年6月録モの同作のクレジットは「Etta Cameron And Nikolai Hess With Friends」でヘスはピアニスト、プロデューサーとして参画。二人はデュオ、トリオからオーケストラ編成まで、20年間コラポしてきた間柄だったが、翌2010年3月エタが70歳で永眠したことにより遺作となった。
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