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単純明快で簡潔かつ密度濃い、スマート&テイスティーな醸熟ハード・バップ! CD LOUIS HAYES ルイス・ヘイズ / RETURN OF THE JAZZ COMMUNICATORS [SSR 1406]

販売価格: 2,260円(税込)

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歳を重ねて益々清新な快進撃ぶりを見せるモダン・ドラムの大御所:ルイス・ヘイズ(1937年ミシガン州デトロイト生まれ)の、クインテット(The Jazz Communicators)によるSmoke(NY)でのライヴ編。何げにニュアンスも濃やかな、端正で歯切れのいいスイング感を醸成するドラムの闊達ワザ、にしっかりと支えられながら、テナー、ヴァイブ、ピアノらの明朗でスタイリッシュなメロディック・プレイが、実に爽やかに見せ場を繋いでゆく、フレッシュで中々センスのいい美味内容。歌心満点で一定の品格やリラクゼーションを底流させた抒情的なハード・バップ快演が、和気あいあいげにノリよく紡がれてゆき、各人の、単純明解で簡潔な、さりげなく高密度にまとめられたソロ奮戦が、カラフル&デリシャスに清々しい豊作ぶりを見せる。バートン(ts)の、マイルド・ファンキーな吟醸味とモーダルなダイナミズムが絶妙に掛け合わされた、ワンポイントの余裕を感じさせるドライヴィング・ブロウ!、が何とも懐深げで渋旨な華を成している他、ネルソン(vib)の、クールな音響でしかし結構ソウルフルにたたみかけてゆくような濃い口ワザや、ブライアント(p)の、キリッと引き締まった硬質スクエアー感あるちょっとストイックな直球バピッシュ(orモーダル)・プレイ、も風格堂々の追い上げ様を示して好インパクト。伸びやかでいて程好い制御力を伴った、完成度の高いさすがの逸品。

1. Soul-Leo
2. Shape Shifting
3. Lush Life
4. Groovin' For Nat
5. It's To You
6. Without A Song
7. Simple Pleasures
8. Vagabond Ron
9. Portrait Of Jennie
10. Lou's Idea
11. Village Greene

Abraham Burton(tenor sax except 3)
Steve Nelson(vibraphone except 9)
David Bryant(piano)
Dezron Douglas(bass)
Louis Hayes(drums)

2013年11月16日ニューヨークのSmoke Jazz Clubでのライヴ録音

レーベル:Smoke Sessions

レーベル(Smoke Sessions Records)のHP(試聴あり)へ

在庫有り

直輸入盤・帯ライナー付き国内仕様CD

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SMOKE SESSIONS

★溢れんばかりのブルース・フィーリングとスウィング感。親しみやすいテーマ・メロディと、楽器で歌っているかのようなアドリブ。ハード・バップ黄金時代の熱気が現代のニューヨークに舞い降りてきたかのようだ。キャリア60年の重鎮ドラマー、ルイス・ヘイズが年下の実力者たちと組んだ堂々たる最新作である。(中略)
●新ジャズ・コミュニケイターズは一種のジェネレーション・バンドといえる。80年代にミルト・ジャクソン系のヴィブラフォン奏者として登場したスティーヴ・ネルソン、90年代にジャッキー・マクリーンのお墨付きでアルト・サックス奏者としてデビューしたものの今はテナーに重きを置いているエイブラハム・バートンは、もうベテランと呼ぶべきキャリアの持ち主だ。ピアノのデヴィッド・ブライアント、ベースのデズロン・ダグラスは今世紀に頭角を現した逸材。両者とも50〜60年代のモダン・ジャズへの憧れや愛情をぶちまけるようなプレイでファンの胸を熱くさせる。ヘイズは例によって前面に出ることなく、背後で小気味良いビートを打ち出してはソリストを鼓舞する。クローズド・ハイハットを叩いてアクセントを入れる昔からの特徴(これを把握しておけば、他のドラマーと聴き間違うことはないはず)も「ルーズ・アイディア」で健在だ。収録は2013年11月16日、ニューヨークのジャズ・クラブ「スモーク」にて。この年、相次いで亡くなったふたりのピアニスト、マルグリュー・ミラーとシダー・ウォルトンの書き遺したナンバーも取りあげられている。 (原田和典氏/ライナーより抜粋)
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